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表面に付着した物質の重量測定
- 鉄板に接着剤を吹付けて乾燥させ、残る接着剤の重量を測定したい。
- 現在の方法では乾燥に時間がかかり設備停止が多いため、吹付けた状態での重量測定方法を知りたい。
- 品質的な記録を残すため、理論計算ではなく実際に測定する方法を希望している。
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かなりいいかげんな事を言いますw なぜ接着剤の重量を測るのでしょう? 必要なのは仕上がりの接着剤厚さの精度なのではないのでしょうか。 重量で測ったら場所による塗布量の違いがあっても全てネグられてしまう… それならいっそ ディンプル加工したローラーで転写塗布してしまうとかの方が 吹き付けよりオープンループでの制御性は良いような気がします。 プロセス変更リスクを冒したくない旨は了解しました。 が、 >圧力で接着剤が流れます なら、圧力ではみ出る部分があるんじゃ無いでしょうか? 一定量以上の接着剤を塗布しておいて余分を押し出せば良いだけな気が。 メッシュスペーサーをインサートする、接着剤にスペーサーフィラーを混ぜる、 中央に一定厚さのスペーサーを挟んで3層構造にして接着剤の吹付け厚さを薄くして エリプソメーターなどで直接接着剤膜厚を管理する。などもできる気がしますが、 基本は吹付け前の接着剤の管理を厳密化し、温度等の依存性から相関係数を算出して QCを強化するしか無いんじゃないかな。枠から出ないで無いものねだりする位なら 地道に足場を固めてルーチン化を徹底するのが手堅いと思います。
塗装でなく接着剤? あまり大物ではない様子。 >接着剤と溶剤を吹付けて 両者の定量化は可能で、なされている。 混合して放置すると溶剤だけ蒸発するが、それは無いとする。 吹付けを安定化して、接着剤および溶剤がワークに残る分と空中に逃げる分の割合を一定にする。これが為されれば個別に量る必要もないはず。 イヤ駄目、ロット別/個別にフィードバックして高精度化しなければとなっても、その制御対象は吹付けになり、これがバラツキ大きければフィードバックの方策が無い。目と頭が良くても手が言うこと聞いてくれぬ状態。 吹き付けたあと乾燥して空中へ逃げていく溶剤を追っ掛けて量るのは殆ど無理たと思いますが、出来るかどうかの検討は後回し。 こう言ってしまっては身も蓋もないが、モノと事象が単純なだけに難しいでしょう。 想像するに頑張って±数%の上の方。それ以上は乾燥後に量って修正しかないのでは 回答(4)の疑問に共感します。 工程を変更するのはリスクあり、今更というのも判りますが、理に適うことも大切です。その兼ね合い。
お礼
回答いただき、ありがとうございます。 両者の混合の定量化はなされています。 回答(2)さんのお礼にも書きましたが、何とか溶剤を飛ばす前の液体で量れないかな~と考えています。 定量化はあくまで容積比で行ってますので、ロットによる比重のばらつきや、吹きつけについても局排で引っ張ってますのでその都度ばらつきが出る、といった形なので、実測で行っていくしかないのです。 そういった方法があれば良いのですが・・・ またよろしくお願いします。 色々ご助言ありがとうございます。 一応その方法は既に行っており、塗布ガンのノッチ数である程度の吹付け量を出しています。 しかし、それが乾燥後に規格はずれになった時の影響が大きすぎて実際にサンプルで量ってから行っております。 やはりこの世の中に技術はないのでしょうかね。
質問の意味が良く理解できないのですが >吹付けた状態(乾燥前)に接着剤の残る重量を測定できないでしょうか? 鉄板に付着した接着剤の揮発成分(溶剤)の重量と接着剤本体の重量を計測したい と、言う意味なのでしょうか? >理論計算等での計算ではなく 接着剤100g塗布したら60g揮発するので40g残るハズ と、言うのは一切ダメと言う意味? なのであればどんな計測手段でも不可能と思います 濃度計とかで計測したとしても <そのような濃度計が実在するかどうかは別として 濃度計で計測した点の濃度しか計測できないので 統計的計算になります 乾燥した粉末接着剤40g+溶剤60gを混合しながら全量塗布 とかの手段なら可能かも知れませんが、現実的ではないだろうし ところで、失礼ながら 乾燥後の接着剤重量は正確に計測出来ているのですよね? 例えば 100kgの鉄板に1gの接着剤なんてことはないですよね http://www.aandd.co.jp/adhome/products/balance/fg_m.html つまり計量器の分解能以下の計測とかじゃあないですよね
お礼
回答いただきありがとうございます。 回答(1)さんのお礼にも書きましたが、品質的に最重要管理項目ですので、理論で管理はしたくないのです。 小生も貴殿の言われているように、液体+液体で乾燥前に実測で出す方法が見当たらず、このサイトを見ている方の中にはそういった知見のある方がいるかもと思い質問しました。 やはり、液体での実測方法はないのですかね~ ちなみに現在の測定については、十分な母材、接着剤の重量差が2桁ぐらいですので、十分な分解能をもった秤で測っています。
アドバイスポイントがずれていたらご免なさい。 乾燥前に測定したら駄目なのですか? そして、乾燥時の減少率平均を考慮して、記録に残す。 又は、接着剤のロット毎若しくは例えば1日毎の乾燥時減少率を測定し、そのデータに 基づき考慮し記録に残す。(この方法が理論計算であるならNGですが) 接着剤塗布状態での重量が測定できなければ、鉄板とセット駒の重量は先に測っておき、 マイナスする方法もあります。 少し、考えてみてください。 乾燥の加速ではやはり正確な測定はできないのでしょうか? また、考えを変えまして、管理方法を変えるとかは如何でしょう。 具体的には、各バラツキ要因を加味して、上限値若しくは下限値を決めて、乾燥前のデータ にて管理するとかです。
お礼
早々のご回答ありがとうございます。 貴殿の仰るとおり、乾燥前に測定したいのです。 ただ、接着剤の塗布重量はこの品物の最重要管理項目の為、貴殿の仰るデータでこの位というのを考慮したデータでの算出は許されない(現物での実測のみ)のが実情です。 現在は貴殿の後記にあるような測定方法で記録を残しています。 (結果が出るまでは設備を待機させなければなりませんし、重量がずれていた場合、再度吹付け量を変更して測定しなければならず、測定回数に乗じて設備停止時間が増えてしまいます) 接着剤にしてもロットによって多少比重がばらつくでしょうし…そこら辺を吸収して乾燥前に実測できる方法を探しています。 良い方法があれば、教えてください。 よろしくお願いします。 色々とありがとうございます。 回答4さんにも書きましたが、この項目を推測で行った場合、人命にかかわる可能性もある為、実測で確実な数値を管理する必要性があります。 鉄板上に載っている接着剤分だけ検出して量れないかと思いました。 (その分は残るので) また良い案があればお願いします。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。 この工程の後、均一に圧をかける為、膜厚よりどれだけの接着剤がついているかの方が重要になります。(圧力で接着剤が流れます) この工程は小生が会社に入った頃から吹付けで更に他の方にも書きましたが、最重要管理項目で最悪人命にかかわる部分であることから、ずっと実績のある方式を変えたくないのが実情です。(変える為にかなりの評価・労力を使いますし、過去にちょっとした工程変更で問題になったこともあり…改善担当者含め、その工程を着手することに恐怖感さえ覚えてます) ただ、出来るだけ段取時間を短くして、効率を上げる方策を模索しており、このHPを見ている方で小生が欲している検出方法を知っている人がいれば…と思って投稿しました。 何か知見がありましたら、またよろしくお願いします。