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SUS304の穴あけにおけるキリの寿命の延ばし方
- SUS304の穴あけΦ4.3を35mmで貫通する際のキリの寿命が短すぎて困っています。穴80箇所くらいで切れなくなることがあります。キリの寿命を延ばすにはどうしたらいいでしょうか?
- 機械はBT40マシニングセンタで給油は外部(内部の機能なし)、プログラムはG83でS1200、F100、切り込み量2.5mmです。ツールはOGのEX-SUSのレキュラーを使用しています。
- キリの寿命を延ばすためには、以下の点に注目することが重要です。適切な冷却、適切な切削速度、適切な給油、適切な切り込み量などがキリの寿命に影響します。工具の状態や材料の性質によってもキリの寿命は変わるため、状況に応じて最適な条件を探求することが必要です。
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切削油剤面からですと、、、 ■油性なら現行品より粘度を落として浸透性を考慮!植物油ベースであれば一層の効果が期待できる。 ■水溶性なら、植物油ベース製品を、高濃度で使用。 (一例として、BlaserSwissLube社製品:Vasco1000)
参考になるかわかりませんが、 うちも同じようなことで悩んでおり、いろいろ調べたらこんなことが書いてあるところがありました。 SUS304穴加工での折損を防ぐにはどうしたらいいかとの話の中に、 ステップさせると一時的に刃先が品物にあたりながら停止状態(ほんの一瞬ですが)になるので加工硬化を起こし、刃先が磨耗し折れてしまうみたいなのです。そこでその記載には解決策としてノンステップで、回転を早く送りを早くしたらいいという記述がありました。 うちではまだ実行には移せてませんが・・・・(汗)
こんにちは。 なぜキリがもたないのか、と考えたみましたか? 試しに、切り込みを5mmとかにしてみてください。 たちまち、キリの先が溶けてしまいますよ。 すなわち、刃先に熱がこもっているためです。 切り込みを減らして、切削油が刃先へどんどん入るようにしましょう。 要は、刃先温度が上がらないようにすればいいのです。
あまりSUS材は加工していないので、参考程度に・・・。 比較的削りやすいSUS410での例ですが、EX-SUSよりもNACHIのAG-SUSの方が先端角がゆるい分、若干刃持ちは良かった気がします。 また、サイクルもG83よりG73の方が安定していたような・・・。 その時は、かなりワークが不安定な状態でしたので超硬オイルホール付のドリルでも、切削長12mほどで限界かなという状態でした。
寿命を延ばすのは、 基本的には、回転を落とす、切削液が水溶性なら濃度を高くする。 摩耗なのか、欠損なのか、どこが摩耗しているのかなどなど、 切れなくなる原因を調べれば、対応も違ってくると思います。 刃先を拡大してみてみると、色々と発見があるかも。
お礼
両方試してみると、寿命は延びました。あとは、加工時間と寿命のポイントを見つけれるよう、いろいろ条件を試してみます。ありがとうございました。
お礼
なるほど。G73でも試してみます。SUSは本当に頭が痛いですね。ありがとうございました。