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設計の解決策の王道をまとめた本を探しています
- 設計の解決策の王道をまとめた本を探しています。こうした「こういう場合はこうする」という解決策の王道みたいなものが、設計の世界にはたくさんあると思います。
- この王道をまとめた本がないかと思っています。以下の条件をみたすような本です。・「こうしたい」という事例から、解決策を引ける・それぞれの解決策のメリット・デメリットや向いている事例と向かない事例が解説してある・図が多様してあって分かりやすい・知識がなくても概念ぐらいは分かるようになっている。あるいは自力で調べる手がかりが載っている。
- 機械の部品関係で、そんな本に心当たりはないでしょうか。あるいは、そうした情報は、何をキーワードにしたら見つけられるでしょうか。
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初めてのご質問の方に対して、手厳しい回答になって申し訳ありませんが、 お問い合わせは「突っ込みどころ」が満載のように思います。 できる限り少ない記述で物事の真理を表そうとしたものが「理論」です。 ニュートンの万有引力の法則などを思い出して頂ければいいと思います。 この理論に基づけば、天体の運行が計算できるなど、とてつもなく応用範囲 が広いものです。 機械工学の分野でこのような理論を記述しているのが、機械設計製図便覧の ような本だと思います。このような本には、理論だけではなく、比較的よく つかう規格などのデータも掲載されているので、手許に置いて、拠り所とす ることがいいと思います。 上記のようなことを書きましたが、お問い合わせになりたいことは、「便利 な事例集」が欲しいということですね。 事例集は、「理論」のように純粋化できていないので、分野によってその常 識が千差万別と思います。前の回答者さんがご回答のように、そんなに簡単 に手に入るものではないし、それなりの分量(ページ数)になると思った方 が当たっていると思います。 とはいうものの、そのような問題意識をもって、今日から3年間情報収集を 続ければ、ご質問者さんの手許には、どこにも売っていないご自身だけの 「定石集」ができあがると思います。 苦労しないで手に入れた情報は、身近にあっても大して活用できないことが 多いものです。その程度の情報でよければ、今の時代「本」を手許に置く必 要はなく、その都度webで検索すれば済むようにも思います。 web以上に有効なのは、実例を見ることです。自分自身の手で分解して観察 するようなことを経験できれば、きっと身に付くと思います。 初心者向きではありませんが、設計情報の集大成のようなサイトを開設 なさっている方もいらっしゃいます。 次のURLを一度覗いてみてください。 http://www.kikaikaihatu.com/index.html 沢山項目がありますが、以下の項目などが雰囲気をつかむのに良さそうだと 思います。 ・機械設計・計算書関連index30 ・ホームページの掲示板index50 ・データ または 計算
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回答(5)です。 昔からのことわざに、“学問に王道なし”があります。 精神面的には、其方の方面からの確認もするべきでしょう。 そして、そろそろ閉じましょう。
例え、そのような本があっても、それを全て記憶して留めて於けるのだろうか 人間の記憶と言うものは曖昧な部分も多く、とても不確実なものなのです しかしながら、それに実際の経験が付随すると特に苦労したものは忘れないし 脳の奥底に鮮明に記憶される。よって瞬時に「ひらめき」解決策が見えるかも 単に本を読んだだけで設計者としての近道は存在しないと考えます ですが、物事の真理を追究し常に好奇心一杯な少年のような気持ちが無い人は 設計者として進化は絶対に無いと思うので、あなたはとっても好感が持てます
お礼
好感を持っていただき有難うございます。できれば情報もいただけるとさらに有難かったです。 技術習得に近道がないのはわかります。 また、経験が知識に勝るのも分かります。とはいえ、知識もいらないわけではないと思います。 「初心者だから失敗しても仕方がない」というのは甘えで、経験が無ければせめて知識でカバーしたいと思います。 なんて生意気を言ってみても、最終的には失敗して謝ってまわるんですけど・・。 すいません私は空気を読むのが大変苦手な人間で、「其方の方面からの確認もする」というのが具体的にどうやって何を確認するのかぴんときませんが、多分、「本を読んで得た知識はそのまま使うのではなくて自分で追実験をやってみなさい」という意味かと思います。 使用できる道具に限りがあるのでなかなか難しいのですが、やれるだけがんばってみます。 有難うございました。
