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ADC12に硬質アルマイトを施す際の注意点
- ADC12に硬質アルマイトを施す際の注意点とは?
- アルマイトの硬度を上げる方法とは?
- ADC12の硬度を向上させるにはどうすれば良いのか?
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ADC12は皆様のご回答のように陽極酸化膜は生成しにくい素材です。 一般のアルマイトでは30μmの厚さを仮に生成できても硬度は低く手でこすると粉が付くような不良皮膜の場合が多いのが現実です。 しかし、最近の情報ですがADC12に100μmの皮膜を生成できる技術があります。 良質な皮膜で摺動性の部品にも適しているようです。 30~50μm程度で充分だと思います。 コストも一般の硬質アルマイトより安いとのことです。 一度下記のURLをご参照いただきお問い合わせをされてはいかがですか。
- 参考URL:
- http://www.j-alumina.co.jp
硬質と通常アルマイトは別物です。 私の書き方が悪かったです。 私は加工業者なので詳細はわかりませんが。 液濃度、液温度、電圧が違い「硬質アルマイト」の 方が低温度でゆっくりと膜厚を付けるようです。 ただし 個々の業者の中には「硬質アルマイトと通常アルマイト」 の線引きを膜厚にしている事もありますので 注意が必要かと。 弊社では価格と仕様と納期で3~4社程のアルマイト業者 を使い分けております。
アルマイトの硬度は、 * 一般;200~250 Hv * 硬質;400~450 Hv カッターの材料で、安価なSK材は、硬度が低くても HRC53程度です。 これは、Hv560に相当しますので、カッターの方が硬く、当然キズが付きます。 さて、小さい物であれば、硬質クロムメッキ(Hv700以上)が、良いのでは? 以下を参照して下さい。 http://www.fm-007.com/cr-plating.htm また、『アルミ』、『硬度』、『アップ』等にて、その他も検索して下さい。 Hv560以上では心配なので、やはりHv700以上の硬度を有する処理の検索を。
先の方が述べたように、ADC12はアルマイトが付きにくい材質ですが、アルマイト業者によっては、可能な業者(それでも30ミクロン位まで)もあます。現状10ミクロンとの事ですが、10ミクロン越えてくれば一般的には硬質アルマイトの部類に入ります(業者によっては半硬質と呼ぶ所もあり)貴方が希望されるカッターでキズについて言えばアルマイトで50ミクロンつけても傷は付きます。「摺動部品」で使うのであればテフロン系の表面処理(膜厚の管理は難しい)を使うのは如何ですか? もしくは施工業者が限定されますが、タフラム処理(価格が高いですが) があります。最終的な使用状態(設計仕様)に基づいて、表面処理業者さんと相談されるのが良いと思います。表面硬度が上がっても膜厚にムラでて 精度部品では使えない事もありますので。
お礼
御回答ありがとうございます。 タフラム処理も検討したかったのですが高いですか? 最終手段として検討してみます。 ”10ミクロン越えてくれば一般的には硬質アルマイトの部類に入ります”とのことですが通常のアルマイトと硬質アルマイトは別物ではないのでしょうか? 現在、硬質を5ミクロンと注文している物もあるのですがこれは硬質にはなっていないのでしょうか?
ADC12はアルマイト性がよくないため、あまり厚く硬質アルマイトはつきません。 過去、厚くするために、ADC6などへ材質変更したことがあります。
お礼
早速の御返答ありがとうございます。 材料変更となるとなかなか難しいです。 なんとかADC12のままでよい方法はありませんか? よろしくお願いいたします。
お礼
御回答ありがとうございます。 URLを見てみましたとても参考になりました。 早速メールにて問い合わせ、試作以来をしてみました。 今回の問題が解決しそうな予感がします。 ありがとうございました。