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質問:組立図設計 → 部品図設計 守っていますか?
- 質問者は組立図を描かずに部品図を描いている経験がありますが、結果的には良い経験ではなかったと感じています。
- 質問者は組立図を描いてから部品図に移ることを守っていますが、時折寸法変更や気の変わりで大変さを感じることもあります。
- 質問者は複雑な機構や部品点数の多い設計では組立図から始めるべきだと感じていますが、それほど複雑でない設計では部品図からやる方が時間短縮できるのではないかと疑問に思っています。アドバイスを求めています。
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一応回答、例の一つとして書きます。 工作機械、半導体関連装置などの機械製図の経験上。 ?顧客要求 または 新製品の開発 ↓ ?構想立案 ↓ ?構想図 主要仕様 概略コスト等 費用対効果が分かる資料も提示 ↓ ?客先へ提示、または 社内会議で設計内容を協議・審議 ↓ ?GOサイン ↓ ?計画図作成・・・強度計算含む、設計検討の全てをここで行う(済ます) ↓ ?計画図 協議・審議 ↓ ?部品図 ↓ ?組立図 2Dの場合、計画図データ=部品図データとなるように詳細・細部まで チェックして描く。 部品図作成時に計画図と異なる図形が出ないように、計画図で 詳細をチェックし、描く(図形入力する) ここで、「部品図を描く前に、まず組立図を描きなさい。」は 私の場合、計画図をキッチリ行うことにしています。 組立図は部品図のチェックと、設計内容の不備等を探すために 計画図とは分けて描きます。意識も問題点の抽出と改善・改良する ところがないか等、設計内容の最終確認と位置づけています。 計画図は粗計画図と詳細計画図があり、それらを使い分けます。 設計内容が流動的な時は粗計画で議論し、議論する内容があまりないものは いきなり詳細計画図レベルでデータを作成しますが、基本的なレイウトや 寸法は粗計画的に決めてからやります。 参考に~
私の場合は・・・下記の流れでやっています。(小さな装置屋さん) お客様装置仕様(打合せ)⇒構想図(3Dマンガ等)⇒見積り⇒注文を頂く。 設計開始⇒組図作成⇒お客様DR⇒組図変更追加⇒組図承認完⇒購入・加工リスト表⇒部品図(自分・女性CADオペ)⇒部品図確認⇒出図 ∴部品図は先に描きません。 組図で確認してから部品図にしないと・・・現場で追加工をしたり、干渉するから・・・削ったり、穴ピッチがずれてたり、取合いが合わなかったりする原因になります。特に大きな設備・ラインは、隣のユニットの干渉や他の装置、他の人との連携がうまくいかなくなります。 どんなに大きい設備も、小さなユニットの集合体ですから組図をしっかり描いた方がいいと思います。(2Dの場合) 計画図:設計者が書く組図。(部品図作成可能) ↓ 計画図に風船・購入品等を記載 組立図:組立の人が組立時に見て分かる様に描いた組図。
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ありがとうございました
私の場合 計画図→部品図→組立図 です。 (計画図と組立図がごっちゃになって議論が進んでるような気がします) 手書きこのころは計画図が完全でなくても部品図に進むことが 確かにありました。(部品点数が少なく可動部が無い様な場合) しかし、CADになってからは計画図を完全に仕上げれば そのまま部品図にばらせますので必ず計画図を完成させてから 部品図に進んでます。(部品は1層1品:例外有り) 部品図レベルで多少の検討と修正が発生することがありますので 部品図が完成し試作確認も終わってから 最終の部品図をまとめて 組立図を作成しています。
お礼
ありがとうございました
ヤードマシーンのメーカーに入社した当時は、まだドラフター作図が主流でした。 全長100mにもおよぶ機械の組図(計画図)では、1/150のスケールで書いたものです。 L75x75x9の部材なんて、線一本で表現してました。 もちろん部組図が数十枚あるわけですが、そこで基本寸法や部材節点、動力、機械品軸径など、強度および動力計算と平行してポイントを押さえた図面にします。 経験が浅い設計者では、この状態からではバラすことは出来ません。 設計する機械の種類にもよると思いますが、全箇所のボルト締結部のねじサイズ・本数・取付ピッチを組立図に盛り込むには、1年はかかってくる場合ありです。 そんな場合は、部品図内にお互いの部品同士を細線で書くなりして、組図を兼ねた製作図を出図していく機械業界も存在しています。 結局、バラすにも熟練を要するので、検図する人も素人では出来ません。 部品図のチェックの際に、細部の強度計算を電卓上で裏づけをとっていかねばなりません。 若い外注さんに書かせる場合、1から10までの資料を準備するのに労力を使って、帰りが午前様とか。 かといって、自分でバラしていると上司に怒られるんですよね。 なんか、懐かしいです。 すみません、脱線しました。。。 現在の会社では、組図が先でなければバラすことは不可能です。 そういう機械分野だからだと思います。
