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焼き入れ鋼のリード加工における問題と対処方法
- マシニングセンターで行う焼き入れ鋼のリード加工には、以下の問題が予想されます。まず、ワークが長いためにフレーム止めを使用する際に、切粉がフレーム止めとワークの間にたまります。このため、早送りで次の加工点へ位置決めする際にチャックのワークつかみ部がすべり、ワークがまわってしまうことがあります。また、加工時には最初のパスが必ず溝切削となるため、アップカット側の外径にバリが発生することも問題です。このバリがフレーム止めにひっかかり、負荷でチャックのワークつかみ部がすべり、ワークがまわってしまうかもしれません。
- これらの問題の防止と対処方法についてアドバイスします。まず、ワークが長い場合には、フレーム止めではなくセンターリングを使用することを検討してください。センターリングは、ワークをセンターポジションに保持することができるため、すべりや回転を防ぐことができます。また、バリが発生する問題については、加工前に外径のバリ取りを行うことが有効です。バリ取りをすることで、バリがフレーム止めにひっかかることを防ぎ、すべりを防止することができます。
- 以上のように、焼き入れ鋼のリード加工にはワークのすべりや回転、バリの発生といった問題がありますが、センターリングの使用やバリの取り外しといった対処方法を行うことで、これらの問題を防止することができます。工程に十分な注意を払いながら作業を行うことが重要です。
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目的はあくまでバリの逃がしなのでZは0.1程度でいいと思います。 ただ、6000rpmでは足りないのでは・・ http://www.techno-qanda.net/dsweb/ViewListCollection/Collection-1569?view_all=&sort_by=owner 上記資料は参考になると思います。
その他の回答 (2)
加工パスの生成の仕方にもよりますが、アップカットになる部分を一度非常に浅いZで溝加工、その後本番の加工にすれば、バリの逃げができ、問題なく加工できます。1度目の加工はかなり浅いZで加工するので送り速度も超高速で送ることができ、時間ロスも最小限です。(ただしマシニングのmax回転数がある程度必要)
補足
超高速で送ることが可能とのことですが、その際の送り、および、マシニングの必要max回転数はいくらぐらいでしょうか?自社のマシニングセンタ-は、max6000rpmです。 また、かなり浅い切込は具体的にどれくらいでしょうか? エンドミルはフラットエンドミルΦ12(コーナ-R付)を使用します。
> ?ワ-クが長いのでフレ止め(固定式)を使用するのですが、切粉がフレ止めとワ- > クの間にたまるので、早送りで次の加工点へ位置決めする際、負荷で > チャックのワ-クつかみ部すべり、ワ-クがまわってしまう。 対策案 1.噛み込み部をエアーブローする 2.カバーを付ける > ?加工した時、最初のパスは必ず溝切削となるので、アップカット側の外径にバリが > 発生する。 > このバリが、フレ止めにひっかかり、負荷でチャックのワ-クつかみ部すべり、ワ- > クがまわってしまう。 対策案 1.振れどめ部分以外を加工し最後にする 2.振れ止め部加工したら通り過ぎずに一端加工をやめ 面取りカッターでバリを処理する、その後溝加工再会
お礼
早速の回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただき、加工にトライしたいと思います。