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テンパーカラーの色の安定方法が知りたい
- テンパーカラーを濃い目の色で、かつ処理ロット毎に色合いが同じに出来る様な処理方法を検討しています。
- 温度を高めの550℃にして酸素濃度を多めの30%±5%にコントロールすれば安定するのでは?
- 酸素濃度を上げることで色合いを安定させる方法があればご教授をお願いします。
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時間を掛けなければ大丈夫。 http://www.asahi-kasei.co.jp/aec/e-materials/vol_10.html 図2.鋭敏化発生条件の模式図 550℃なら20分迄。この反応は比較的緩やかと考えられます。 色の干渉が起きる薄い膜なので更に上乗せすると色が変わるので、着色後に保護するような膜は無いと思います。クリヤーラッカーなどでは意味無いでしょう。 シチズンとは直お断りが入ったやつ?『サイズ、コストの制約は要相談・・』の装飾向き。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=261861&event=QE0004 >酸素濃度を上げるのは火災にならないか心配 燃える = 可燃物 + 酸素 どちらかが欠けると燃えません。 処理対象物はこの温度では可燃物にならない、燃える危険無。逆の酸素無しでは窒息が怖い。 酸素を高濃度にすると炉のいたみが少し早くなるかもしれない。 炉に使う金属も SUS304 の系統が多いから酸化されボロボロになって剥がれていく(鋭敏化は承知のうえで使う) >酸素濃度を多めの30% で空気の酸素濃度21%と結果が変わります? 実績あればその通りながら予測なら疑問。
対象材質が、SUS304であるので、どんな処理をしたいのでしょうか? 色を付けるだけなら、デポジション処理で着色した方が良いでしょう。 シチズン等の時計でのボディー着色を参考にする。 熱処理での硬度アップなら、加工硬化等での硬度アップに変更した方が、SUS304は妥当です。 他の質問を確認すると、 PVDやCVDにて、着色コーティングする が良かろうと考えます。 シチズン等の時計でのボディー着色もしていますよ。 http://www.ics-21.com/coating/pvd.htm
お礼
色を付けたいだけなのです。デポジション処理は確認しました。わがままな要望なのですが、お金をかけずにアニール炉だけでなんとかしようと思っていましたが厳しいそうである事が判ってきました。
特にステンレスに熱を加える事は慎重にしなければなりません 回答(1)さん同様に、直接の回答では無いですが念頭に置いておく必要がある 過去ログを探せば「テンパーカラーの色」についての記事がありそうに思える
お礼
この情報も知りませんでした。ありがとうございます。
安定化させる方法はわかりませんが、情報として一つ。その温度は鋭敏化という現象がおこり耐食性が著しく低下しますので注意が必要です。 色をつけたいだけでしたら、大気中加熱、320度15分ぐらいでいいのではないかと思います。現状ロット毎の色合いが違って困っているのですか?2BやBAでの熱処理経験はありませんが、ステンレスばね鋼(H、1/2H等)ではほぼ同じ色に上がります。「同じ色」に個人差はあると思いますが。 曲げRが大きかったり、形状によってはこの熱処理で寸法変化が起こります。変化量をみこしての製作が必要です。
お礼
知りませんでした。情報ありがとうございます。
お礼
なかなか奥が深くて驚きました。ありがとうございます。