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北海道の全停電について
昨日の地震で北海道全体が停電しているそうです。 3.11以降、電力システム改革が進められていますが、 1.今回の北海道全停電は電力システム改革は影響しているのでしょうか 2.設備投資など、お金をかけることでブラックアウトは回避できたのでしょうか 今まで、ある電力会社管内で全停電とかきいたことなく、調べても出てこなかったのですが、 3.今回初めてでしょうか 4.北海道電力にはペナルティ(行政罰等)あるのでしょうか その他、電力業界は今後どのようになっていくと思われますか。 大学3年工学部で、電力業界も就職歳の一つに考えているのですが、ご助言お願いします。
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1)影響しているとは思いません。 2)設備よりも運用で回避出来たと思います。 3)今回のケースは初めてだそうです。 4)ありません。 TVやネットニュースで得られた情報を総合すると、 ●火力発電所で賄われていた電力が、地震により半減。 ●電力不足で電源周波数に異常が発生し、発電機保護の為に自動停止。 ●通信ネットワークで制御したかったが、それも出来ずダウンした。 ●全電力喪失、原発は非常用電源で燃料棒を冷却継続し、安全性は担保されていた。 ●稼働停止中の原発があり、これが稼働していれば防げた事故であると報道されている。 (今回は福島と逆の現象が発生した。) ☆今後の予定 発電機を順次稼働し、電力を復旧させていく。 問題は、原子力発電でのベース電源が無かった事で、一極集中した事が敗因と言える。 発電システムは、エネルギー源により、メンテナンスの必要な期間が違う。 車で言えば車検に相当するもの。 これが、原子力は一番長く、火力や水力はそれより短い。 また、原子力発電所を建設する際に、原子力以外の発電方法で同じ電力の保証をしなければならない。 つまり、原子力100万kwなら、火力か水力で100万kwのバックアップを作らなければなりません。 東日本大震災後に日本の原子力発電全てが停止しても日常生活に支障が出なかったのは、バックアップ電源で電力の保証を受けていたから、問題が無かった。 原発嫌いの人達は、国のそういうエネルギー政策とバックアップを許可条件に加えていた先見の明を全く考えていない。 また、再生エネルギーを声高に言う人も多くいるようだが、あれは安定供給されているところに混ぜ込んでいるだけで、実はそんなに役に立たないし、一番不安定な発電システムだ。 これから考えるなら『蓄電システム』ですね。 (すでに販売されているが・・) 新しいローコスト、低メンテナンス性の発電システムが出来れば、喜ばれますね。
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- mimazoku_2
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>でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、と思います。 おっしゃる通りですが《周波数が変動》、と言うのがミソ。 電源周波数がズレると、『同期不能』となり、発電機へ電気が逆流したりします。 言い替えれば、10人縄跳びなんかだと、全員が同じタイミングに合わせないと飛べませんよね。 交流ではそれが必須なんです。 だからこそ、発電機保護で運転停止に至り、結果的にブラックアウトしたのです。 だから、安定供給したかったが、一旦停止状態になると、『同期合わせ』が必要になるのと、発電量が勝たなければ過電流でまたもやダウンします。 今は時計で『電源周波数同期』なんてのはほぼ見掛けませんが昔は多かった。 この時計の問題は電源周波数に連動しているので、時計の精度=周波数の精度なんです。 昔はよくズレたもんです。
- toiawasedesuyo
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58歳 男性 北海道電力には主要発電設備が1カ所しか無いと言うのは驚きでした ただ新しい発電所の計画中で稼働来年とか 電力業界は 発電 変電 配電 保守を行っていますが、今後は細分化されるとの 話しもあります 発電は太陽光、ゴミ、糞尿、地熱、波力、水力、火力、などがありますが 送電網は電力設備を使うしかありません 今後は配電設備のメンテナンス(地中化)が進むと思います 電柱が倒れたら送電出来ません
- tarou1916
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3.一電力会社館内全停電は確かに今回が初めてですね。しかし、これに近い規模の停電事故は過去に発生しています。またアメリカでも。
お礼
回答有難うございます。 本州でも、北陸電力や中国電力とかでもありうることなのかな、と思います。 でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、と思います。
- g27anato
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1、「電力システム」 …改革については疑問符です。 改悪の結果と思われる現象が起こってますから。 3箇所同時システムダウンは仕方ないとしても、復旧に時間を要すると思われるのは全体の半分を賄うとされる1箇所のみです。 それが全力を尽くしても未だに停電解消は全体の1/3だそうです。 道外からの融通送電を加えると、時間経過とともに半分以上は復旧出来てる計算なのですが…。 2、「設備投資」 全国的な電気料金の値上げは北海道とて例外ではありません。 特別な設備投資が行われた話は聞いてません。 (道内の各発電所から電気を一カ所に集めて、そこから全道各地に再送電という)集配電の一本化という話は耳にしました。 …個人的には、このようなシステム改革が全道一斉という悲劇的なライフラインの遮断を招いていると感じます。 そこに設備投資を集中していたのならブラックアウトを避けるどころか、値上げは必要として全道民から金を集めブラックアウトを招くべく改悪に投資していたと言えるのではないでしょうか。 3、「初めて」 …今回のような事態は記憶にありません。 