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S50C材料を焼鈍処理した場合の反りについて
- S50C材料の厚み25×85×545を焼鈍処理した場合、どの程度の反りが生じるのでしょうか?
- 弊社では、S50C材料の厚みを25±0.1、平行度0.01に研磨仕上げしていますが、フライ仕上げの取り代をどの程度つけるのが適切でしょうか?
- この質問では、S50C材料の焼鈍処理による反りの程度と、研磨仕上げ時のフライ仕上げの取り代の適切な量について尋ねています。
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オフトピですが 回答(2)さん JISで言う「平行度」は反ってたらアウトですよ。 「平面度」より厳しいです。
>→S50CN 焼鈍でなく焼準。目的は同じ。・・・私も間違っていると思う 一般的には「焼ならし」といいます。ノルマライジングとも言うかとも思う 日本語訳すれば標準化?素材の本来持っている強さを引きだす場合はコレだろう 但し、調質((650°)焼入れ焼戻し)の場合と違い疲労強度は劣るし、素材硬さも 結構、硬くなってしまうので後工程の機械加工などがあれば要注意かも知れない
お礼
アドバイスありがとうございます。 勉強になりました。
このサイズで焼鈍処理の必要があるでしょうか? 研削後さらに表面をガリガリ削るや、くり抜きをせず、取付穴の加工程度なら焼鈍せず内部歪み残しても反りとして顕れない。 表裏研削した都度に反りが出るなら必要だが、 にしても自社でやってミスミに勝てるかどうか? http://fawos.misumi.jp/fas/cadroot/MetalPlate.php →S50CN 焼鈍でなく焼準。目的は同じ。 →材質説明はこちら 『ノルマ処理を施し、通常のS55C材に比べ、加工歪みを軽減させています』 6面フライス仕上。サイズを入れて → 単価 5,993 で取り代0.1の粗加工済が4日で届き、これを入手し自社で研削する。 4F2G上下面サーフェイス研磨で任せてしまうなら → 単価 14,633~17,792(板厚公差による) 6日で届く 4F2RG上下面ロータリー研磨 なら更に安く 単価 7,140 問題は公差 平面度 100に対して0.015 板厚平行度 100に対して0.012 本件長さが×5以上なので要求を満たさない(実績ではその最大まではいかない) 逆に、果たしてこのサイズで平行度0.01が必要でしょうか? 加工の実際を知らない設計者は、このような大サイズの場合、なにげに小物の公差と同じに書いてしまう。 平行度は少し反ったままでもマグネットテーブルに吸い付けば出せる。精度を左右するのはテーブル研磨とゴミ噛みさせない、熱変位を予測しての実技。 しかし平面度で同レベルの公差を書かれると大苦闘。平行度との違いが判る設計者は殆ど居ないのが、過去質問の実績から言えること。 なので発注元に確認されることを奨めます。 ミスミの文章は正しいです。 焼鈍、焼準とも上げる温度は同じでそこで残留応力、歪みは取れる。焼準は炉中冷却の焼鈍よりも早く冷却するので、そこで僅か歪み残る可能性。 平行度の解釈は間違ってました。 上下面に同傾向の反りがありマイクロメータで等厚な場合は、使うときのネジ固定で直ってしまうので、平行度OKとすることが多いかと。 このサイズの平行度測るのに置き方(基準面)が問題。両端支持すると自重だけで0.008反るのです。
お礼
丁寧な詳しいアドバイス、並びに回答ありがとうございます。 今後の加工に生かしたいと思います。 ありがとうございます。 またなのいかありましたら、アドバイス願います。
>いつも迷っています 何度も同様の作業をなさっているならば、焼鈍前後の反りの程度について データをお持ちのことと想像します。そのデータに基づいて取り代を決め ればよいと思いますが如何でしょうか。
お礼
アドバイスありがとうございます。 その通りだと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。 平行度と平面度の違いをいまいち理解していませんでした。 ありがとうございます。