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ピンゲージの管理方法について
- ピンゲージの管理方法や使用上の注意点について教えてください。
- ピンゲージの錆びや曲がり、傷つきなどの問題が発生しています。どのような保管やメンテナンスが必要でしょうか?
- ピンゲージが錆びたり傷ついたりした場合、どの程度を使用不可と判断すべきでしょうか?
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A1. ピンバイスへの取付で傷が出来るというのはあまり経験が無いです。 ピンバイスの選定が不適切な可能性が有ります。 バイスコレットは適切なサイズを利用していますでしょうか? 不適切なサイズだとエッジ当たりになる為、応力集中が発生し、傷が出来やすくなります。 コレットの摩耗が進んでいたり、ピンバイスの締め方が緩くなっていないでしょうか? ピンゲージの固定が弱くなり、ズレが出るようだと傷が出やすくなります。 ゲージの高級化の前にピンバイスの状態チェック、適正化をした方が良いとも居ます。 A2. たまにしか(年数回)使わないので、利用終了時に防錆紙に包んでケースに戻しています。 頻繁に(毎日とか)使う場合は、ピンバイスに付けたまま、しまえるケースを用意する。(乾燥剤を入れておく) https://www.monotaro.com/g/00177984/ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-01240/ ↑みたいに片手で操作操作可能な物にすると更にヨシ。 あと、ワークに多少の油が付いてもいいのなら、クレ556の様な浸透潤滑防錆油を軽く染みこませた布を用意し、たまに拭ってもらう。 布はケースに同梱しておく。 A3. 測定時に使用する部位が健全ならOK、測定利用部の傷、錆びは即NGで良いのでは? A4. たまにしか使わず、各サイズ1本のみ保有なので経験無し。 ただ、初期コストが大きいですがピンバイスに付けた状態を基本にして管理とかどうでしょう? 対になるバイスとゲージには同じ色(若しくはカラーコード)を塗っておき、作業者による入れ替えを防ぎます。 サイズはバイス側にシールなどで表示。 使用者の手元に有る時は日常的なメンテナンスまで含めてすぐ利用可能な状態を維持することが大切です。 「面倒という感情」が敵なので使用者を洗脳出来なければ、面倒に感じる要素を極力排除するしかありません。 556を始めたとした浸透潤滑防錆油だと役に立たないという意見もありますが、浸透潤滑防錆油はその浸透性故に付着してないところにも回り込んでくれます。なので短期防錆にはかなり有効と感じています。 逆に油膜が薄く、酸素遮断能力が低いので高温多湿で長期保存では高粘度の防錆油を使わないといけません。 (密閉して乾燥剤+気化防錆剤の方が良いような気がしますが… ) 556はダメで、ペネトンがいいとか、いや、WD-40だとか、ラスジェットじゃないとダメとかの銘柄論争は語れるほどの経験がありませんが… >「お釈迦にしたらペナルティ!」 故意の破壊や極度の重過失を除き、弁償や罰金を課すと違法の可能性が高いです。 人事考課に反映とか、口頭注意、文書注意とかは程度の問題になります。
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ピンゲージを管理したことはありませんが、自分で管理するとしたらという過程で書いてみます。 >1.ゲージ鋼のピンゲージを使っておりますが、よく錆びたりしませんか? 鋼に素手で触って空気中に放置すれば錆びるのは常識 本来なら使用後すぐ塩分などを拭きとって油膜を形成すべき。 超硬揃える金があれば推奨。セラミックは反って管理がが面倒になると思います。 ピンバイスで傷が付くとしたらピンバイスが傷んでいるか作業者に指導が必要 2.錆びないためにどのような保管やメンテナンスをされていますか? 最近は太いのから細いのまで挿せる樹脂の持手があるので通常はそれに挿せば手垢も付かない。 使用後すぐ塩分などを拭きとって油膜を形成してから保管すべき。 自分だったら 金属製バッドに防錆油満たして寸法毎に100均のステンレス網漬けておいてそこに戻させる 使うときに各自が取り出して備え付けの清浄ウェスで拭かせるようにするかな。 3.どうなった場合にピンゲージを使用不可と判断しますか? それは質問者さんの要求精度しだい。要求精度が高ければ少しの傷でも不可にするしかないです。 