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カレイナットの下穴について
- カレイナットの下穴について質問があります。
- カタログには公差がφ5.5[+0.08@-0]と記載されていますが、+公差で下穴を開けた場合にどんな不都合が生じるのでしょうか?
- 自分で調べた結果、有益な情報にはたどり着けませんでした。皆さんのご経験や知識をお聞かせください。
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メーカー推奨の下穴寸法に対し穴径寸法が上限値:0 下限値:-0.05でかしめた場合の変化内容 ・アルミ母材であればは問題無し ・一般材:SPCC,SPHC-P・・・問題無し ・高張力鋼板:SAPH440,SAPH590以上は不適正 ※カレイナット材質:スチール(SWCH10R相当)は見た目固定であるが規定トルク保証できません。 参考:当社実績値:メーカー推奨の下穴下限値公差 0に対し-0.02まで可の実力値があります。但し、下記記述の<注意すべき内容>保証が原則 カレイナットの首下部分は独自の形状(ナール・溝部)をしており高い取付強度が得られ形状になっており、螺旋凹凸テーパー形状で材料穴部にかしめ時に食い込みながら最終的にはカレイナットの凹凸部に材料が移動した形で噛み込むことで、回転トルクと引抜きトルクを保つ構造ですね。板厚に対しかしめ部の高さは最小で-0.1mmの設定になります。 <注意すべき内容> カレイナットの打ち込み側の穴端面の面取り(プレスであればダレ量) 面取りおよびプレスダレRは極力小さなC0.2orR0.3以下 カレイナットと母材の厚み:最小で0.3mmの隙(メーカー:0.1mm) <参考STナット> 引抜き力が必要なら“STナット”をお勧めします。 http://www.ipros.jp/products/015664/012/ 参考になればとアドバイスしました。
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http://www.neji-no1.com/lineup/H0001202.htm 圧入できない 浮き 変形しすぎてねじ通りが悪い 母材が変形しすぎによる変形・割れ など 考えられます ただ現場では気づかない程度の不具合 ダイキャストなど(結構高い硬度)で 隅 1mm とかだと その場合は、公差内に入っていても 割れる まあ、そんな特殊な使われ方はしないが
お礼
御回答有難うございます。 母材がアルミなので割れなどは大丈夫そうですが・・・ カシメが不十分で脱落とかそういったトラブルはないかな と思いまして・・・
試してみれば解決。 単純に使うことだけしか頭になかった私も、最初だけは歪まない程度に強く締めて確かめたと思う。指定公差を外してどうなるかまでは考える価値ないと思う カレイナットのメーカが実験した結果で、強度/カジリを案配して得た値。 もう大昔のことだろうし、実験当事者は居なくなって問合わせても要領得た回答が得られないのではと想像しますが
お礼
ありがとうございました。
お礼
御回答有難うございます。 大変参考になりました。