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BT40で大径深穴加工
- 無垢の丸棒S50CにL=650のΦ120穴をあけなければいけません。
- 設備は横マシニングセンタBT40の内部給油方式です。
- 精度はあまり必要ないので片面で深さ半分穴あけ後、反転して穴あけし貫通させようと思っていますが、実際に似たような加工をした経験者のアドバイス・加工工具等を教えていただければ幸いです。私は小物加工がメインでこのような加工は経験がありません。
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質問者様の住所が不明で答えになるか疑問ですが、 日本BTA(株)(ボーリング アンド トレパリング アソシエーションの略) BTA加工機の販売から加工まで行なっています。 BTAの工場は 神奈川県座間市、兵庫県明石市の2箇所です、加須工場は プレス金型工場です。 座間工場では、シリンダー用(Φ400x3000L)等の加工が得意です。 ネット検索可能です。
このような質問をするときは、機械主軸の最高回転速度、モータ出力、 といった情報も添えて下さると判断材料になります。 内部給油は水溶性クーラントのみですか?それともエアーブローや ミストも可能でしょうか。 さて、BT40主軸の機械でご質問のような加工を行うことは殆ど不可能 です。手間暇をかけるより、BT50主軸の横形でクイル主軸を有する マシニングセンタンタを設備もしくはBTA深穴加工を得意とする機械 加工屋さんに外注することが望ましいです。 (即ち、回答(1)さんと同意見です) どーしても自社で加工しなくてはならない...のであれば、小生の考え 付く方法は唯一1通りです。 添付のダイジェット社のモジュラーヘッドシステムのカタログをご参照 下さい。 ?カッターヘッド カタログ9ぺージ 高送りダイマスターモジュラーヘッド MSH-2035-M16(φ35×2枚刃)またはMSH3035-M16(φ35×3枚刃) ?超硬シャンク カタログ51ページ MSN-M16-357S-S32C(φ32×長さ357mm) ?+?を高把握力のミーリングチャックホルダに取り付ければ、反転加工 の長さは十分に稼ぐことができます。 ?は低切込み高送り加工用の工具で、切削抵抗が主軸の軸方向に作用する ので、高剛性超硬シャンクとの組み合わせで、長い突き出しでも切込みを 調整すれば、BT40でも何とか加工できるかもしれません。 切れ刃の寿命を考えると水溶性クーラントよりも、エアーやミストの方が 長持ちします。水溶性クーラントしかない場合も、切りくず排出を考えれ ば、吐出した方が良いでしょう。 加工方法は、ヘリカルランピングで徐々に繰り広げます。 この手の工具は下穴加工が無い無垢の状態の方が、チッピングを生じ難い ので、ワークとしては適していると考えます。 なお、いきなり長さ357mmのシャンクを使用すると、切削条件(切削速度 および送り速度)を低く設定しなければならないので、長さ157mmもしくは 217mmのシャンクで途中まで加工すると能率が上がります。 この手の低切込み高送り工具を使用されたことがありますか? 初めての場合は、切削条件の設定にコツが必要ですので、メーカのフリー ダイヤルでご相談してみてください。その際に、上記の機械主軸仕様の 情報も必要です。 超硬シャンクはそれなりのお値段がしますので、購入する前にしっかりと メーカにご相談してください。 因みに、加工穴壁面はガタガタになります。 中仕上げ加工として エアロチッパーモジュラーヘッド カタログ31頁 MAL-2035-M16(φ35×2枚刃)またはMAL-3040-M16(φ40×3枚刃) を使えば、多少はマシになるかもしれません。 もし、この加工が成功したら、今後のお仕事に大いに役立つでしょう。 しかし、繰り返しになりますが、あくまでも第一推奨は加工外注へ出す ことです。上記設備で、ドリル穴加工(+ボーリング加工)した方が加工 時間は比べ物にならないほど早いです。 長々と記しましたが、ご参考となれば幸いです。
お礼
初めての質問で、情報など不足の多い点の中、詳しくアドバイスして頂き有難うございます。早速、モジュラーヘッドシステムについて調べてみます。有難うございました。
これから工具を揃えワザを磨く必要性あるでしょうか? 割切りも必要では? ?BTA深穴加工?で検索すると数十社続出し、近くで看板見る所は出てこずHPも無い様子。
お礼
アドバイス有難うございます。やはり割り切りが必要ですね。少し踏ん切りがつきました。BTA深穴加工については今後の為にも勉強したいと思います。
お礼
有難うございます早速、調べたいと思います。