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チャージレート
こんにちわ。 私は小さな会社で課長をさせていただいています、33歳男です。 まだこの会社に入ってから2年ほどです。 今弊社のチャージレートについて疑問に思いいろいろと自分なりにしらべております。 私どもの課は、社員4人(社員3人、パート1人)で、機械MC*2台、NCフライス1台、ボール盤2台、三次元測定器1台、を使用し日々作業をおこなっております。 原価計算をしたところ 1、機械償却費 2、人件費 3、電気代 4、その月に購入した材料(材料費) 5、その月に購入した消耗品費 6、その月に依頼した表面処理費 上記をまとめて月22日出勤、1日8時間 で計算したところ 1分あたり70円(時間チャージ)になりました。 ----------------------------------------------------------------- ※1,ここで解からない事があります。 在庫として製作した製品はどのように処理すればよいのでしょうか? この材料費はその月の原価に入れれば良いのでしょうか? (この在庫は見込み生産です、受注がくるのは翌月、遅くて半年後 こない場合もあり) ★在庫を製作する理由↓ 1個製作では価格が合わず、10個製作すれば少し利益がでる為2個注文がきても8個在庫品として製作しております。 ------------------------------------------------------------------- ※2,時間チャージ70円では数を作っても金額が合わない場合があります。 そのような時は機械を多台持ちにて作業したいと考えております。 この時の時間チャージは70円?それとも人件費を抜いて考えて良いのでしょうか? ↑が格安の製品を生産するからくりだと思うのですが、なかなか細かな仕組みが解かりません。 -------------------------------------------------------------------- 課長として今の時代知識が無くとてもお恥ずかしい話ですが先生方どうかご指導くださいませんでしょうか? 宜しくお願い申し上げます。 どうしてもこの課を生き残らせたいです。宜しくお願い申し上げます。
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※在庫として製作した製品はどのように処理? この材料費はその月の原価に入れる? 帳簿は現金や品物が動いた(商行為があった)ときには漏れなく記帳しなければならない。よって2~6の対外的な出費はその時点で記帳する。 売上げも品物/現金が動くからその時点で記帳。 それまでは在庫 = (棚卸)資産 の項目に計上。品物は倉庫。外部へは動かないから内部処理。 1の償却費は帳簿上の会計処理。半年/年毎の決算、税務計算には必須。月の単位なら分割計上。 で、2項目の行先が決まり毎月の決算が可能となります。 但し製造部門内部に限定なら【社外】売上げでなくとも、在庫分=【社内売上げ】として含めて損益計算するのは構わない。でないと部門業績が凸凹する。 会社の経営上は、在庫を無闇に増やすと問題ありです。 http://kessansyo.com/2-5.html 過剰在庫は利益圧迫の基 vs 過少在庫は利益圧迫の基 両面あり 棚卸資産回転期間 実例は在庫が腐ると表現する如く、世に腐るほどあります(先週も工場見学で具に観察) それにしても、管理職となると経理・会計の知識は必須です。内部でもそうだし、外に出た時、貸借対照表/損益計算書、流動比率、固定比率の意味ぐらい知らないと恥をかきます。製造部門なら、町の本屋でも軽く十冊以上ありそうな『やさしい』本で充分です。 やさしい会計学 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E4%BC%9A%E8%A8%88%E5%AD%A6-%E6%97%A5%E7%B5%8C%E6%96%87%E5%BA%AB-74-%E6%B2%BC%E7%94%B0-%E5%98%89%E7%A9%82/dp/4532010748
チャージレートの数字分析はその位にして、実際の稼働率を上げる工夫の記述を重視し、 相談すべきと考えます。 やっているとは思いますが、 * できるだけ外段取りができるようにして、加工機を止めない。 * 類似品や少し似た物は、テンプレートでの作業ができるようにし、その割合を高める。 * 仕事量(稼働率)を増やし、その中での創意工夫をする で、ロス率の低減と月24日出勤&1日10時間で計算することにし、実践もする考えでの チャージレート低減は無理でしょうか?
お持ちの機械類から割と短期間加工中心だとお見受けしますが >在庫として製作した製品はどのように処理すればよいのでしょうか? 在庫は資産に準ずる扱いになりますが半完成品扱いで課税項目には入れません キャッシュフローからは見えなくなります。 >この材料費はその月の原価に入れれば良いのでしょうか? 良いはずです。実際にはずれるはずですが短期間加工なら問題ないでしょう 加工時間によっては工場投入時に原価を立てる場合も場合もあります。 >※2,時間チャージ70円では数を作っても金額が合わない場合があります。 まずは限界分析をしましょう。 金額が合わない原因は機械割なのか人件費(工数)なのか。 どちらが超過するかで対策は変わります。 >そのような時は機械を多台持ちにて作業したいと考えております。 工数で限界ならできませんよ。 その場合は生産の自動化を進めるなりの効率化がセットになります。
課を生き返らせたいとのことですが、先ず分析されたチャージの金額構成がどのようになっているか。一個生産では単価が合わないから10個生産すると言うことは非常に危険な賭です。もしその中の1個出も残ってしまうと利益が無くなります。又、在庫を持てばその分金利リスクも発生します。今の時代は在庫を作るのではなく、いかにして加工コストを下げられるかに掛かっています。在庫に付いてはいろんな考えが有ります。月単位での利益管理するときは 原価に入れた方が良いと思います。最終的には決算ではっきりします。 分チャージ70円で合わない場合は合う加工方法、条件を探すしかないと思います。多台持ちの場合はその機械に掛かる人件費を入れるべきです。 機械の償却にしても何年で償却するのか、稼働時間は一日何時間にするか で大きく変わってくると思います。1440万円の機械を10年で償却するとして、144万円/年間、12万円/月、5,454円/日、681円/時間となります。金利は計算していません。一時間延長するとこの1時間の償却費は見る必要が有りません。残業による人件費のアップ分とどちらが高いかによって判断すればいいと思います。 原価計算には上記以外に多くの要素が有ります。建物、通信費、光熱費、交通費、保険料等まだまだたくさんあります。これらの経費は時間延長しても大きく変わりません。つまり時間延長することによるコストメリットが出ます。但し、それだけの仕事が有っての話です。又、加工する機械を稼働する場合に段取りによって大きく変わってきます。外段取りを出来るだけ多くして、機械が止まる時間を少なくすることが大切です。一度実際に機械が動いている時間のデーターを取ってみてください。手待ち、機械を止めての段取り替え、思っている以上に機械が止まっています。 工場内には多くの無駄が有ります。その無駄をいかにして見つけるかが勝負の分かれ道では無いかと思います。頑張ってください。