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すべりがよいガイド板の素材/コーティング
- 最大A4くらいの大きさのシート(紙)を,ゴムローラでニップ搬送する装置を設計しております。
- 印字部の下流の搬送路は,突入時(=印字中)の搬送抵抗は印字ムラの原因となるので,これを減らすべくニップを退避する構造になっております。
- このときガイドとの接触(摩擦?凝着?)だけでも,高湿環境では搬送抵抗が過大になるので,現在SUS板金にテフロンコートを施しておりますが,なにしろコストが高く(現在量産で@2500以上)困っております。
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思いつきに近いので恐縮ですが、会社でガイド部に使用している素材に作新工業のニューライト(超高分子量ポリエチレン)と言うものがあります。耐摩耗性も良いのでロングライフだと思います。
シートとガイド表面素材の摩擦軽減でしょうか、それともほかの低抵抗構造でしょうか?素材間のマサツ軽減に限定すれば、テフロン系は確かに摩擦係数は低いのですが素材自体の高度がひくく(各社対応アイデアはありますが)実際の摩擦になるとシリコン系のほうがすべりはいいときが多いようです。摩擦面積(接触面積)とシリコン系も検討したらいかがでしょうか?皮膜形成のときのべース基材はワークに接触しませんのでコスト 削減には関係します。
高分子の樹脂板なんかはどうでしょう? 値段の方はわからないですが・・・ ベルトコンベヤを挟むときに使っているもので、Z-1ライナーとかNL-HC500(共に商品名?)あります。 あと、ネバランっていうシートも粉体の付着防止に使用したりするので、摩擦などは少ないこも知れないです。 もしくは、敷居すべりなんかどうでしょう?
補足
ありがとうございます。 板/コーティング含め高分子系も調査・検討してみます。
構造と搬送速度が分からないので何とも言えませんが固定部分であればエアを使ってガイドから流し直接的な摩擦を避けられる構造を取れませんか ? 搬送物からいって実現可能なようにも思いますが 類似例:空気ベアリング
補足
早速のアドバイスありがとうございます。 設備などであればエアも考えたのですが,製品に搭載するとなるとポンプ・配管・制御を考えると厳しく除外しておりました。 コーティング/材質か,コロ/リブなどの構造で逃げたいと考えています。 搬送速度は100mm/s,隙間3mmのガイド(板金)の間をシートが通ります。
補足
ありがとうございます。 シリコン系も調べてみます。 >皮膜形成のときのべース基材はワークに接触しませんので… というのはトップコートはシリコン系ではないということでしょうか?それともトップコートをシリコン系にしてベース基材でコストダウンするという意味でしょうか? コーティングに関する知見がなく初歩的な質問ですいません。