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直角度と同様に平行度も厳しい?同芯度との違いについて
- 直角度と同様に、平行度0.01もかなり厳しい指示になるようです。しかし、同芯度ならばφ0.005は研磨により仕上げ可能です。
- 直角度と同芯度、平行度の加工難易度の範囲は異なります。加工業社の能力によっても異なるかもしれません。
- 直角度0.02を0.01にすると厳しい指示になる可能性があります。しかし、0.02と0.01の違いが具体的にどれほど大きいのかは分かりづらいです。
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再出です。 > 加工ローラー用テーパベアリング(軸径30、外径72の背面合わせ2対)の抑えカラーに > ついて検討しているのですが、確かに5tくらいの負荷がかかります。 > ローラーは変形するやもです。 ヘルツの式をご存知ですか?(URLに提示) ローラーは既に弾性変形しているです。 また、“背面合わせ2対”仕様であれば、ガイドラインはベアリングカタログに掲載ありです。 Nで始まる2社とTOYOTA系列になった1社の何れかのカタログをです。
貴殿記載の内容は、加工の難易度に関しての記載ですが、 加工時の負荷や加工部品使用時の負荷にての弾性変形にも注目が必要です。 理由としては、部品使用時等にて、変形するのであれば加工時に精度を出しても意味がないから。 戻って、ミスミのセットカラーのURLを出していますが、精度穴はカラーの端面をセットして 加工しているので、強いて言えば幾何公差表示は逆の方が望ましいです。 そして、部品や加工ツールが弾性変形する大きさや片持ち受けでもないので精度は出易いです。 ですから、部品形状でも加工難易度は変わってきますし、その感覚も必要です。
必要ならば必要 必要でないのなら必要ではない 加工難易度は。まあ、物の大きさにもよるが 1000mmのものなんて0.02なんか神の領域
お礼
NSKのカタログに基本公差ITがのっていますが、長さ1000ともなると0.02はIT2に相当しますね。 こういった表を見てみるとよいのでしょうか。
規格を外すと返品喰らうから緩い目に書くが、同芯同時加工なので殆どのブツは0.01は出てると思います。 >加工業社の能力にもよる 可能性は低いです。 精度が落ちる原因として、スリ割ったときに形状変化するが、程度は読みにくい。後加工で研削仕上げするなら別。 ところで、、、、、0.02でダメとハッキリしてますか?φDも厳しくする必要あるでしょう。 直角度の前提な平面度が割れ目を境に狂う可能性大。 おそらくミスミは0.01の特注を請けてくれるのでは。5割増? 機械、工程を専用に持つのは容易でないから、それを変えずに検査と選別。 ベアリングの工場も同じ考え方。上級品はノー検で通す並級の中から検査で選び出し、選外は元の並級で売る。 それとスリ割りでの狂いが主で、平面度を叩き直せば直角度も元へ戻るかもしれぬが工程組込は難。 ミスミ・金型用ガイドポスト http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110100161620/ ガイドホルダ下面とガイドポストの直角度:100に対し0.02以下 作り方は違うが用途からの要求で実質、本件の0.01に匹敵の精度。これも特注アリ(カタログ無し) スリ割ってはダメです。 >精度穴はカラーの端面をセットして加工しているので、、、 加工素人がまた嘘をつく。セット替無の同芯同時加工。 加工原理上、機械主軸にガタが無ければ自動的に、円筒度平面度と同レベルで直角度も出る。 しかし逆に直す小細工は難しい。 10個以内なら、ご自分で叩き修正をするほうが安いかも。1,2個やればコツを掴めます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 テーパベアリング(軸径30、外径72の背面合わせ2対)を抑えるカラーの直角度なのですが、0.02と0.01でそんなに差があるのかどうか・・・ 0.1は大きいにしても0.08でも良いかな?などと考えています。 ローラー加工のローラ用ベアリングなのですが。
直角度についてのみ回答します 精度指示0.02→0.01に変更すればそれ相応に難易度が上がり 結果としてそれは加工のコストとして跳ね返ってきます 設計者が機能上・仕様上どうしても必要と考えれば、それに必要 な精度を指示すれば良いのです もちろん安全を見越して過剰に厳しい精度を設定してはいけません また、部品精度を高めてコストがアップしても、その恩恵として 組立調整が不要となり工数低減することもあり得るので、損得は トータルで考慮することが望ましいです 従って、設計者はオーケストラの指揮者のような立場と言えるで しょう 因みに下記参考は、工作機械の主軸ベアリングを固定するための 極めて精密なナットです ネジ部と端面の直角度は0.002ですが、必要にして不可欠な精度です 工作機械は「機械の部品を加工する機械」故にマザーマシンとも呼ばれ ており、当然ながら高い精度が要求されます たとえば、新品のマシニングセンタの主軸テーパ部の回転振れを測定する と1~2μmぐらいだと思います この精度を実現するために、構成部品に相応の精度が必要であることは、 容易にご想像できると思います 本件、加工ローラの回転振れ精度の仕様より、押さえカラーの直角度を 決めるのが正しい設計手順でしょう テーパローラベアリングはとにかくタフな軸受ですが、 5tもの負荷が軸にかかるのであれば、隙間なくキッチリと 押さえ込みたいところです 0.08~0.1とかは感覚的にラフすぎるような気がします 使用するベアリングのメーカに相談すれば、適切な精度を アドバイスして貰えるでしょう
お礼
ご回答ありがとうございます。 直角度0.002ともなると、かなり精度のいる研磨仕上げですね。 私は普通のベアリングナットしか使用したことがありませんが、あれは0.002もないでしょうね。 またこの精密ナットを使う場合と普通のベアリングナットの使い分けは具体的にどんな場合でしょう。
どの様に何で測定するか考えたら如何ですか。 長さ10mm先の0.01と1000mmの0.01 先端の差異はいくらですかね。 他の事項も同じ。 弊社の設計のあんちゃんで現場の信頼ないやつがいます。 図面は描ける。物は作れない。 こいつのようになっては駄目ですよ。
お礼
肝に銘じます
お礼
ご回答ありがとうございます。 加工ローラー用テーパベアリング(軸径30、外径72の背面合わせ2対)の抑えカラーについて検討しているのですが、確かに5tくらいの負荷がかかります。 ローラーは変形するやもです。 いろいろ難しいですが、学習していきます。