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真鍮の反りについて(平面度が出ません)
- 真鍮の加工時に反りが出てしまい困っています。平面度0.01以内を目指していますが、フライスのやり方では限界です。
- 加工方法としては、マシンバイス幅120で口金225ミリを取り付け、鉄の角材□35×300ミリを載せて材料を5本掴みにしています。
- 現在の加工方法では、材料の真ん中が凹むことがあり、平面度0.01~0.02を実現できません。フライスの代わりに粗引きをラフィングエンドミルで加工し、仕上げでフライス加工しても同様の問題が起きます。
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方法としては、ハイスで1本ずつ加工が、良いと思います。 仕上げは、0.01くらいで、何度も、とんぼしないと、 平面度は出ないでしょう。荒引きでは、0.3~0.4くらい。 面加工で、中低は避けられない、問題ですが、 両端が、跳ねると思いますので、荒引きでは、勿論、叩かない。 軽くクランプするのは、良いと思いますが、最後の仕上げの時のみ、 敷板を使い、軽く、本当に飛ぶか飛ばないかくらいで、クランプして、 軽く叩いてみては。 工具ですが、ハイスではなく、超硬でも、勿論、加工可能です。 時間の、制約はあると思いますが、 仮に、3~4φの超硬で、1面を削ると言う、方法も有ると思います。 切削速度を上げれば、送りも上げられるので、反りの出方も、 違ってくるかなと。 切削油を、使ったほうが、品物が冷えて、反りにくくなるかも。 現状の、0.01~0.02の平面度が、限界に近いかもしれません。 トライしてみて、下さい。
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セーパーでの加工はどうでしょうか? 材料のそりだけを取り上げればセーパー加工は、そりが出にくいです。 平面度もなんとかクリアできると思います。 あとは削り目の問題です。 セーパーの削り目でいいのであれば、試してみてはどうでしょうか? また、引き抜き材の為のそりであれば、丸棒から削ればそりは少ないです。
お礼
セーパー加工というのがあるんですね。 こちらにはセーパーがありませんが試してみたいです。 参考になりました、ありがとうございました。
既にある程度目処が立った様ですが、参考までに申し上げますと... □10の材料の様ですが、これが引抜材だとすれば 材料に引き抜き時の応力が残留している可能性があります. (表面形状とは裏腹に、内部は変形しきっていない.) 片面を削る事でそれが解放されますので、 それが反りとなって表れるというパターンがあるのです. (角材はとくに顕著な様です.) この場合、焼き鈍しをすれば緩和されるのでしょうが、それ以外には ・両頭フライスで両面を同時加工する ・両面を一皮剥いてから改めて仕上げる ・引き抜き材ではなく板材を鋸などで切り分けて切断面を上下に向けて加工する ・丸材から削り出す といった遠回りをしなければならない様です. 私も昔、引抜角材からの加工で痛い目にあってますので...
お礼
回答ありがとうございます。 ・両面を一皮剥いてから改めて仕上げる…これは実際行ってみて反りが少ない事が判りました。 今のところ、それ以外の方法は考えておりません。
お礼
KIYOHIKOさま、ありがとうございます。 結局、エンドミル加工の方が後工程が楽なのですが、平面度0.01~0.02までが限界で反りも低減出来る見込みが無いという訳で諦めて、フライス加工にしました。 切削油をかけるのとフルバックのチップ4枚を2枚にし、1回あたりの取り代0.3で加工トライしたところ、反りもなく平面度0.01までは難しいですが近くになりました。ただ、後工程を考えると段取りが多くなってしまうのが難点です。 色々と勉強になりました。ありがとうございました。