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アルマイト処理の導通の問題について
- アルマイト処理後の加工面の粗さや傷について導通を測定することで、アルマイト不良を判断することができるのでしょうか?
- 取引先の検査基準では導通があることをアルマイト不良と判断しており、困っています。
- アルマイト処理されるワークは面粗さをよくし、傷がないことが求められるのでしょうか?
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#2です。遅くなりましたが状況がわかりました。 このようなとき私どもでは、皮膜の断面観察をしています。状況は一目瞭然即解決が通例です。是非断面観察をおすすめします。
#2です。5052材はアルマイトしやすい材料ですから通常のアルマトをしていて皮膜厚さが10μm位有れば多少の傷くらいではテスターで導通しはないはずです、また封孔処理は影響ないと思います。(表面をぬらして測定していれば話は別ですが) 皮膜が薄すぎることはありませんか。
#4のものです。封孔処理は、表面改質技術の中の溶射の分野におてもさかんです。ただ、封孔材は多数あります。環境に応じて使い分けています。ただ、導通の程度の問題であり、溶射皮膜の貫通孔を完全に封孔するには、皆無と認識しております。導通の場合、本当に微細な孔でも発生します。特に温度によって体積が収縮してしまうような封孔材は避けるべきです。薬品封入は、知識がなく分かりません。申し訳ないです。
補足
回答ありがとうございます。 私も封孔材を何を使っているか は詳細情報を掴んでおりませんので 調べてみます。 余談ですが客先図面は 一般的なクリーンルーム内で使用される 部品に関しては薬品封孔処理です。 また真空中で使用される部品につい ては蒸気封孔処理になっています。
アルマイトは、電解メッキと違って母材内部に 皮膜を形成し、又、微細孔が発生します。その 後、封孔処理を行い、封孔すると聞いたことが ありますが。
補足
回答ありがとうございます。 もちろん今回の件も薬品封孔しております。
アルミは、生地のままだと表面に微細な穴があり、そこに水分が浸入すると腐食します。 アルマイト処理というのは封孔処理を意味し、表面に皮膜を作ることにより穴をふさぎ、腐食を防ぐ処理です。 ですから、処理前にキズがあってもカバーされますが、処理後に付いたキズの部分は皮膜がはがれている可能性があります。 用途にもよりますが、腐食を嫌う場合は不良品になるのではないでしょうか。
補足
回答ありがとうございます。 傷については修正後、アルマイトしておりますが どうしてもミクロでみると傷の跡のエッジ部は アルマイト膜厚が薄いのではないかと思います。
材質、表面状態(鋳肌、機械加工面等)、前処理はどのようにしたか、どのように導通を測定したか、そもそも誰が傷を付けたのか、などもう少し情報をください。
補足
回答ありがとうございます。 今回の件は材質はA5052です。前処理は 私自信アルマイトの工程については詳しくな いのですが脱脂、水洗、エッチング、デ スマット、アルマイト、封孔と通常のアル マイト処理通りでアルマイト自体に問題がある 訳ではないと思います。 また導通はテスターで測定しております。 傷については機械加工段階だと思われます が修正しても導通はでます。
傷があって良いのか否かということで有れば、 あってはいけないと考えます。 私が発注者であればクレームとして業者さんに返品します。 但し、そのレベルは発注者の仕様にもよるでしょうが。 今回の場合、もし受注時に「導通不可」の仕様があったのであれば、 その時点で、仕様を満足できるか否かを明確にすべきだったと思います。
補足
回答ありがとうございます。 大きなワーク等では取り扱い上 完全に傷を無くすのは不可能だ と思います。 また傷がついた 場合は修正をしております。 図面上には導通不可とはないの ですがやはり客先の検査基準の 中には導通不可がうたわれております。
お礼
回答ありがとうございます。 平坦部であれば導通はありえないと思いますが 傷、面粗さの荒い箇所はミクロでみると山谷 になっているはずです。 山の頂点は膜厚が かなり薄くなっている為、トンネル効果の ような感じで導通があるのかなと思って おります。 私はこういうところを測定 すること自体おかしいのではないかと思いますが。 客先とは冷静にこのあたりの話合いたいですね。