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アルミの小径深穴加工におすすめのドリルや切削条件は?
- アルミの穴あけをする際に困るのが、構成刃先の選定です。
- 使用機械はBT40主軸、max6000回転のマシニングセンタで、一つの製品に3φ深さ20?の穴が10個あり、それを3000個ほど加工しなくてはいけません。
- 切削油や加工条件を調整してもうまくいかないため、おすすめのドリルや切削条件を教えてください。
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・カストロールシンタイロ9902 ・ミスミ製のTAC-ESDRA3.0 ・タンガロイ製DMX0300FL と記載下さっても、結局回答者はそれらの素性をネットやカタログで 調べる必要があるますので、もう一工夫説明を加えて下さるとありが たいです。 クーラントは潤滑性に乏しいソリューブルなのが先ず良くありません。 エマルションに交換してほしいのですが、無理な話ですね? 次にドリルですが、コーテッドドリルは溶着しやすいのでアルミ加工 専用のドリル(刃先がシャープで溝をピカピカに磨いてある)にして 下さい。おそらくミスミさんにも有ると思います。 アルミ加工用ドリル例 http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b135j.pdf http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b040j.pdf 何れも穴付きですが、溝長が30mm以上あるので、外部給油でも十分使用 できると考えます。 回転速度は6,000min-1まで上げたいのですが無理ですか? (切削速度が遅いと溶着の一因となる) 送りは0.1mm/revとして、回答(2)さんご指摘の深穴サイクルを用いてで、 5mmステップぐらいでいけるでしょう。 ところでアルミの材質は何ですか。 回答(1)さんが挙げられているDLCコーティングは、アルミ鋳物、アルミ ダイキャスト以外であれば溶着防止に有効です。 但し、溝長19mmで20mmの量産穴加工を行うことは、かなりリスキーと 思います。 小径深穴加工なので、ドリル先端の振れを0.1~0.2mm以内にセットする ことも不可欠です。 回答記載中に回答(1)(2)さんにコメントが入っていました。 DLCコーティングで成功することをお祈り申し上げます。 PCの調子が悪く、回答(1)さんのご推奨ドリルのPDFをようやく閲覧 できました。 質問者さんご使用のマシニングセンタでは、超硬+DLCドリルにおける 回転速度(切削速度)が低すぎます。 幸い、ハイス+DLCドリルもラインナップされており、そちらは溝長 33mmであり、ステップ加工で十分対応できそうです。 素晴らしい行動力に頭が下がります。 ADC12ならば工具摩耗も問題となるのでソリューブル→エマルション へのクーラント交換は大正解です。 回転速度6.000-8000min-1 送り 0.10-0.12mm/rev(巣穴が怖いので送りは控えめです) ノンステップでもいけそうですが、念のため5-8mmでステップを いれてみては如何でしょう。 あと、今まで6,000min-1までしかご使用してなかったのであれば、 念のため一度、6,000→6,500→7,000→7,500→8,000min-1と、 40-60分ずつ慣らし運転を行うことをお勧めいたします。 (それでも主軸ベアリングが焼付いたら申し訳ございません)
その他の回答 (2)
深穴なんで深穴どり凛夫妻来るが必要 F700/S5000=0.14 なので早い気がします 3ミリ以下は0.05ていしてませんでした 冷やしと構成は先の吹き飛ばしが主なになるので R点まで戻し油圧をかけて吹き飛ばしてください アルミ用ドリル だとまたちがう http://www.youtube.com/watch?v=taF09pvH7Sg
お礼
コメントありがとうございます。 ミスミも、タンガロイもアルミ用のドリルを選定しております。 送り0.14はミスミのカタログ推奨値なのです。 タンガロイは0.2~0.4です。 さすがに送り1000とか怖くて試せません。 いつもSKD61とかSKD11の加工を主にやっているのでF700でもみててひやひやします。 構成刃先になる原因は送り速度が遅いのも一因だとおもって送りは高くする方向でテストしてました。 S5000F500で深穴ドリルサイクルでステップ10で加工したらちょっとマシな感じになりました。 引き続きいろいろ試していこうと思います。
10穴終わるまでが何とかなっているなら、アルミに強いDLCコーティング http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/web/pdf/2292-3.pdf φ3は溝長が19ながらステップかければいけるはずです。 <穴深さ5Dのノンステップ加工が可能> カタログ記述を超えますが、すでに様々試しておられるから、、、
お礼
コメントありがとうございます。 アルミ加工の経験がほとんどなく、ミスミのカタログでアルミの欄に◎がついているドリルを選択したのですが、先ほどミスミの技術サポートに電話したところ、このドリルのコーティングはアルミには適していませんと言われました・・・ なんで◎にしたのか疑問です。 この、NACHIのDLCコートの超硬ドリルはいい感じですね。 ドライ切削も可能と書いてありますので切削液が届かなくても心配なさそうです。早速註文してみました。
お礼
アドバイスありがとうございます。 昨日もいろいろとやってみましたが相変わらずうまくいきません。 クーラントはカストロールのアルマレッジ230を注文しました。 月曜に届くので交換してみます。 http://www.kataesekiyu.jp/parts/single-catalog/suiyou/Almaredge%20230.pdf 今までは型彫りに使っていたマシニングなのですが、半年くらいはこの製品加工が続きそうなので交換することにします。 あと、マシニングの回転数ですがMax8000でした。 いままで6000回転までしか回したことがないので6000だと思い込んでました。 材質は、ADC12 アルミ鋳造品です。 昨日、ちょうど三菱マテリアルの人が会社に来たのでいろいろと相談したところスーパーバニッシュドリルMAS0300LBを勧めまれました。 http://www.mitsubishicarbide.net/mmc/ja/drilling/10000485/20070568 サンプルをもらえそうなので来たら試してみたいと思います。 こんにちは。いろいろとありがとうございます。 今日、偶然にもほかの人が頼んだアルマレッジ230が届いたので横取りをして、クーラント交換しました。 切削油タンクがドロドロだったので綺麗に掃除したら半日終わりました・・ 10倍希釈で入れました。 やはり切削性は全然ちがいますね。 いままでドリルが入っていくときの「キュゥゥゥゥ・・・・」という音が全くしなくなりました。 溶着はかなりマシになりましたがやっぱりします。 タンガロイのDMX0300FLを使用しました。 http://www.tungaloy.co.jp/ttj/products/catalog/11.pdf 回転数は6000~8000くらいで、送り0.1~0.14くらいでステップ8でいろいろ細かく条件を変えましたがいい結果がでません。 ドリル折れるの覚悟でS8000F1600でやるか迷ってます。 カタログでの送りの最低値が0.2なのです。 DLCコートも試してみました。 ミスミのDLC-ALESDR3です。 http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/110600229140/?PNSearch=DLC-ALESDR3&HissuCode=DLC-ALESDR3 購入してあったものの、刃長が19?なので怖くてつかっていなかったのですが、S8000F400の5ミリステップで使用しました。 カタログでは切削速度100mの送り0.05です。 穴は問題なくあきます。 溶着はかなりマシになりました。 中心付近に溶着が起こり、肩の近くはほとんど溶着しませんでした。 また、コーティングがいいせいか溶着もすぐにはがすことができます。 しばらくこれで様子を見てみて、三菱のスーパーバニッシュドリルが来たらまたテストしてみます。 主軸は毎日の暖機運転では6000までしかまわしてなかったので8000まで回すようにしました。 8000では結構な音がします・・