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製造業の景気が厳しい状況と今後の見通し
- 製造業にとって今の景気は厳しい状況であり、製造業関連企業の開店休業や倒産が相次いでいる。
- プレス金型屋を含む同業者からは、9月以降は仕事が減少し、利潤もほとんどなく見通しも立たないとの報告がある。
- 製造業の現状について皆様の情報をお待ちしている。特に同業者や自動車関連企業の意見を聞きたい。
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弊社プレス金型メーカです。昔(10年位前)は弱電関係の仕事がメインでしたが、2000年前後より急激に弱電の仕事が減りまして、自動車関係の仕事をやる事が多くなってきました。現在では金型であればどんな業種でもやるというのがうちのスタイルになっています。 昔は型屋さんで就業時間が定時というのは非常にダメでしたよね。しかし弊社では現在のところ去年の夏、今年の夏共に定時になってしまってますね、勿論土日も休むしかない。今年は春から7月頃までいくらか動きはあったのですが、現在はストップ状態。近所の型屋さんでも機械掃除が仕事になっているようですね。 皆さん『営業をして新規開拓!』って事簡単に言いますが、なかなかうまい事いかないです。私も弱電からの仕事の切り替えの時には新規開拓を目指して営業に走り回りましたが、貧乏くじを引かされる事も多々ありました。 現在ではその時に取引をして頂いたお客さんと付き合いをして頂いてますが、昔から付き合いのあるお客さんを含め仕事は激減(関東)です。うちは忙しいといっている近所の型メーカの社長に『皆どんぐりの背比べですよ』と伝えてあげたい、アメリカの影響って大きいのだなと改めて感じます。 とにかく、廃業しないといけない時にはそうするしかない。自分が動けるのであれば今出来る事は何か考え行動してみる。たたんでしまってから考えても遅いですから出来る事を一つづつやりましょうか。
まず最初に金型生産量が極端に不足していた状態が有りました。この時の課題はどうやって生産量を上げてゆくかでした。それが標準化であり最新設備の投入であり金型職人と金型屋の増大でした。高価格で実現出来たのです。 金型生産量が達成できると次の課題は金型価格を低くすることでした。競争 が同業者間で行われて急速に低価格化が進みました。多くの会社が対応の方法としてプレス加工やプラスチック成形との一体化で生き残りました。 現在の課題は低価格では無くて金型を使用する商品や部品の不足なのです。 他の会社がこれを開発してくれないという所に在るのですよね。 他者が開発してくれないなら自分達で開発しなければ成らないのです。 商品開発が出来る会社に変化する事。これが注文不足に対する答えです 資本集中や合併、買収、工場共有化により挑戦する事が明日を開くと想う
お礼
ご回答有難うございます。 なるほど、仕事がなければ仕事を作れということですね。 ウチでは長いこと金型屋の下請けをしていました。 私が後を継いだのは学校を卒業して2年たってからです。 父が急に他界しましてねそりゃ大変でしたね。 周りの会社はウチの父に恩義があったらからといってウチを便利屋扱い。 それで最後はその会社の一社を裁判所に訴えてやりました。 それからもう3.4年経ちますかね。 今どうしてウチが生き残っているかと言うと地元の同業者をまったく相手にせずに外(大阪の外)に出たことにあります。 その結果、たまたま縁あってかなりメーカーのおそばにおいてもらえることとなり(昔では考えられない位置)今現在に至ります。 それでもこの先は不安ですね。 まあ、地元の同業者のその後の情報はたまに入ってきますが、 なかなか悲惨ですね。(良い物が出来ないから当然のことかな) やり方はいろいろとありますが、お互いこの先もがんばっていきましょう。
話しは、異なりますが、自動車以外に、 半導体・FPD・電子デバイス関連の“MEMS”を将来もう一つの柱に しては如何でしょうか? 将来を見据えて、もう一つや二つ貴社の柱を準備すべきです。 MEMS;Micro Electro Mechanical Systems 日本に於いてのマイクロマシン(micromachine) 欧州に於いてのMST(Microsystem Technology) と同義語です。 詳細は、MEMSでネット検索して下さい。 また、以下の資料を参考にして下さい。 http://www.semiconductorjapan.net/newsflash/mems/index_mems_0808.html http://techon.nikkeibp.co.jp/MEMS/
