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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:加工条件について)

電源電圧とコンデンサ容量の加工条件の影響

このQ&Aのポイント
  • 電源電圧とコンデンサ容量の加工条件の変化が、加工速度やワークの表面粗さにどのような影響を与えるのか気になっています。
  • 電源電圧を上げると放電ギャップが減り、加工速度が上がる一方で、ワークの表面粗さは粗くなります。一方、コンデンサ容量を増やすと加工速度が遅くなりますが、ワイヤー径の減りが少なくなるようです。
  • 参考書やウェブサイトで詳しい情報を見つける方法がわからず困っています。加工条件の変化による影響について、教えていただけると助かります。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

放電加工における加工電圧と静電容量の関係についての一般論を述べます。 放電加工は、アーク放電によって微量に金属を除去する加工です。従って、どのような放電がおきたかを考える必要があります。 直流電源による放電加工を例にとると、一回の放電アネルギーは静電容量に比例し、電圧の二乗に比例して大きくなります。そして、放電エネルギーが大きいほど、加工速度は大きく、面荒さは悪くなります。 実際の放電加工機はパルス電源なので、それを念頭に整理すると、先ほど述べた電圧と静電容量の関係に、さらにパルスの条件が加わります。パルスの周波数が大きくなれば放電の回数が多くなり、パルス幅が長ければ放電エネルギーが大きくなります。しかし、パルス電源の場合は充放電回路の抵抗やインダクタンス、負荷側の浮遊容量によって一回一回の放電条件に制限ができます。 この他に、ワイヤーの直径や材質、加工する材料の性質によって最適条件条件が異なります。 実際の加工においては、加工速度重視と面荒さ重視ではそれぞれの調整方向が異なることから、両立はできないと考えます。 例えば、最良の面荒さを得ること=放電エネルギーを最小なので、静電容量を最小として、放電可能なギリギリの電圧に設定するのですが、加工時間は非常に長くかかります。こうしたことは、#2のワッキーさんのご指摘通り、バランスが大切です。 参考URLは三菱のHPで公開されているワイヤーカットにおける加工ノウハウです。会員登録を行うと閲覧できます。放電加工機を製造している各社はWebにて加工条件を示しています。 Webで検索すると関係する文献もたくさん出てくるので、何か一つ手元に置いておかれると良いでしょう。

参考URL:
http://www.diax-net.com/japanese/
noname#230359
noname#230359
回答No.2

madsinさんが加工条件を変更して何をしたいのか分かりませんが一般的な加工条件について私の理解している事を書きます。1St条件は粗加工で大体の場合、速度重視の加工条件になっています。次に来るのが2nd条件以降の形状修正加工です、ある程度形状修正をできるパワーを持った条件で形状を修正します、表面粗さは1stに比べれば若干良くはなりますが、まだ粗いです。形状が修正できた後に表面粗さを良くする条件に移ります。表面粗さを良くする条件とはパワーの弱い条件です。形状修正がしっかりとされていない場合は、均一な表面粗さの品物を得る事はできなくなります。条件を変更する理由として、品物の上中下の寸法差がある場合やコーナだれがある場合、単純に速度UPしたい場合などがあると思いますが、加工条件にとって重要な事は大きく、加工量と加工パワー、加工速度この3つのバランスだと思っています。madsinさんが条件を変更したい理由がもう少し詳しく分かれば私なりのアドバイスができると思います。条件項目の意味などはメーカに問い合わせれば対外的に問題の無い範囲では答えてもらえると思います。 私は銅電極を加工する場合や歪の大きな物を加工する場合は若干の条件変更はしています。以前はメーカで加工条件を作成していましたので。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

こんにちは。 当社が使用しているワイヤー放電加工機はメーカー よりいただいている条件でほとんど加工しています。 20年ほど前は、メーカーに指導いただき、少しは 条件を変えて行っていましたが、いろいろな数値を 変更すると幾つかの条件が変わってきて、素人はや らない方が良いと言われました。 最近の新しい機械ほど微妙です。メーカーではいろ いろなテストカットを行っていますので、どうした いのかを伝えアドバイスをもらうことがよいのでは ないでしょうか。 ただ、どの数値がどんな意味を持つことは大切なこ とです。これも詳細はメーカーごとに違うので一般 の参考書より、メーカーにお問い合わせされること をお勧めします。

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