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パーツフィーダーの表面処理について
- パーツフィーダーの表面処理についてお尋ねします。一律に滑り安い方が良いとは言えず、ワーク毎にすべりを考えて的確な摩擦を選ぶべきと考えます。
- パーツフィーダーは振動でワークを微細に跳躍させて進行させていると理解しております。滑りをよくすると跳躍がうまくいかず、送り速度が低下する可能性があります。
- 微細なワークを送る場合は凝着や静電気などを考慮すべきです。適切な表面処理を行うことで凝着や静電気の影響を軽減することができます。
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鵜呑みに出来るかどうかわかりませんが、フィーダーメーカー曰く「能力を上げる為にウレタンコーティングが効果的」と言っていました。 ウレタンコーティングでも摩擦の低いものがあるのかも知れませんが、摩擦を下げる為にウレタンコーティングを使うというのは考えにくくないでしょうか。 ネット上でもウレタンコーティングのものが結構あります。 テフロンコーティングも使ったことがありますが、その時は能力UPではなく、佃煮の様な粘着性の高いワークの付着防止目的でした。 この回答も含め、憶測的な答えがちらほらあるように思えます。 他の答えにもありますようにフィーダー屋さんに聞くのが一番ではないでしょうか。 パーツフィーダーを使っている/使う予定があるなら聞きやすいのでは・・・ すみません、貼ったリンクが悪かったですね。 上記は無視して下記を参照して下さい。 http://www.pfd.co.jp/basic/hyomen.html
再出です。 パーツフィーダーの各メーカーの作動方法を確認するか、貴殿が使用のメーカーの作動方法 を確認し、明確化してください。 それで、結果は如何となりましたか?
低摩擦係数・静電気除去・低吸着性を考慮するのであれば、 PVDによるDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを処理してみてはいかがでしょうか? 摩擦係数:0.15以下 半絶縁性 硬度:HV2500 DLCにもフッ素含有のものもあります。
回答(2)です。 >滑ると、滑らないのでは、どちらが良いのかと考えれば静摩擦で”滑らない方がより良い”と考えるのです。 適度に滑らないと搬送できないですよ ゴムとかの上だったら転がることになるので精密部品などには向かないと思います。 帯電等は、余程でなければイオナイザーなどにより除去可能です。 実際には、何mm/secくらいで搬送したいのでしょう? できるだけ速くとかだったら、解はないんだろうし。
多分、質問者の考えが逆ではないのでしょうか? 滑って搬送方向へ進み、フィーダーと共にパーツが搬送方向の原位置に戻る。 滑って搬送方向へ進み、フィーダーと共にパーツが搬送方向の原位置に戻る。 ……。 にて、相対的にパーツが進んでいくので、摩擦係数が少ない方が良い。 また、リニアフィーダーでない物は楕円運動で(跳躍で??)摩擦係数を低減させ、 滑りを増し、滑りの搬送を促進させると考えるべきでしょう。 ですから、ほこり等の固着による微小段差や凸凹は、摩擦係数の増加となるので、 搬送に問題が発生します。 微細なワークを送る場合は凝着や静電気などのを考慮すべきに関しては、 “単にワークを連続的に移送し得るだけでなく、供給過程において、ワーク選別・整列・ 姿勢制御などが容易に行えると言う大きな特徴を持っている”ので、その妨げになる要因 であると予想される内容は考慮すべきです。 例えば、樹脂パーツとテフロンコーティングの組み合わせでは、電気が逃げる処がないし、 振動で部品と部品が擦れて発熱し凝着する場合は、考慮すべきでしょう。 パーツに粘着性がある場合にもです。 滑らないと、部品(パーツ)とフィーダーは同じ位置にとどまり、進みません。 滑るから進むのです。 慣性の法則で、止まる物は止まり続ける、動く物は動き続ける。 そして、急に動かすから滑り、前に進む。 楕円運動で、上に力が働き摩擦係数が小さくなった時に滑り、前に進む。 板ばね式のパーツフィーダーは、振動パターンが緩やかきつい、緩やかきつい、 緩やかきつい、……、と進行の回転方向とその逆方向では振動の質が異なります。 ですから、そのようなタイプの物は、急に動かすから滑り前に進み易いようにテフロン コーティングをするのです。(摩擦係数を低減させ滑り量を増加させるのです)
