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エアシリンダの圧力低下について
- エアシリンダに供給する圧縮空気の源としてペットボトルを使用しています。しかし、シリンダが動作するたびにペットボトル内の圧力が低下しています。
- どれくらい圧力が低下しているのかを計算することはできないでしょうか?
- エアシリンダの圧力低下により、システムの効率が低下する可能性があります。
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ノルマルリットル(NL)の意味を確認しますと、算出が容易だと思います。 先ず、ペットボトルの容積と圧力で、ペットボトル内の容積をNLで表現できます。 次に、シリンダの容積とバルブからシリンダまでの配管の容積を求めます。 シリンダのINとOUTでは、シリンダの推力もシリンダロッドにより異なりますが、容積も ことなりますから、計算時には考慮ください。 ペットボトル容積と圧力でNL算出+(シリンダ容積+バルブ~シリンダ配管容積)のNL算出 が、ペットボトル容積+(シリンダ容積+バルブ~シリンダ配管容積)の何倍かで、 圧力が求まります。 それが低下した圧力です。
PETボトルの耐圧 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB http://www2.hamajima.co.jp/~tenjin/labo/pet.htm 約6気圧程度らしい 通常のエアシリンダは0.5Mpa程度なのでそれなりに実用耐圧はあるとみなせる 但し、加圧回数は不明 本件でのエアシリンダのサイズが不明ですが https://www.smcworld.com/products/ja/actuator/s.do?ca_id=136 俗にペンシリンダと呼ばれる小型のものとして CJ1B4-5U4-10と仮定 シリンダ内径4mm、ストローク10mm シリンダ内容積1.256cc 最低使用圧力 0.2Mpa 2Lペットボトルを5気圧まで加圧したと仮定 実用空気体積 =2L*(5気圧-2気圧)=6L=6000cc (6000cc/1.256cc)/2=2388回往復 動作させることが可能 飲み残しの炭酸飲料入りペットボトルが破裂して大けが http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200407.html 「 圧力を加えて破壊試験を実施したところ、5.2~7.67kg f/平方センチで、」 「 すべて事故品と同様な底割れとなった 」 「 (製造直後の耐圧強度は、15~16kg f/平方センチ)。 」 ゼロ災で行こうヨシ! ご安全に!
絶対圧(ケージ圧+0.1MPa)✕容積での計算がベースです。 でも、ペットボトルをそのような用途に使うのは危険ですよ。 圧縮空気のもつエネルギーは大きいので、事故を起こす前に金属製の圧力容器に変更すべきです。 実験かもしれませんがペットボトルを使っていて事故を起こせば、「ペットボトルを使った」というだけで十分に過失責任が発生すると思いますよ。