まさか北海道電力自身が大地震多発地帯で、長期的全道的一斉停電を招く最悪のシステムを構築していたとは…それこそ想定外の事態です。 4、「ペナルティ」 …公的企業ですから、支援が優先されるでしょう。 たとえ表向きのペナルティがあったとしても、支援を超えるペナルティが有るとは到底考えられません。 …今回地震が起きた場所は昔から大地震が発生していて震度7程度は想定の範囲内となる地域です。 北海道は面積が広大で本州との連絡も海を隔てているので簡単ではなく、 当該地域の発電システムダウンは想定内の事態であり、「集中」ではなく「分散」して他地域間の補完システムが絶対必要な地域です。 北海道民の全てが分散システムが当然構築されてると思い込んでいた筈です。 それが集中システムに移行していたとは、それこそ想定外だったのではないでしょうか。 北海道は各地に水力発電所が有ります。 昔は水力発電所から地域ごとに送電されるシステムでした。 今回は各地で発電できていても該当地域は1週間の停電を強いられる事態となってます。 言い方は悪いかもしれませんが、各地の電力を道央圏が横取りするシステムのようです。 実際の地震による被災地は限られていて北海道全域ではありません。 地震で被災しなかった地域がライフラインの停止という、広域であるがゆえに大災害と同じ孤立状態を強いられる事態となってます。 道央圏以外の経済は完全に機能マヒを起こしています。 地震では被害のなかった多くの北海道民が、ライフラインの遮断という実質的な被災者となってます。 …工学部ということなので、工学的見地から広域的なシステム構築の参考に出来る面もあるのではないでしょうか。
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回答有難うございます。 本州でも、北陸電力や中国電力とかでもありうることなのかな、と思います。 でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、と思います。
>1.今回の北海道全停電は電力システム改革は影響しているのでしょうか 影響はあるでしょうね。 北海道で一番大きな発電所が、原子力発電所 次が、今回停止しt火力発電所です。 一番大きな原子力発電所を動かすな!と言ったのは、政府と地元住民であり、北海道電力ではありません。 原子力発電所が動いていれば、今回のような大規模停電にはならなかったかもしれません。 >2.設備投資など、お金をかけることでブラックアウトは回避できたのでしょうか そりゃリスク分散のために、複数の大型発電所を作れば、回避は可能でしょう。 でも、発電所などは、その最大出力程度が効率が良く、それより出力を下げれば発電効率が悪くなります。 大型の発電所を3つ作って。それぞれ1/3程度の出力で動かしていれば、今回のようなことは避けられたかもしれません。 でも、それぞれの発電所の維持費と建設費、効率が悪い部分に対する費用は、電力料金に乗せて構わないのでしょうか?という話です。 3.今まで、ある電力会社管内で全停電とかきいたことなく、調べても出てこなかったのですが、今回初めてでしょうか 初めてでしょうね。 北海道は広いですが、住民は少ないですので。 >4.北海道電力にはペナルティ(行政罰等)あるのでしょうか 注意くらいしかできないでしょう? だって、原子力発電所があったのに、それを動かすな!と言っているのは、住民と国なんです。 行政処分なんかしたら、逆に、国が裁判所に訴えられることになるでしょう。 >大学3年工学部で、電力業界も就職歳の一つに考えているのですが、ご助言お願いします。 そうであれば、人に聞くよりも、自分での考えを持たれるべきだと思いますが。。。 知識がないからと、言われるのであれば、そもそも自分が就職先の一つとして考えられている所に興味がないんですね。と、いうことになってしまうわけですが。。。
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回答有難うございます。 本州でも、北陸電力や中国電力とかでもありうることなのかな、と思います。 でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、と思います。 あまりいい業界ではないのかな、と思った次第です。
- t_ohta
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2について。 現在原発が停止している影響で火力発電所への負担が大きくなっています。 特に、今回第一原因となった苫東厚真火力発電所は北海道内で消費される電力の半分近くを賄っていたため、そこが壊れれば今回のような自体になるのは明白です。 他の発電所をフル稼働し本州側から電力を融通しても大規模な発電機一基分の電力が不足する計算のようですから、一個所の発電所に頼り過ぎています。 本来なら、泊原発と苫東厚真火力発電所が稼働していて、どちらかが点検等で出力が落ちても残りの発電所で賄えるという計画だったのでしょうが、泊原発は再稼働できないままですから発電能力に余裕が無いままになってしまていたのでしょう。 しっかり設備投資をして新しい発電所を作っていれば回避できた可能性は有りますが、火力発電所であっても用地取得の問題等で容易に建設できませんから難しい問題ですね。 北海道電力に限らず他の地域の電力会社でも原発が停止した状況では発電能力に余裕が無いのは同じですから、今回の地震のように主力発電所の近くで災害が発生して発電所が使えなくなったら同様の事態に陥る可能性があるんじゃないでしょうか。 3について。 電力会社の営業管内全域で停電というのは国内初だという報道があったので、初めてなのでしょう。 4について。 国や自治体が原発の再稼働を認めていれば今回の事態は回避できていたはずなのに、それを拒否した側がペナルティを出すって変じゃないですか。 そもそも国内の発電について原発を主軸にしたのは国の政策ですよ。
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回答有難うございます。 本州でも、北陸電力や中国電力とかでもありうることなのかな、と思います。 でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、とも思います。
お礼
回答有難うございます。 本州でも、北陸電力や中国電力とかでもありうることなのかな、と思います。 でも、電力会社って、安定供給が使命、ではなかったのかな、と思います。