跳躍させる必要はないです。 動摩擦<静摩擦なので。 >このとき滑るようでは困るので なぜバーツフィーダーで搬送できるのか考えてください。 確かに上向き振動時に静摩擦になってくれていた方が効率的に加速できますが 滑ったとしても搬送自体に問題はないので困る事はないです。 ある程度加速が必要なら楕円振動にするなり手はあります。 http://www.sankyo-seisakusho.co.jp/products_c4.html それで足りない程急加速が必要なら振動式パーツフィーダー自体が不適応だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 シュートの挙動は振動往復で フィーダー側はワークを乗せて進行斜め上に搬送させ、戻ります。このとき滑るようでは困るので、フィーダーの面が低摩擦になるほど進行の妨げになると思うのです。 繰り返しになるかもしれませんが、 出来るだけ高速に搬送するには ワークを急加速させる必要があると思います。この時、急加速に耐えるには、踏ん張り つまり摩擦が大きい方が有利になると思うのですがいかがでしょうか。 回答ありがとうございます。 >滑ったとしても搬送自体に問題はないので困る事はないです 主な機能である”搬送機能”を低下させるので、問題ないといえるのでしょうか。 滑ると、滑らないのでは、どちらが良いのかと考えれば静摩擦で”滑らない方がより良い”と考えるのです。 だとすれば、テフロンなどを使うのはいかがかなと思います。
テフロンは低摩擦+低吸着なので むろん効果はあるのでしょうが コーティングのためいずれ剥げます まあ、送るものの材質によっては無視できると思いますが >>高速搬送を狙うと振動数を高く設定せねばなりません まあ、陥る罠です メカ式の場合エネルギー量が一定(モータなどの出力)なので 振動数を高くすればエネルギー量が低くなる 結局移動速度は 周波数をあげれば下がっていくはずです 振幅を高く周波数を高くすれば移動速度は高くなります いいリンク先が見つからなかったので光ですが http://illustrator-ok.com/illustrator_koza/color/contents/color2.html ちなみに振動はにおける事象は 電気 光 音 などすべて同じです
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の質問は「低摩擦+低吸着」がかえって進行の妨げにならないかを知りたかったのです。質問が分かりにくくすみませんでした。 お聞きしたいのは、高速搬送を狙うと振動数を高く設定せねばなりません。しかし、シュート(ボウル)とワークの間が滑り易ければ滑ってワークの搬送に妨げになると思うのです。 どう考えれば良いのでしょうか。 振動数を一定以上高くしても高速に搬送できません。これは一定以上の加速を与えてもワークがシュート(ボウル)の動き(加速に)に付いて来れないからではないかと思うのです。摩擦の大きいものを使えば少しは改善できると思うのです。いかがでしょうか。
お礼
大変紳士的なご回答 ありがとうございます。 今回の対象物は目に見えるか見えないか程度の「極小金属部品」でした。 相手がSUSでもくっついてしまう(静電気ではなく水分、水蒸気の関係か?)などトライポロジーの見識を要求されるものでした。 そういう意味で、通常見かけるような手で持って重さを感じられるようなものとは、フィーダー面とワークの接触形態はまったく特殊と考えるべきだったと思います。 今回の解決策としては、若干加工した(表現がおかしいですが)空気を送って求めるところの送りを実現しました。(パテント申請の関係で詳細は書けなく申し訳ありません) 対粘着質ワークのお話は大変興味を持ちました。ありがとうございました。