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一ヶ所の発電所が止まると他の発電所も止まる理由

北海道の地震では全域で停電が続いているようですが 北電によると、厚真町の苫東厚真発電所(石炭火力)に大きな被害が出てダウンしたため、電力の需給バランスが崩れ、ほかの火力発電所などが連鎖的にストップしたとのことです。 バランスが崩れるとは具体的にどういうことなのでしょう 電圧のバランスが崩れて電気の逆流が起きるということでしょうか。

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回答No.4

  >電圧の低下が起きるとなぜ周波数が不安定になるのでしょうか 簡単な説明 発電機の先には工場や家庭など電気を使う機器がある(これを負荷と呼ぶ) 発電所が停止すると発電量より負荷の方が大きくなる。 発電機からすれば負荷が増えるのだから発電機の回転数が低下する。 回転数が低下すると電圧が下がるし、周波数(回転数と同じ)も下がる。 周波数が下がると修正するために強く発電機を回さなければならないが、今回の停電の様に発電量と負荷のバランスが悪すぎるとうまく調整できない=周波数が不安定になる。

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回答No.5

58歳 男性 A発電所:300件供給可能 B発電所:1000件供給可能 需要家500件だったとします 停電でB発電所が停電するとA発電所には500件の需要家が繋がります A発電所では300件の供給能力しか無い為、発電所に負荷がかかり 発電が不安定になり周波数が低下します 周波数が低下すると周波数不足継電器が動作して負荷を遮断します 大きな発電所が停電すると小さな発電所に大きな負荷がかかる事で 次々に連鎖停電が発生します

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  • maiko0333
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回答No.3

原理は既出のとおりです。 ただ、専門家でも理論的には知っていても それが本当に起きるとは考えていませんでした。 まぁ、これが今回の「想定外」だったかもしれないですね。 北海道の半分を担っている発電所の近くで地震が起きたことも不幸でした。 もう少し分散していれば起きなかった事象ですね。

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  • t_ohta
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回答No.2

電気の需要(使用量)に対して十分な供給(発電)が出来ない状態がバランスが崩れた状態です。 規模の大きい発電所が故障し送電できなくなったことで、必要な発電量が確保出来なくなりました。 発電量が足りなくなると電圧の低下が起き、交流電源の周波数が不安定(早くなったり遅くなったり)になります。 電圧が一定範囲より低くなったり周波数が不安定になると、変電所などの設備が破損する恐れがあるため安全装置が働き送電網から遮断するように出来ています。 今回はこの安全装置が働いたことで停電になっています。 東日本大震災の後、東京電力管内で計画停電が行われたのは同じ原理で、発電量より需要の方が多くなる可能性が有ったため一部地域を停電させて需要を減らすことで電圧低下や周波数が不安定にならないようにしていました。 一部の発電所が復旧してきたので、現在の発電量で供給可能な範囲で送電が再開されています。

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補足

すみませんがもう少し教えてください 電圧の低下が起きるとなぜ周波数が不安定になるのでしょうか

回答No.1

  地震の瞬間に苫東厚真発電所は北海道全体が必要としてる電力の半分を発電してました、それが止まると電線の中は使う電力の半分しか供給されないことになる。 電気が半分になってしまったら使う側は困るでしょ、もしかしたら壊れる機器が出るかもしれない。 それを防ぐために他の発電所が電気を止めたのです。  

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