定期的に寸法検査するしかないと思う。 4.どのような管理をされていますか? シールやマジックでは防錆油で落ちるちゃいますよね。 金属加工業なら自分の工場でテーバーゲージ作って ピンゲージ挟んだら即座にピンゲージ寸法が判るような治具を作ったらどうでしょうか。 あとは、正しいピンゲージ使用方の資料を作ってピンゲージ棚に貼っておくべき そうすることで正しく使ってない奴が周囲にすぐバレるので正しく使うようになる。 壊したら罰則とかは故意でもない限り禁止ですね。そうしないとゲージを破損しても隠すようになる そういうゲージ使って製品に不良が出る方が企業としては大きな損失につながりかねない。 徒弟制度のブラック企業意識でやってるなんて前時代的でしかないっす。
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アドバイスありがとうございます。 製造業の会社にいながら、あまりの知識、常識のなさに恥ずかしくてしようがないです。 我々の会社においては、これまでピンゲージは使用中、使用後においてメンテナンスはされず錆び放題、錆びて使えなくなれば新たに購入することが普通になっていました。道具やゲージの管理がきちんとできなければ、不良が発生するわけですよね。
500本に注目あつまるが、0.01トビでセットで揃えればそうなる勘定です。 箱が場所取になり積み重ねると取出しにくいのが悩み。 バラ売り品で、よく使うものは超硬。但し管理を手抜するの理由では買ってもらえないかも。 それは栓ゲージにするのも一興で、本数が減るし表記も見やすく間違いが減り、この改善になる。 >ケースに番号をふってもピンゲージが外に出た時点でどれがどれかわからなくなってしまう 刻印が見にくい細径はマイクロメータを脇におき確認して使います。 検査は新品または洗濯した綿手袋を使い、手汗をピンゲージや製品に付けない。午前午後で替え2双/日以上要。 好みにより、その上に作業用の指サックを使う。 使用後または終業時に錆止油を塗って収納。 これで錆びることはないはず。 錆止めは CRC55 よりも不乾性の錆止油を奨めます。このスプレーがあればよいが殆どは速乾性、水置換性で、使うときに拭取るのが面倒。 焼入れするとナマより錆びにくくはなるが、ピンゲージ/栓ゲージは低合金鋼がSUJ2が多く、SUS420系を使うブロックゲージよりは錆びやすい。 錆のチェックは日常点検。僅かな錆は節約志向でアルカンサス砥石または青棒で磨き。 ブロックゲージでも傷取りの磨きはご法度でないから構わないと思います。 https://www.mitutoyo.co.jp/products/gaugeblock/menu/gblock.pdf 校正は数多いので尚更にメーカ依頼を奨めます。1日を充てても他もあるからやってられない。 >同じ径が結構あります 在庫管理は絶対必要です。工程用/検査用を明確に区別する。 製品には盛衰あるゆえ、頻度高いものでも時を経て使わなくなったものがあるはず。廃棄することはないが寄集めて校正外として予備に。 バラは使いたいサイズが欠けての不便はないですか?。本数削減にも却ってセットの方が好ましいのでは。 バラの収納もセットと同じく。工程に常備するのはその小さいサイズ。 作業姿勢の教育には、管理、点検、錆取り磨きを任してやってもらうことです。 超硬、セラミックはやはり高い!! http://store.shopping.yahoo.co.jp/laplace/bfb7b3e3c03.html φ3.00 鋼 ¥895 超硬¥6,026 セラ¥5.745 工程用としては躊躇。検査用で使用頻度を吟味して20~30本位そろえるのが宜しいかと。
お礼
アドバイスありがとうございます。 0.01トビでセットで揃えているわけではありません。ただただ必要なピンゲージを購入してきた結果です。ですので同じ径が結構あります。 > 検査は新品または洗濯した綿手袋を使い、手汗をピンゲージや製品に付けない。午前午後で替え2双/日以上要。 > 好みにより、その上に作業用の指サックを使う。 > 使用後または終業時に錆止油を塗って収納。 > これで錆びることはないはず。 そうですよね。これくらい当たり前ですよね。 とはいえうちの会社では当たり前ではないんです。素手で平気で使用し、錆止めの処理を行うこともありません。 自分もピンゲージを含め測定機器を勉強していくうちに実際に恥ずかしく情けなくなってきています。 相談できる取引業者も少なく、こちらにご相談した次第です。
