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モーターの良否の判断方法及び装置を探しています
- モーターの良否の判断方法及び装置を探しています。負荷のイナーシャ(慣性)が大きい、運転、停止を頻繁に繰り返す、モーター自体に振動が加わる、周囲の湿度が高いなど非常に悪い環境で使用しており、消耗が激しいためモーターを交換するタイミングを判断したいです。
- 現在、モーターの交換タイミングをメガーテスターにより絶縁抵抗を計測した結果で判断していますが、絶縁に問題がない物でもユーザー先でブレーカーが作動して使えないケースがあります。このため、メーカーに何度尋ねても良否判断方法を示してもらえず困っています。
- 年間に交換するモーターの数が100台前後に上るため、確固とした判断基準を持ちたいです。レイヤーショートを含め、このような事例に対応できる検査方法や検査器具があれば教えていただきたいです。
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こんにちは。先日ご返信いたs-kです。 モーターテスター1(先日はモーターチェッカーと記しましたが、現行品はモーターテスター1に改名されておりました)の感想についてですが、小生はユーザーではなく販売側です。 お客様の感想を直に聞いたことがありませんが、自動車メーカーT社様、自動車部品メーカーD社様には継続的に納入させて頂いているので、それなりにお役に立っているのではないかと思います。 ご検討に際しましては、メーカーの営業技術が実機でのデモンストレーションをさせて頂いておりますので、ご確認のうえで方向を決めて頂くというスタイルを取っております。 もし、ご興味がありましたら、下記URLの最下段の-お問い合せ-から、「内線62行・モーターテスターの件」として送信頂ければ、小生の方で、メーカーにデモ依頼を致します。 良い解決策が見つかることを願っております。
具体的な対策は、アドバイスができませんが、製造メーカーを動かす アドバイスは可能です。 一度、現在使用しているモータメーカーと異なるメーカー2~3社に 同じ問題をぶつけて、対応策を得て下さい。 ? その対応策内容で、良い案が出れば、現在使用のモータメーカー に対応が可能かの打診をする ? 打合せの日程を、現在使用のモータメーカーの前に、新しいモータ メーカーで設定して、鉢合わせをさせ、現在使用のモータメーカー にやる気を出させる。 年間の交換モータ100台は、正直魅力的です。 対応しないと、無条件で100台/年の注文がある。 他社へ移行すると、100台/年の注文と新規注文がなくなるなら、 もっと真面目に対応するかも。 等の効果が期待できます。
ご参考まで、下記にモーターチェッカーのURLを貼り付けます。 お役に立てれば良いのですが・・・。 モーターチェッカーURL http://www.haneda-shokai.co.jp/seihin/category04/elfi/cheker/index.html
レイヤーショートを見つける試験機の例です。 パルス状の高電圧を印加して試験するので,印加電圧が低い試験方法では検出できない巻線の欠陥を発見できます。 この原理の試験機は昔から有り,20年以上も前に僅かに使ったことがあります。その当時の試験機は,標準サンプルと比較したい製品の波形をCRT画面上で比べて判定する,とてもアナログ的なものでした。現在の製品は,操作性やデータ判定など改善されているのではないでしょうか。資料で良くご検討ください。 一般的には,ユーザー側ではなく,巻線メーカーが利用する試験機と思います。
お礼
アドバイス有難う御座います。 早速資料を取り寄せてみようと思っています。 ところでohkawaさんはこの装置を使っていらっしゃるのですか? もし使っていらっしゃったら、使い勝手など感想をお聞かせ 願えたら助かります。
容量は違いますが、製鋼工場の天井クレーンの条件に良く似てますね。 負荷イナーシアが大きい事と、運転・停止を頻繁に繰り返す事から、停止時の逆電流対策はとられているでしょうか。電気保全の作業長からそのような事を聞いた事があります。
モータの良否の問題と少し離れますが、サーボシステムに移行すること を検討されると良いと思います。 サーボシステムにしますと、次のような特長があり、このような用途に 最適だと思います。 1)カゴ形モータよりも、より大きな負荷の慣性モーメントに耐えられる。 2)カゴ形モータ直入れ始動より、高頻度の運転/停止に耐えられる。 ・モータの構造が異なります。回転子に永久磁石を使用している。 ・この部分の損失が大幅に小さくなっています。 モータの交換費用・メンテ費用・稼働時間の減少等を考慮したら、一次的 な費用は高くなりますが、相対的に経済的になると思います。 実際には装置の諸元を打合せして、サーボシステムメーカに相談して選定 してもらうと良いでしょう。 なお、この場合でも振動や湿度については、別途検討する必要があります。
お礼
アドバイス有難う御座います。 サーボモーター = 高度な制御用 = 高価 というイメージがあり、導入を考えたことはありませんでした。 一度メーカーに相談してみようと思います。 ただ、先にも述べましたが、既に市場に出回っているものが、 数千台にのぼるため互換性の問題が立ちはだかっています。
モータコイルのレイヤショートを判定するには 低抵抗計(ミリオームテスタ) http://hioki.jp/3541/index.html http://www.yokogawa.co.jp/tm/Bu/7556/ を使います これでU-V、V-W、W-Uの各相間の抵抗を測定して それぞれのバラツキを見て判断します でも例えば、U-V間10.1Ω、V-W間10.2Ω、W-U間10.2Ω とかで有った場合、 それが必ずしもレイヤーショートしてるかどうかは判断できません つまり、前もって良品のデータを記録しておく必要があります また、良品であってもそれなりのバラツキを持っています 10Ωと5Ωなら不良品と判断できるでしょうけれど 必ずしもそれくらいハッキリと計測できるとは限りません ただ、憶測ですがモータが小さいだけと思います >為、直入れによるインチング始動方式を採っています。 この場合モータには定格の数倍以上の電流が流れます 負荷イナーシャが大きければ10倍を超える事もあります 負荷イナーシャからモータ容量を見直した方が良いでしょう 単純にモータを3.7kwに変えるだけでこのトラブルは減ると思います もしくはサーボモータに変えるかですね コストの問題もあるでしょうけれど もっとも、3,7kwに変えると加速電流はそれなりに流れるが 加速完了するとほとんど無負荷電流になるでしょうけれど
お礼
早速のアドバイス有難う御座います。 ご指摘の通りモーター容量に対して過負荷だということは、 私も重々解っているのですが、設置スペースの問題や 既に市場に出回っている台数が多いこともあり、中々 モーターの容量変更までに至らないのが実情です。 さて、レイヤーショートの判別ですが、察するところ 厳然とした判断基準というより、どこまでを良否とするか の線引きが曖昧なようですね。 早速、機器を購入してデータの蓄積に励んでみます。
・インバータは使用していますか?
お礼
アドバイス有難う御座います。 先に他の方からご紹介のあったインパルス巻線試験機と どういう違いがあり、どちらが適しているのか、詳しく 調査してみようと思います。 同様の質問で恐縮ですが、s-kさんは御紹介のモーターチェッカー を使用されていらっしゃいますか? もしそうであれば、その感想をお聞かせ頂けると幸いです。