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諸先輩方の回答を読んでいるだけでも、成る程なぁ!という感じですね。 学校での取り組みを紹介します。 教員が組立図を描いておいて(或いは例図集から焼いて)、 それを学生にバラさせます。 これを何度かやった後、卒業制作で、計画図 → 部品図 を経験させます。 現役時代は、ちゃんと全体計画図を描いてからでした。 部品図の途中で変更した箇所は、最終的に組立図に反映させました。 私の考えるに、 計画図≒組立図 なのか、計画図=組立図 ←ここに考え方の違いが生まれている様な気がします。
お礼
ありがとうございました
小生は二つの見方から所見します。 先ず一つ、経験が浅い設計者は、部品図や部品のイメージが掴めない、掴めても数パターンなの で、その部品を基に構成する組立図は描けない。 寸法変更だけで済む類似設計でも大変であるので、その部品図を先に寸法を縮めたり延ばしたり した後(部品又は部品図のイメージを頭に入れた後)にしか、組立図は描けない。 因って、その様な類似設計に近い設計は、 新人は、部品図を描いた後でも、組立図をキッチリ描き、特に干渉や図面上で成り立っている かの確認が必要です。 ベテランは、組立図を省いても失敗する確率は、すごく少ないしそれを部下や新人に指示した 時に頭の中で成り立っているかをチェックしているので問題ないと思います。 次の一つは、類似設計でない設計は、『構想図』をフリーハンドで描き組立図にするや、昔は グラフ用にフリーハンドで描きそのまま組立図にする名人(器用な方)もいました。 そして、組立図から部品図といったように、全体からの計画から詳細の詰めとした方が都合が 良いです。 工程も、各工程の積み上げ式でやると間延びした計画になりますが、全体工程が120日でその間 で各工程が成り立つように調整すれば120日でも可能になったりしますよね。 それと同じで、全体から詳細へとした方が都合がよい事が多いようです。
お礼
ありがとうございました
私が以前いた会社の中にデキル上司と呼ばれていた方に「組図を書くな」と 言われ愕然とした。しかし、よく見るとその上司も部品図の中に部分組立図を 沢山書いていたのだった。そうしないと部品図の形状は決められる筈無いよね 結果的には、初めからしっかりした組立図を作り其処からバラス方が早いかと 思います。はははさんが言うように何度もデバックと組図修正は避けられない その手間を省いても問題が生じないということは、大したモノでは無い筈だ 3Dモデリングから2D展開の早さには驚く。あれなら分業化も当然可能だね 残念ながらその環境には居ないが、よりしっかりした組立図が書けるだろうな そもそも中小零細企業では図面・設計軽視しているところが多いのも問題かと 最後に、部下には「早さ」より「正確さ」を求める。それがより重要かと思う
お礼
ありがとうございました
私の場合、同じものを設計することがまずないので、部品図から先に作図するということは考えられません。たまによく似たものを設計することもあるが、客先承認が必要なので、まず組立図からです。 毎回似たようなものの設計をするのなら、部品図先行も考えられるでしょうが、似たものの設計なら、組立図作成もすぐ出来るはず。 業種にもよるのでしょうが、まず組立図を作成するというのが最終的に間違いのない(可能性の低い)設計者といえると思います。
お礼
ありがとうございました
頭の中でイメージできると言うことは考案する時間が要らない仕事の場合ということですね。 この場合は組み図、部品図をPC入力するだけなので、部品図を先に入力した方が早くなるということはないと思います。 部品図はサッと終わるはずということはないです。 組み図から部品図にばらすのに時間がかかるのが普通だと。 CAD入力の短縮をされるのがいいかと。 たとえばコマンドをキーに割り当てて左手は常にキーボードの上に置いておくとか
お礼
ありがとうございました
部品図からなんて考えられない まあ、3Dからはいると そう教えられる嫌いがある モデリング → アセンブリ >>平行してやったほうが設計時間が短縮できるのでは?と思いました。 構想図という考えがすっぽり抜けているので そう考えるんだろうけどね 本来は まず 大体の構想を考える(取り合いなど成り立っていなくてもよい) ↓ ざっくり見積もる ↓ 客先プレゼンする ↓ 承認図を描く(構造的には成り立っていなければならないが こまごまは 成り立っていない) ↓ 承認 ↓ 部品図を描き←-- ↓ ↑ デバッグ→ 組み図変更 ↓ 承認(省く場合もある) ↓ 製作←-- 部品図 ↓ ↑ デバッグ→ 組み図変更 ↓ 完成 かならず 部品図を書く前には組み図をかまう ちなみに これが普通の会社の手続き(ISO9001にもとづいてる) >>部品図を描きながら、組図も同時に修正していくなどというのは二度手間です そこで 3Dの登場なんだが 3Dの場合(ヒストリ系) 組み図 = 部品図 が ほぼ連結してるので そのオーバーヘッド分がなくなるので 設計が早くなる 実際 設計にかかる時間のほとんどは 部品図を描き←-- ↓ ↑ デバッグ→ 組み図変更 のループ と 部品表
お礼
ありがとうございました。
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お礼
ありがとうございました