> 細いのから太いのまで500本くらいあります なら、大きな会社で、ISO9000シリーズ取得とかの会社でしょうか? 小生は機械設計分野の者ですが、加工現場にもよく足を運びますし、加工業者へも行きます。 さて、 Q1;ゲージ鋼のピンゲージを使っておりますが、よく錆びたりしませんか? とくにピンバイスに取り付けて使用していると取付け箇所に傷がついて錆びて きませんか? きちんと管理ができないとなるとやはり超硬やセラミックの方が高価ですが よいでしょうか。 A1;焼入れ部品は錆び易いです。(特に、夏場で梅雨の時期から、) 管理については、例をA2以降に記載しているので要参照。 やはり、確認もきっちりできないものが、製品加工もできないと思うので、 特にA4の台帳記入も機械加工の一部として使用者に納得していただく。 (設計も、カタログを管理し、速くバージョン等での間違えがないようにしていて同じ) Q2;錆びないためにどのような保管やメンテナンスをされていますか? 個別にケースに入れて現場に渡しますが、外に出して使っていますとすぐに錆びて しまいます。 教育が行き届いていないため、作業後CRCを吹いて拭き取るというような癖は ついていません。 それ以前にどのようなメンテナンスをすればよいのかもまだはっきりわかっていません。 A2;焼入れ部品は錆び易いので、使用後は防錆油を塗布してから保管する 台帳を見れば使用状況が判るようにして、長期間使用していないものは管理者が塗布 する等で対処。 Q3;どうなった場合にピンゲージを使用不可と判断しますか? 錆びることはよくあるのですが、どの程度でNGにすればいいのかがわかりません。 ちょっとでも錆びたり傷がついたら不可とされますか? 片方が錆びていてももう片方が大丈夫であれば使用を許可されますか? A3;管理者を決めて、その人が判断をする。(判断基準も、使用者と合議にて決める) そして、判断基準に不都合が生じれば、その都度訂正を記録に残し使用者に連絡する Q4;どのような管理をされていますか? 細いのから太いのまで500本くらいありますが、ピンゲージ本体にシールを 貼ったり色を塗って管理することは可能でしょうか。細い径のですとそのような こともできずすぐにどこかにいってしまいます。 ケースに番号をふってもピンゲージが外に出た時点でどれがどれかわからなくなって しまいます。 A4;図書館の本の管理と同じことをします。 (よく、そんなことをすると仕事にならないと云う人がいますが、できなくなるよりまし) 保管場所を明確化し、探し易い配置と表示をする。 使用者は、使用履歴台帳にて、取出しと保管時の防錆処理を含めた記載をする。(日時も) 管理するのではなく、作業の一部として、組み込む手法をアドバイスしています。 只、長期間使用していないものは、台帳で一目見て判るようにし、例えば一週間に一度 管理者が防錆油を塗布するといった運用にする内容です。 当然ですが、最初はルールを守らない方もいますので、毎日作業終了時に確認し、翌朝でも 結果の伝達等を朝礼で連絡するを当分続けないといけないと思います。 最初は躾として、最後はルーティーンとなるが理想です。
お礼
アドバイスありがとうございます。 大きな会社ではなく、ISO9000シリーズ取得とかの会社でもありません。中小零細の製造業です。ビジネスモデルがよかったためこれまでは景気がよかったのですが、競合が増えて厳しくなってきています。 景気が良かったため消耗品や備品購入の管理が機能していなかった期間が長く、ただただ在庫をきっちり確認しないまま購入を続けた結果が500本となりました。管理もこれまでほとんどされておらず、錆びたり傷がついたものが大量にあることがわかり、使える使えないの判別をしなければならない状況です。製造業としての基本的な社内教育も徹底しておらず、たびたび不良が発生している状況でもあります。 数人でプロジェクトを組んで取り組んでおりますが、毎日加工で使用しているピンゲージも結構あり、本当に管理が可能なのかを悩んでいるところです。