技術分野に王道や帝王学的なものはありません。 仮に分野別に(教本等で)あったとしても、それを使用するのは人なので、その人に応じた (その人に解る)内容の物はありません。 似たような内容で、困った時にはその分野の教本を入手し確認したり、冶具ファクチャー を確認したりしていました。 陽明学に、“知行合一(ちこうごういつ)”の命題があります。 知って行わないのは、未だ知らないことと同じである、実践重視の教えです。 設計の知識を知っていても、設計時に活用できないでは駄目なのです。 > 図が多様してあって解り易い。 > 知識がなくても概念ぐらいは分かるようになっている。 > あるいは自力で調べる手がかりが載っている。 は、冶具ファクチャーや図面集ですが、それ等を観ても解らない方もいます。 それなら、それが解る王道の副読書は、……となります。 大きな意味では、この森の(対話形式の)存在意義でもあるからです。 人に物事を伝えるのは本当に難しいです。 会社対会社での仕様打ち合わせで、面と面を突き合わせて、記事録を取りサインまで 交わしても、お互いが思っていることが違うことがあるからです。 (打ち合わせのやり方が拙いでは、片付けられないこともあるのです) だから、細心の注意を払って打ち合わせをすることになります。 話しがズレてきましたが、近道はないということです。 前もって知っていたら…が近道でも、それなら沢山の本を読む。 効率的な本の読み方は、 * その分野に絞って * 人に可愛がられる本を読んで、その人から知識を吸収する * 風水学等の占いの本を読んで、環境を整える 等で、人によって様々なように。 「冶具ファクチャー」は、その企業やその分野等の秘伝書みたいなもので、一般的にネット等 に出ていません。 似た内容に、機構集や図面集がありますが、これらも書籍化はしていてもネット流失はして いないと思います。 また、機構が概略解る程度で、寸法や公差は入っていない物が多いです。 これは、「冶具ファクチャー」も含めてです。 ですから、一定以上の技量がないと使用できません。 ある自動車メカーの仕事で、等速ボールジョイントでの業務提携で仏メカー?の図面を 観ることがありましたが、公差が入っていない物も多く、大変苦労しました。 (機構の特性で、使用目的を判断しなくてはいけないために) > 技術習得に近道がないのはわかるのですが、例えば物を運ぶ構造を作ろうとして、…… なら、世の中の“物を運ぶ構造”を調べるです。 その調べ方は色々あるのですが、限界のあります。 また、世の中に未だ存在しない物を作ろうとすると、その手法は使用できません。 ですから、企業間の業務提携や買収があるのです。 ある有名企業の役職のあるエンジニアが言っていました。(海外メーカーを含め数人です) 大学等で勉強したことは、企業では最初は殆ど役に立たなかった。 でも、企業に入り我武者羅に仕事をしていくうちに、大学で習った内容が企業での仕事と 融合してきて、仕事が楽しくなるのだと。 知識と実践体験の両輪が揃ってはじめて前に進めるのです。 その時に、改めて貴殿が要求している物を探すと、簡単に見つかるような気がします。 向こうからその資料が来るとか、今までみていた世の中の資料や品物が資料集に観える とかです。 小生は、その様に思います。 楽をする/考えることは、合理化の精神に近いので、大いに考えた方がよいでしょう。 小生は臨済宗(禅宗)なので、貴殿のテーマのような問答は好感です。
お礼
有難うございます。 「冶具ファクチャー」というのがなんのことか分かりませんでした。似たようなので「マニュファクチャー」は見つけましたがこれは「工場制手工業」なので、「工場制冶具」? すいませんやっぱり分かりません。 「図面集」はひとまず検索してみましたが、外観寸法を知るための図面や建築系の図面はありましたが、内部の部品などのものは見当たりませんでした。何か出版されているものがあるのでしょうか。 技術習得に近道がないのはわかるのですが、たとえば物を運ぶ構造を作ろうとして、自力で車輪を発明したら偉いと思いますが、むしろその考えていた時間を他の事を考えるのに使ったら、もっと有効だろうと思います。もちろん車輪を発明するための思考は無駄にならないどころか良い勉強になると思いますが、それはもっと新しいものを発明するための思考でも同じではないかと考えます。 そういう意味で、新しいものを発明する思考時間を車輪の再発明に使ってしまうのは無駄だと思うのです。だから、さっと調べられる本があったら便利だと思いました。 初心者が生意気なことを言ってすいません。 でも、科学技術というのは先人の発見の積み重ねで進歩してきました。車輪を再発明するのは、過去の技術者たちの積み重ねを否定することではないかという気がするのです。
>そんな便利な本はありません。 そうですね一冊の本としては存在しない でも、書店には存在する amazonで”機械設計”で検索すると 「検索結果3,155件中1件から12件までを表示 」 ここに出てくる本全部ひっくるめて 「機械設計全集」 たかが1000ページや2000ページくらいで書ききれるはずも無く 回答1さんご推薦の 「図面って、どない描くねん」 は219ページ <このページ数が強引に平均とみなして 219ページ*3155冊=約69万ページ この手の質問する人は概ね数十ページ程度のペラペラの本を求めてる ツベコベ文句垂れず69万ページ読むベシ 機械設計に限らず設計職に就いている人は図面だけでなく 設計構想書、設計仕様書や操作マニュアルとかの文書を書く場合も多い 自分で書く文書が数百ページ以上になるのに 数十ページの本が参考に成り得るか? 何処かの小説家だったか 数百ページの小説を書くのに総計数千ページに亘る書物を読むとかなんとか そんなインタビューを見たような >各社のカタログの、技術解説ページを、 困ったときのミスミ http://koza.misumi.jp/ ここにも技術講座がある
