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丸棒 段落ち部に不定期発生する荒れはどのようにし…
- 金属切削メーカーで品質保証部に勤務し始めた者です。SAM材φ6のシャフトをローラー形状に加工している部品で、段落ち部に荒れが不定期に発生しています。
- 段落ち部は根元までのベアリング挿入を確保するため、逃げ溝加工をしていますが、φ4部の段落ち側表面に長さはまちまちなのですが転造後も残る荒れが2%ほどですが発生します。
- 問題の原因は社内調査でははっきりしませんが、発生対策を早急に行いたいと考えています。質問文章全体の文字数は126文字です。
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はじめまして 私もよく似た加工をしている作業者として、φ4部の切削部分(長さ7.5)ですが表面が荒れるのは、長さ7.5の部分全体ですか、もしくは一部分ですか? もし一部分の表面が荒れるのであれば、構成刃先が原因だと思います。 機械のスピードもあると思いますが、この手の加工で1分半の加工時間はかかりすぎだと思います。 表面を出す為に、切削条件を遅くしていませんか。 私の場合、ろう付けバイトを使用をしますが切削条件は回転数9000回転送り0.01ぐらいで行うと思います。 そうすることにより表面は白く曇った肌になりますが、表面粗度そこそこでますよ。 使用をしている機械、刃物、切削油、ガイドブシュは固定かロータリーかもう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。 回答の内容が余りにもおおざっぱ過ぎて申し訳ございません。 まずはじめにSUM材を使用されているとのことですが、鉛入りのSUM材(SUM23L、SUM24L)か鉛フリーのSUM材(SUM22、新日鉄、JFE条鋼製の材料)かどちらをしようされていますか 上記回答の場合鉛入りのSUM材との考えで回答させていただきました。 次に切削工具ですが、チップを使用されているのであれば、比較的ノーズRの小さいものでブレーカーはシンプルにRブレーカータイプをお勧めします。 刃先のチッピング等の不具合が生じるかも判りませんが、なるべく刃先は鋭角で切れる方が良いと思います。 私の場合、ろう付けのバイトの使用の為常に刃先は鋭角にし使用をしております。 切削条件ですが、φ6の場合主軸回転数3000~4000回転 送り0.02以下ぐらいではないでしょうか。(サイクルタイムからの推測で) はじめは勇気が要りますが、高回転、低送りをお勧めします。 回答欄にも、記入させて頂いた条件で行うと、りんごの皮むきのように長くつながったキリコが出来ます。 この場合、切削表面が、光っていればNG 出来る限り白く曇った切削表面を目指してください。(もし出ない場合は、バイト研磨機があればノーズR部分2度ぐらい下逃げ6度くらい幅0.2以内ぐらい研磨してみてはいいかもしれません) それと、長く伸びたキリコを、製品に絡まないように一方方向から切削油をかけて絡まなくするのが1つの手です。(この場合、切削ノズルの先は少し細い径の物を使用をし切削油の勢いを強くするといいと思います) 切削油のノズルをいっぱい開けてもだめな場合もあります。 上記の説明は前挽きの場合であり、裏引きの場合突っ込んでから切削を行う為 刃先がいたみやすくこの製品の場合切削長が7.5mmですから左勝手のバイトを使用をしガイドブッシュ側に引き込むようにすればいいと思います。(私は裏挽きが長さが短い場合はこの手を使用します) 裏挽きを入れる前には必ず突っ切りバイトで溝を入れおくと刃先のいたみはすくなくなります。(この製品の場合φ3.5ぐらいで) 長々と追記を書かさせて頂きましたが参考までに
品質保証よりも生産技術的な問題ですね。 クーラント液の流量や吐出方向を試行錯誤して、切りくず や異物の噛み込みを防ぐことが不可欠と思われます。 または、バニッシュ加工の代わりに、 研削級高精度シャープエッジインサート+低送りによる 旋盤加工でも何とかなるかと。 この場合、小物部品加工に強い切削工具メーカの、住友電工さん とか京セラさんにご相談することをお勧めいたします。
おそらくSAM → SUM >転造で仕上 外径ローラバニシングでしょうか? http://www.sugino.com/products/pdf/csa.pdf ローラーのキズ、切粉または塵芥の噛み込み、のいずれではないかと思います。 >どんな点からつぶしていけばいいのでしょうか? キズをなるたけ高倍率の顕微鏡で観察。ローラーをばらして同様に観察。異物の有無も。 資料の 5.整備、保守 の各項目確認。 仕上前の削り寸法と面状態が不良と結びついてないかの確認。 >端部を外径φ4(0,-0.03) 公差甘くて面粗さが厳しいのでオイルレスベアリングでしょ? パーツはプリンタなどのローラー軸 まだ国内に生き残ってたか・・・との感 回答(5)のような現役で作業に携わる方の回答が増えることこそ本サイのあるべき姿。 作業も判らず想像だけで徒に行数増やす回答がどれほど迷惑なことか。また月末どころか数時間で閉じることを要求する不遜な態度は前記のような回答の登場機会を損じることになる。
お礼
ご回答有難うございます。 大変参考になりました。 お察しの通りの状況のため、検査に時間がかけられないため今回の質問につながりました。 早速検討してみます。
> 段落ち部は根元までのベアリング挿入を確保するため、逃げ溝加工をしています。 を詳細に教えてください。 > 端部を外径φ4(0,-0.03)に削る加工において、 の記述ですが、ベアリング挿入なら通常は軸はタイト公差なので、φ4(+0.03,0)のように 多少+公差に転造や塑性変形されていませんか? > 逃げ溝加工 を、特に詳細に記述してください。 型の方の焼付き転写は、…??? 型の方の焼付き転写は、…??? ⇒ ローラー等の焼付き転写 各部・各径部分の周速度違いがあるのでは???
補足
ご連絡有難うございます。 φ6からφ4になる部分ですが、φ6→φ3.9(0.5mm長)→φ4という形状になっています。 「焼付き転写」はどのような意味でしょうか? 恐れ入ります。よろしくお願いします。
とりあえず ロット数が不明です 日産いくつなのか 形状もいまいちわかりません 単価もいまいちです 現在は抜き取りをしているのか?全検してるのも不明です
補足
ご連絡有難うございます。 形状は全長が360mmのφ6で、両端部7.5mmをφ4に削りだしています。1本あたり1分半で削る設定になっているとのことです。 現在は全数検査を行い始めたところです。 よろしくお願いします。
お礼
ご回答有難うございます。 切りくずが原因かも知れないとは思っていましたが、そのような方法で対処していくところへ考えが回りませんでした。 早速検討してみます。