(1)(2)さんの回答内容に賛同します それにしても500本とは凄いですね 折角の契機なので、工場の偉い人の威を借りて強権を発動し、 きっちり管理する仕組みを作られては如何でしょう 必要ならば、グループ分けして作業者全員に教育も施すべきです あと、もし設計の協力を得られるのであれば、使用頻度の高い 穴径を調査し、それらだけでも超硬やセラミックのゲージを揃える ことも検討されては如何でしょう 未踏の地を開拓するのは大変ですが頑張ってください >>取り扱いがいい加減な人が多く 超硬やセラミックのゲージを購入したら、箱に価格を明記して 「お釈迦にしたらペナルティ!」と脅かしましょう >>「お釈迦にしたらペナルティ!」 >故意の破壊や極度の重過失を除き、弁償や罰金を課すと違法の可能性が >高いです。 >人事考課に反映とか、口頭注意、文書注意とかは程度の問題になります。 ご指摘の通りで十分心得てます あくまでも脅し(標語)のつもりです ↑ どっかの誰かさんのように、「法律があっても実質取り締まられない ので問題ない」といった反社会的な思想は毛頭ございません あくまでも「価格を明記して、高価なものを大切に扱わせる」ことを 申し上げたかっただけですので悪しからず
お礼
アドバイスありがとうございます。 管理がいい加減だったもので、在庫を確認することなく必要ならドンドン購入していった結果が500本です。恥ずかしい限りです。 いくら偉い人の威を借りようが、取り扱いがいい加減な人が多く、教育もほとんどされていないために困っている状況です。 使用頻度が高いものには超硬やセラミックのゲージを購入したほうがよさそうですね。
鋼製ピンゲージの防錆について 防錆能力では、防錆グリス>防錆油なので、 使用頻度の低いものは、防錆グリス、 使用頻度の高いものは防錆油で使い分けています。 水置換のものが安心。 CRCは、だめですね。 保管は、ケースか引き出し。 屋内放置でCRC(556)では頻度にもよるが、錆びてもおかしくない。 一応、ゲージなので、錆びたらアウトでしょう。 手元にあったCRC5-56 成分:鉱物油、防錆剤、石油系溶剤 第3石油類(鉱物油、ケロシン)192ml 危険等級? 火気厳禁 内容量 320ml ケロシン≒灯油 320-192=128ml(石油系溶剤と推定) 贔屓目に見ても、 防錆能力を期待できないケロシンと溶剤が50%以上。 使っているが、知っているようで知らない。 ぶっ掛けて、ブラシでこすると泡立つので、ほとんど灯油。 なので、防錆能力は気休め程度。 そのぐらい言わないと、止めない。
お礼
アドバイスありがとうございます。 CRCはダメなんですね。知らなかったです。 やっぱり少しでも錆びたらダメですよね。通リ止まりの感触が変わってしまいますもんね。 現場にはケースがあっても裸で置きっぱなしが多いので、どうしても錆びてしまいます。 精密な測定用のゲージという感覚がない人が多すぎて困っています。
台帳 を作る (ノートで可) 管理は図書館の貸し出しと同じで 箱に番号を振り 箱の番号 と ピン径を 記入 貸出日 氏名 連絡先を記入 返却時に返却時に 返却 556等義務つける 箱は識別に使うだけです ピンに番号は振れないので ○○の箱のφいくつのピンとしておくだけです 戻す時も ○○の箱のφいくつのピンとして返してもらえればいいです >>箱に価格を明記して >>「お釈迦にしたらペナルティ!」と脅かしましょう お皿を割ったらペナルティーと同様に労基法違反です http://www.roudousha.net/emerg/Work3emerg002.html 抜粋 損害賠償請求自体は合法 会社には危機管理の責任がある 「給料からの天引き」は違法 セラミックは割れることが分かり切ってるので 会社には危機管理の責任があり 責務を負わせた場合 違法 いつもいうように 無能な役人だが強大な権力は持ってるよ 罰則一覧 http://www.kisoku.jp/ihan/ まあ、通例通り不起訴で終わるだろうが 基準局の人が来て 痛くもないと思い込んでる腹を探られるのは うーーーーーん いいのか
お礼
アドバイスありがとうございます。 同じ径のピンゲージがいくつもあるのと、箱単位で貸すのではなく必要な径だけ貸し出しておりますので管理が難しくなっています。 台帳は現在作成途中です。 ピンゲージ1本ずつに管理番号をふりたく考えておりますが、細いゲージ本体に貼ったり書いたりするスペースがないので困っています。
お礼
アドバイスありがとうございます。 まさに「面倒という感情」が大勢を占めていると思います。 社員が少ないため、常に忙しくそうなってしまいがちであるのも事実です。 ピンゲージ管理プロジェクトも実際忙しい通常業務の中行わなければなりません。考えることさえ面倒になることも多々あります。やっていて虚しくなることも多々あります。 とはいえできることからやらなくては何も進みませんよね。 社内教育は非常に大切なことであると同時に、モラルをもった人を採用してほしいとも感じることもあります。