お礼
厳しいことを言いつつちゃんと参考情報を出してくださって有難うございます。 69万ページ読むのはいいんですが、その順番を知りたいです。最初に難しい本を読んでも頭に入らないと思うので、初心者向けの本で、自分の求めている情報が何なのかを知るところからスタートしたいです。 ひとまず本と雑誌とサイトをご紹介いただいたので、そこを取っ掛かりにしてみます。
回答(1)ははは氏の挙げた本は、 以前に、学生の副読本として検討した事があるものです。 中堅設計者が、ちょっと確認用に使うには良いが、 初心者が読んだら、意味が分からないか、又は、誤解する本だと考え、 副読本としては見送りました。 物事を良く知っているベテランにとっては物足りないか、 部分的に異論を差し挟みたくなるものだと思います。 さて、御質問への答えですが、 そんな便利な本はありません。 文字通り、“王道は無い”のです。 有るには有るのですが、 人によって求めるレベルが違ったり、解釈できる能力が違ったりして、 万人向けのものでは役に立たなかったり、 専門的過ぎてチンプンカンプンだったりします。 私の経験では、某バイクメーカーで、 社内の若い設計者向けに、ベテラン達が作ったものが一番良かったです。 テーマ決めをベテランが、調査や取引先への取材とまとめを新人が、 その添削を再びベテランが、それぞれ行い、冊子にしたものを作りました。 そんな本を探している貴方自身が、御自身の今までのノウハウを、 先ずは、まとめてみましょう。 その上で、社内で色々な人に読んでもらい、教えを請いましょう。 まぁ、高校生の頃から機械技術者を目指して、 受験勉強そっちのけで「機械設計」を読んでいた私は、 主要な記事を製本して保管していたら、 いつの間にか、貴重な文献になっていました。 # 難しい専門書にかじりついてみたりも、良いものです。 ちょっと追記。 各社のカタログの、技術解説ページを、 片っ端から読んでみるのが、一番の近道かも知れません。
お礼
情報有難うございます。 しかし「某バイクメーカーで、社内の若い設計者向けに、ベテラン達が作ったもの」というのはバイクメーカー勤務でない私が入手することはおそらく不可能ですね。 「機械設計」というのは、日刊工業新聞から出ている雑誌のことですね。1,380円×毎月・・。でも特集のタイトルを見ると確かに役に立ちそうです。私に理解できるかは分かりませんが、ひとまず一冊買ってみます。
つhttp://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E9%9D%A2%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%AA%E3%81%84%E6%8F%8F%E3%81%8F%E3%81%AD%E3%82%93-%E2%80%95%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E8%A8%AD%E8%A8%88%E8%80%85%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E8%A3%BD%E5%9B%B3-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%AD%A6/dp/4526055069#_ このシリーズが売れてるらしい 私は読んでませんが 基本的にノウハウで口伝みたいなもんですからね 現場へ行ってだべるより よそ様の機会を見て、こうゆう機構があるのかと盗むのが現場へいけの意味のはずなんだが どこをどう間違えたか だべりに行くのみ…orz
お礼
有難うございます。 実は初心者向きではないとか誤解を招くとかの話もありましたが、誤解するにしても現在のまったくゼロ状態よりははるかにマシになると思うのでまずは読んでみます。
お礼
有難うございます。 「機械設計製図便覧」、主要目次だけwebに載ってましたが、単位とか寸法公差とか、軸受けの種類とか、なんだかとても役に立ちそうです。すばらしい本を紹介いただいて有難うございます。 また、サイトの情報も有難うございます。 実物を分解してみるのは、あまり機会がないのですが、確かに廃棄品回収時に部品取りをするとき、「これはなんでここに穴が開いているのだろうか」とか「ここの調整はここでできるようになっているんだな」とか気づくことがあります。ああいう経験を大事にすると良いということですね。次の廃棄品回収は年末にあるので、また部品あさりに勤しみたいと思います。