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宗教と罪

宗教の世界では人間の何を罪とするのか、 何を罪と考えるのか、 宗教の世界の罪の概念を詳しく知りたいんですが、 お勧め本があったら教えてください。 キリスト教、仏教、イスラム教など、 宗教や宗派は問いません。

みんなの回答

回答No.2

>宗教の世界では人間の何を罪とするのか。 宗教と幅広くお考えのようですが、罪という概念はユダヤ教、キリスト教、イスラム教など一般に一神教と呼ばれる宗教で生まれた概念です。 ヒンズー教や仏教などにはありません。 >何を罪と考えるのか 大雑把に言うと神に対する態度が不適切な状態を「罪」と呼んでいます。 日常的に犯罪などとして使われる罪の概念とは多少違います。 同じ一神教の中でも多生違いがあります。 細かく見ますと同じキリスト教でもロシア聖教などの東方教会とローマ・カトリック教会などの西方教会とでは異なります。 >お勧め本があったら教えてください。 手軽なものとして下記のものがあります。 一神教の誕生 加藤隆著 講談社現代新書 罪の概念が生まれた経緯が書かれています。 神学の専門家が書いていることもあり多生読み難いかと思います。 纏まったものとしては イスターム生誕 井筒俊彦著 人文書院 イスラム教がなぜ生まれたのかということが主題ですが、ユダヤ教やキリスト教と比較していますので、何を罪として考えているのかということが間接的に理解できるかと思います。 いずれにしましても予備知識として一般に旧約聖書とされる聖典に書かれているアダムとイヴの楽園追放のお話に関する知識が必用かと思います。

kirakiraaruku
質問者

お礼

ありがとうございます、読んでみます。

回答No.1

宗教は根源的には死を克服する知恵だよ。 罪といえば、大まかな見解で、生きていること自体が罪だ。 これは文脈が読めてね、生きているとは言えない現在の生きざまが罪であり、死んでいるも同然だといいたいんだ。 現在も死んでいるから、肉体が滅すれば死者の国に行き死人として暮らす。 現在の生きざまが、まさに死をはねのけた生きている自覚にあふれると、ただそれだけで肉体が滅しても常に生き続ける。 かんたんそうに聞こえるだろ。 そうしたことが観念(精神)の自覚であり、涅槃への到達だよ。 すなわち仏陀だ。 伝承上存在したことのない永遠の不死者だが、存在の痕跡は滅しても確かに不死者だ。 天国へ昇天した人とでもいえばいいかね。 イエスも死という祝福を人から与えられた。

kirakiraaruku
質問者

お礼

ありがとうございます、難しいお話ですね。

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