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加工速度低下につながった理由と改善方法
- M社の放電加工機を使用しており、加工速度の低下が起こっています。メンテナンスのおろそかさが原因と考えられます。
- 加工速度の症状として、加工条件の速度が2~5割程度しか出ず、ワークに切り込むと断線することがあります。また、加工中にも断線がたまに起こります。
- 主な加工条件は両離しをメインに使用し、ワークはAl、SUS、鉄が多く、ワイヤ腺はBS0.2を使用しています。
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主な条件が両離しや両離し-Lということで考えると、 基本的には加工部に加工液の液圧がかからなくて チップのはけが悪くても断線しづらい条件になっています。 加工速度も2~5割程度という事ですと完全に異常です。 「加工層にムラがある。」とはどの様な事でしょうか? 「ワークと治具の接触部に放電痕が見られる。」ともありますが ワークをテーブルに直接固定しても速度が出ないのであれば 給電関係で問題があるように思えます。 給電板は交換しているとの事ですので、 テーブルや上下のヘッドへ給電している ケーブルを確認してみたらどうでしょうか? 下ヘッドへのケーブルなどは圧着端子の付近で 切れ掛かってる場合が結構あります。 もう一つ確認するとすれば 何もワークを置かずに加工をしてみてください。 放電しないので、早送りもしくは、設定速度で動く事が 正常です。 それでも速度が出ない場合は、異常ですのでメーカに連絡してください。
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おそらくチップの排出と通電不足が原因ではないでしょうか。 水流が加工部分に入りにくい形状(ノズルとワークの間隙が大きい等)だと、条件を下げてやらないと断線しやすくなります。 通電不足は、電極線などの接続や破損をチェックしてみてはどうでしょうか。 加工音が小さいということは、電気の供給不足が起きていそうです。電流計や電圧計の数値をチェックしてみて、適正値をメーカーに聞いて比較してみてください。 加工液の汚れも気になるところです。比抵抗値や水質自体をチェックしてみては? それでも条件の2~5割は低すぎるような気がします。 改善しなければ、メーカーに調整を依頼した方がいいのかもしれません。 あとは、一度徹底的に洗浄してやることです。 ウチの機械は、昨年7年のリースを終えましたが、加工条件の上限値(○○~△△なら、△△くらいの速さ)で加工できています。 メンテというほどではありませんが、一つワークが加工終わった都度、加工層内を洗い流してやるだけです。時間にしたら1~2分でしょうか。 電源切る前には、もう少しだけ丁寧に洗ってやります。これでも2~3分程度。 案外、この程度で良さそうですよ。
>1stは加工条件の速度の2~5割程度しか出ません 加工地点に液圧が懸かっているかを確かめる。液通の経路に不具合があったり、正常でもワークに片側でも段があると周囲から圧が逃げるからそのような低下がおきる。 >ワークはAl 旧式機械だとワイヤーが切れやすい。アルミは瞬間に酸化されて出来るアルミナは絶縁体で放電が途切れることあり。 >ワークと治具の接触部に放電痕が見られる ボルト固定ならそのようなことは起きないはず。起きれば当然不調の原因。