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FCD550N材の面取り部のトケについて
- FCD550N材のトケ発生箇所は、面取り部で発生している可能性があります。
- トケの原因は、面取り部が鋭角すぎて過加熱が起きることが考えられます。
- 改善としては、鋭角部を鈍角にすることでトケの発生を収めることが期待できます。
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FCD550N・・・正確に言えば、そのような材質はJISに存在していないようです JIS G 5502:2007 「球状黒鉛鋳鉄品」には、FCD500-7 は有るんですけどねぇ 主要基地組織が、フェライト+パーライトとあるから、このパーライト部分の 含有炭素合金が焼入れされて硬化するのみで余り硬化しない理屈になるのかな
高周波加熱の基本として、電流はコイルと直交する向きになります。 Ω形状、またはラセンの電極に凸や凹形状を通すとすると、角部分は電流が集中しやすい傾向になり、また電極との距離が近くても流れやすくて温度は上がります。 面取角を大きくすることは有効で、それは距離を離すことにも相当します。 コイルの向きを90°変えると凸の先端は逆に電流が流れにくくなる(全体加熱でなくなるから全周やるには回転) 複雑な形状なら脳内では最適なコイルが設計出来ず、電磁界解析というコンピュータ援用法 http://www.denkikogyo.co.jp/business/hf/technology/simulation2.html 装置屋さんみたいなので問い合わせ要 加熱コイル専業は? http://www.nkgk.com/ 間違い訂正 電流の流れの向きはコイルと同じです。 http://www.i-mecs.com/technology/ 高周波誘導加熱の原理 → うず電流 磁気の方向(磁束)と勘違いしてました。 なのでさらに訂正 × 角部分は電流が集中しやすい傾向になり ○ 電流は近回りしたがる傾向があり凸凹先端は流れにくい傾向があります。 しかし距離が近い効果で過熱になるようです。 電磁気学の教科書は滅多式が多いので敬遠し、この模式図ともうひとつ周波数の高低での加熱深さを知っておれば役立つと思います。
「熱処理」といっても、目的に応じて様々な方法や、温度や時間などの条件 があります。 ご質問者さんにとっては、まさに直面している問題であって、その熱処理が 何であるかは「言うまでもない」ことと思います。しかしながら、遠くから 情報を受け取っているこの森の読者は、その熱処理がどんなものであるかを 想像することが困難です。 客先との関係において、詳細に説明し難い事情があるかもしれませんが、 「熱処理」についてもう少々説明を付け加えて下さるようにお願いします。 「コイルタッチ」という用語を使っていらっしゃいますが、高周波加熱の ような方法なのでしょうか? 高周波加熱と仮定したとき、コイルにタッチしたからといってワークが コイルの熱を貰って溶けるということは想定し難いです。コイルは銅製 の筈ですから、FCDより融点は低く鉄を溶かすような温度になる筈はあり ません。たぶん水冷を行っていて、銅の融点に比べて十分に低い温度に 保たれていると思います。 僅かな偏芯で、コイルにタッチするほどコイル径が小さいのであれば、 もっと空間に余裕のある大きい径のコイルを使うように熱処理業者さんに 相談して下さい。(若干加熱効率が低下すると予想されますが) コイルの近傍は、磁界が強いので、ワークが局所加熱される可能性があり そうです。
情報が少ないですが、貴殿の記載の如くでしょう。 FCD550N材??の熱処理ですよね。 コイルを使用しての熱処理ですよね。 トケの発生箇所は必ず、面取り部で発生している為ですが、一般的に90°コーナーの面取では、 角度は135°&135°で鈍角ですよね。 面取り部が鋭角すぎる事で過加熱になりトケが発生する事だと考えますが、…とか、 改善としては鋭角部を鈍角にする事によってトケの発生は収まるでしょうか、…とか、 (面取りを大きく取る)とか、 が少し??ですが、そのようにできるなら改善できるでしょう。 コイル → FCD550N材表面 → FCD550N材内部へ に(熱)エネルギーが伝達します。 FCD550N材内部へ に(熱)エネルギーが伝達するルートは、鈍角なら拡大傾向で、鋭角なら 拡大傾向が少ないです。 それと、突起部分への コイル → FCD550N材表面 の(熱)エネルギーが伝達効率が高くなる コイル仕様にしているか、工法にしているかも考えられますが、改善としては鋭角部を鈍角 にする事は有効でしょう。