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ガス濃度管理方法
ガス濃度の管理方法についてお尋ねします。 設備内で爆発性のあるガスと空気の混合気体の濃度管理には、専用のガス濃度計を設置する方法しかないのでしょうか? ガスと空気の混合比がわかれば良いので、酸素濃度を計測し温度・圧力条件を含めて空気量を算出することで管理できることになりますか? 後者でできるならガスの種類に左右されないので便利かなと思いました。ただし、いろいろなガス濃度計が販売されていることを考えるとできないような気もしています。
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ガス測定だけでなく,どの分析においても共存ガス(物質)の干渉が問題となります。 測定法によってその影響は違いますが・・・ ガスクロなどの分析では,分析対象を分けてから測るので,共存ガスの影響を受けにくい方法であります。ただ管理ということになると,その場ですぐに測れる必要がありそうですね(ガスクロなどの分析は,始めに確認するためには優れた測定法です。ただし,測定結果がでるまでに,どんなに早くても半日はかかるので,まず管理には向かないでしょう。) 管理をおこなうなら, 1.混合する前の空気供給側,ガス混合側の両方のガス流量をオンラインで管理して濃度を計算上で管理する 2.ガス警報器を利用する(安価,長持ち) 私は,やはり安全を守る上では,1を行いながら,2で安全確認をしていくのが良いと思います。
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- TEOS
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使っている酸素濃度計は、検知システムはどのタイプでしょうね。 高温セルで燃焼?させるタイプは、可燃性ガスが混在すると、 正確な測定が出来ません。 私の持っている酸素濃度計は、0.00*%から50%まで測定できますが、水素等の可燃性ガスが、数%有ると正確な数字が出ません。 ジルコニアセンサー使用。(古い機械だけど) 私も AIRの窒素と爆発性ガスが分離測定が出来ないと思います。 爆発性ガスの濃度管理も、 専用のガス濃度計を使っても、 最初にガスクロ等を使い、濃度の校正をしておかないとちゃんとした 純度が出ません。 特に混合ガスの場合 誤差が大きいですのでご留意を。 こんな感じでよいですか?
お礼
遅くなってすみません。 回答ありがとうございました。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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後者では一般的には無理です(特別な条件下では可能かと思いますが)。 もともと空気中に存在する窒素などの気体とその爆発性のガスの区別はつきませんし、ガスの種類によって爆発する濃度が違いますので。
補足
すばやい回答ありがとうございます。 重ねて質問いたします。 お答えから察するに、酸素濃度計測から空気量の算出が出来ないのでガス濃度管理ができないということでしょうか? 窒素等と爆発性ガスの区別をする必要性がいまいち理解できません。 追加情報で申し訳ありませんが、測定箇所は限られた空間で容積・温度・圧力は既知とします。 (ガスによって爆発・燃焼範囲が違うことは理解しております。) お手数ですがよろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 表現があいまいですみません。濃度管理と言いながらも実際は爆発下限外(50%LEL)の状態にあるか確認できれば良いというもので、細かい数値は必要とはしていません。 書かれているように基本的に常時モニターできる必要があります。