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台風

通過するであろう進路は何で決まるのでしょうか、スーパーコンビュータ の性能良いほど、実際に通過する地域との乖離は小さくなるのでしょうか、 あるいは過去のデータの精度にも進路の違いは、若干違ってくるのでしょうか、 国により通過するであろう地域の予測がちょと違うのは、どのような実情あるの でしょうか、宜しくお願いします。

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  • bardfish
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回答No.2

台風というのはでっかい低気圧です。常識ですよね。 低気圧ですから気圧配置の影響を受けます。 低気圧というのは上昇気流の塊。 上昇した気流は低気圧の規模によって上昇する高度が変わります。 積乱雲がわかりやすいかな? 台風と呼ばれるほどの低気圧だとジェット気流の影響を受けやすくなります。 日本付近はジェット気流の通り道となっているため日本付近に来た台風が突然進路を東に取るというのもジェット気流の影響だと思います。 添付画像は2018/09/03 06:00の高度250hpa付近の風の流れです。 青い矢印線がジェット気流の流れと向き、赤い丸が台風。 台風の上方やや右側に北東方向にやや強めの気流があるので進路はその影響を受けるかもしれません。 ですが台風の西側には西側に流れている気流もあるので若干西側に引っ張られる可能性もあります。 この気流の流れは意外と変動しますので今夜や明日にはまた違った流れになるかもしれません。 ですから台風の予想進路というのは確定が難しい。 天候をコンピューターで予測する場合でも、前提が異なれば制度は大きく変わります。 日本の天気予報はゲリラ豪雨で被害が出るようになってから予測精度が向上しました。 何かで読んだのですが、以前の予報モデルでは「湿度」の扱いが1立方メートルの箱にどれくらい水が存在しているか、という仮定で計算していたそうです。 ですがその仮定を「水」ではなく「水蒸気(水の粒)」として計算をするようになったためゲリラ豪雨を予測できるようになり予報の精度も向上したというもの。 水と水蒸気とでは性質が全く違いますからね。計算結果が違って当たり前といえば当たり前。 日本には「地球シュミレーター」というスーパーコンピューターがあります。 日本付近の観測データだけで気象予測するのはほぼ不可能であり、気象というのは地球全体で考えないと予測も考察も限定的なものになります。 今年の夏の猛暑はジェット気流が日本に全くかからなかったために起きた現象と考えます。8月末から急激に涼しくなったのはジェット気流が本州上空を通るようになりロシア北部の北極圏からの冷たい空気が流れてきたからだと思います。 日本にとってジェット気流と気象というのは切り離せないもの。 ジェット気流の流れが予測できれば長期予報もある程度信用できるものになるはずです。 そのためには極地の気象データも必要となり、北大西洋海流の影響も考えたほうがいいのかもしれません。 国によって予測に差があるのは気圧配置のみが予測の根拠だったり、コンピューターを使用するにしても湿度の考え方に違いがあったりするからじゃないでしょうか?国ごとの事情(地形とか)もあると思います。

参考URL:
https://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/isobaric/250hPa/orthographic=-220.86,37.59,696
habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • asmasa
  • ベストアンサー率29% (18/62)
回答No.1

台風っていうのは、適当に動いているわけじゃありません。 基本的に自分じゃ対して動けないので、そこに吹いている風の流れに乗っかって移動しています その風の流れがどのように変化するかを計算して予測します。 昔は天気図から予測をしていましたが、現在は、地形を当てはめ、そこに流れる風の状態なども計算に取り入れて予測をしています。 地形まで入れると非常に複雑になりますから、スーパーコンピューターなどで解析していく必要があるわけです。 当然ですが、スーパーコンピューターをつかうと非常にお金がかかります。 1分間で、数十万とかの費用がかかるんです。 それを行えるかどうかという話ですね。 日本のような非常に複雑な複雑な地形をしている国は、そのデータ解析だけでも非常に時間がかかります。 他の国を通過する内容を計算するだけのためにそれだけ多くの費用をかける必要があると考えるかどうかだと思います。

habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

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