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ターンテーブルのしゃくり
- ターンテーブルを中心軸回転させる際の問題について説明します。
- 回転速度を低下させるとしゃくり状態になる現象が発生しています。
- メーカーの技術相談には満足できる回答が得られませんでした。
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負荷であるターンテーブルに、約500Kgの物が乗り、回転させる力は トルクです。また、モータの容量は、そのトルクと回転数の積となります。 電気屋さんは、周波数が回転数、電流がトルク(力)と考え、電流値が 上回っているとトルク(力)が大きいと考えがちです。 さて、インバーターの性能曲線を確認しますと、 ◆ 回転速度;60Hz時のトルクは ◆ 回転速度;20Hz時のトルクより、若干小さい筈です。 インバーターの性能が悪いと、若干小さい ⇒ より小さいとなります。 電流値が大きいけれども、変換効率や機械的損失等で、トルク(力)は 小さくなっています。 因って、回転速度;60Hz時のトルクで、やっとテーブルが廻っていた。 マージンが殆ど無しで回っていたが、回転速度;20Hz時のトルクは、 そのマージンが無くなったか、 回転速度;60Hz ⇒ 20Hz(1/3になる頃)インバータのトルクが 急激に減少する部分で、トルクが急激にダウンしたか、です。 対策は、多分、三菱電機さんのアドバイスと同じでしょうが、 ★ モーター要領を上げる(2倍にすると、トルクも2倍) ★ インバーターを低速回転数(定格回転数の1/3以下)でも、トルクが ダウンしない(フラットトルク)のタイプに変える 有るか否かは不明ですが… 等々です。
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必要なターンテーブル回転数が決まっていますか。 なるべく高周波数でその回転数になるようにギア数もしくはプーリ径で調整すべきと思います。 東芝だとトルクブースト設定(最新だとお任せトルクブーストか)、三菱だとオートチューニングがあるかと思いますが、定格容量に余裕のないインバータ使用であれば、やはりなるべく高い周波数での運転で必要な回転数を得る方向に行くべきかと思います。 別の質問にもありましたが慣性ものの停止時にはご注意ください。
お礼
やはり、基本的には、周波数とギヤー比で解決すべき問題なのですね。 ありがとうございます。
>EではなくてFをよく使っています Fはファン、ポンプ用です 従って本件にFを使うと余計に悪化する可能性は有ります 本件の場合はFR-A720でしょうね しかも1.5kWにする必要があるかも知れません >その時の電流値がモーターの定格電流3.6Aに対し500Kgの負荷状態で >2.05Aなので、モーターのトルク不足は無い物と思われるのですが、 アマイ この電流値は平均値です 瞬時値は恐らく7A近く出てる可能性は有ります <超高速データロガでモータ動力線を計測 >三菱の技術相談サービスにも連絡してみましたが、メーカーのありきたりの >返事しかもらえなく、落胆しております。 どんな回答だったのでしょう? 予想は付きますがEでは恐らくがんばっても無理と思う そもそもAでさえも20Hz以下で高トルク定速運転するべきでは無い
お礼
回転周波数を上げ、目的の回転数になるようギヤー比を設定するしか やはり、解決策はなさそうですね。 ありがとうございます。
EではなくてFをよく使っています。 低速でトルク不足になるときは、パラメータを変更してアドバンスト磁束 ベクトル制御や汎用磁束ベクトル制御にしてやるとうまく行きます。 詳しくはインバータ取扱説明書の応用編や「三菱モータ<技術資料> 基礎編・応用編・インバータ駆動編・据付保守編」を参考にしてください。 どちらもMELFANSwebで会員登録(無料)するとダウンロードできます。
お礼
MELFANSwebをのぞいてみます。 ありがとうございました。
お礼
ご指摘のように、電機屋としては電流値=トルクと単純に思っていました。 そんな単純な考え方では駄目だと言うことがよくわかりました。 ありがとうございます。