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JISが改正されたら積極的に取り入れていますか?
- 新規に図面を作成する際、改正されたJISに対応するかどうか悩むことがあるでしょう。既存の取引先についてはすぐに図面に反映する必要はないと考えられますが、新規取引先向けには全て新しいJISに対応した図面を作成することが一般的かもしれません。
- ただし、業界によっては特定の表面性状などについては従来の記号を使用し続けることが常識とされることもあります。例えば、表面性状の「▽」記号に関しては、業界では引き続き使用されることがあります。
- 要するに、JISの改正には適切に対応すべきですが、すべての面で一律に変更する必要はなく、業界の慣習や取引先の要求などを考慮して判断する必要があると言えます。
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JIS改正に当たっては専門家による委員会を作って、国際規格を踏まえて 実情にあった方向で検討をします。その結果として改正されるわけです から、本来日本における工業界は改正JISを取り入れるべきです。 とはいっても一旦流通すると、なかなか改正できないのが実情です。 キー寸法や表面性状の製図評価も然りで、切換わるのに10年以上掛かって います。しかし電気部品の図記号などは比較的短時間で切換わっています から、業界のメジャーとなっている部門が新規格導入に積極的かどうかに かかわるような気がします。いずれにしろ『「▽」記号を使い続けるのが この業界では常識』と言う考えは捨てるべきです。
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昔、在籍していた二輪メーカーでは、 世界中に輸出したり、各国でライセンス生産させていたので、 比較的早くJIS(≒ISO)規格に整合させていました。 その一方で、二輪車は日本メーカーの寡占状態にあるので、 業界規格や社内規格がまかり通る面もありました。(JASO規格等) 或る程度の取捨選択も必要かと思います。 海外取引の多い分野なら、早い対応が求められるでしょうね。 現在、学生に製図規格をはじめJIS規格を教えているわけですが、 かなり昔からの変遷も併せて教えています。 ネジ規格の変遷なども、互換性で間違えない様に、注意深く教えます。 一度、取引先に集まってもらって、話し合ってみるのも良いかと。 # 個人的には、最近のJISは無節操にISOに合わせ過ぎだと思っています。
お礼
>一度、取引先に集まってもらって、話し合ってみるのも良いかと。 取引先はまだ決まっていなく、図面作成後に決めなければならない状態なので中々難しいです。 ただ、製作を始める前にちゃんと取り決めはするつもりです。 JISが改正されて一番大変なのは教師さんかもしれませんね。。 有難うございました。 とても勉強になりました。
自分で描き方を決められる状況にある人は、少ないんじゃないでしょうか? もし、自分で決めていいなら やり易いように描きます。 大体は自社規格があるか、取引先に規格か慣習があるので それに従います。個人の裁量で決められない。 自ら自社規格を変更できるのは、フットワーク的にもしがらみ的にも 中小企業でしょう。 JIS改変を何時行うとか向こう10年20年先まで明確にされていれば、 まだやろうという会社は増えると思いますが、全く先が分らないですし 追いかける必要性と実効性が感じられないから浸透していないのでしょう。 今は規格が浮いてる感じですね。 規格が浸透するかどうかは、やっぱり大企業の影響が大きいでしょう。 それと金になるかならないか。 利益になることが分ったら、一気に規格改変の方向に向くでしょう。 新JISが国際的にしてあるというなら、新JISが普及する可能性は 昔よりあるような気がします。 なぜなら今はグローバル社会です。地球を一つの世界として見る時代です。 ということは国際化された1つのルールで統制するのが一番効率的。 日本で書いた図面が、ドイツ、中国、インド、韓国等でそのまま通用したら いいですからね。 M&Aをよくしてる会社は、規格統一の方向に行きやすいでしょうし、 1国から外に出て行くタイプの会社は、自分達の規格を押し付けるでしょう。
お礼
>自分で描き方を決められる状況にある人は、少ないんじゃないでしょうか? 普通はそうですよね。 お察しの通り中小企業です。 情けない事に自社規格等は全く無く、各々の基準で設計しています・・・ とても勉強になりました。 有難うございます。
いまだに▽使ってるところもあるのでねぇ 免許制にでもしない限りまあなだらかにしか改変しない たぶん10年たっても▽は残ってると思うよ
お礼
有難うございます。 ▽だけでなく、他にも色々と古いままです・・・
お礼
有難うございます。 とても勉強になりました。