お礼
再度のご回答有難うございます。 まさにその話は今会社で検討中です。 金型のほかに何ができるか? 加工屋?(これは何の解決にもならない) 金型設計?(これも厳しい) 今の設備をもちろん利用して別の職種? 原点に戻って新規開拓?(もちろん海外?) いろいろと出てきますが、検討をして実行に移したいと思います。
自動車産業は、頭打ちで縮小状態になります。 ガソリン高や新エネルギーエンジン等での買い控え。 6年後、車の価値が(リース)維持できるか?等々で また、プレス金型の設計TOOL等や立上げ期間短縮(ロスの縮小化等で) 再編化しています。<特に、TOYOTAさん系では、> 因って、来年以降、良い処(現状維持、改善で利益確保)と、悪い処 の2極化が一層進み、合併⇒資本増⇒設備投資ができないと、一層厳 しい環境となりそうです。<何か特徴等があれば別ですか>
お礼
ご回答有難うございます。 基本的には同じ意見です。 ただ、私と少し違うのは悪い所は果たして来年までもつのか? もたなかったとして良い所はそれでも設備投資をしなくてはいけないのか? 現状維持で何とかしていくような気もします。 どちらにしてもTOYOTAが動かなければ今良い所でも 明日はわが身のように思います。 何とかしてほしいものです。
愛知県で自動車用プレス部品とサブアッセンブリ品にて営んでます。金型、設備は内製してます。 10年前は、バブルが弾けて多角経営や無謀な投資をした会社が倒産してました。 仕事量はそんなに落ち込んだ感はなかったです。(まだ成長中でした) 現在は、仕事量自体が減っております。(増よりやや減が目立つ) 減っている理由として感じているのが、客先の国内生産拠点が地方や海外へ移っている。 それにより現地生産や現地調達が増えている。 モジュール化が進んでバリエーションが減っている。CDの為、部品点数も減っています。 他にもいろいろ情勢が変わりましたが、これくらいで。 弊社では、今までの仕事の範囲では拡大はもちろん維持難しく考えており、新分野の開拓途中です。 プレス金型の状態としては、厳しい話しかもしれませんが、周辺の金型屋さんはぽつぽつと閉めてます。 コスト、納期ともに大変厳しいく「忙しいから」といって金型屋さんに頼めるよ状態ではありません。 製図は社内で、部品加工は外で行い対応する場合もあります。 中期計画からは来年もこの調子と思われますし、守備体制では継続的に新規受注を確保するのも…。 といった個人の感想です。 >ちなみにこの先の予定はどうなんでしょうか? 例年にくらべ情報の信頼性が低いです。予定よりも少ないのが実情です。 弊社だけかもしれませんが、従来品種は回復の兆しは見えません。 現状維持では危機感すらあります。 数は多くないですが、昔よりプレス能力200t以上の品が増えてきました。 参考意見まで。
お礼
ご回答有難うございます。 愛知県ですか。 ウチにもお客様はあります。 仕事は年に一度ぐらいでしょうか。 お客様に聞いても「ウチもあまり仕事がない」と言われます。 (大きい会社なんですけれどね) ちなみにこの先の予定はどうなんでしょうか? 「ウチの情報では来年の秋かな」でも結構ですので お答えできる範囲で教えてください。 よろしくお願いします。
昨年は、中小零細企業なら土日の出勤も多かったと思います。 金曜の夕方に依頼された品物を月曜の朝一番なんてよく聞きました。 最近は土日完全休業される所が増えましたね。 でも、完全に仕事がなくなる訳ではない。 現状では打つ手は限られますが 得意分野に特化して先頭を走るか、意地でも残って残存者利益を期待するか 製造業は崖っぷちに立たされていると思います。
お礼
ご回答有難うございます。 この間たまたまネットでみましたね。 最近の金型屋は完全に勝ち組と負け組みにわかれたと・・。 (私自身はあまりこの言葉は好きではありませんが・・。) で、対策まで書いてありました。 「勝ち組」(仕事がある金型屋) 新型を多く生産をしているならば完全に新型のみにし、修理型はしない。 こういう方向で割り切って考える。 「負け組み」(仕事がない金型屋) 新型にこだわっているとなかなか難しいし、利潤があまり上がらないと思います。 だから修理型のみで運営を考える。(利潤が高い) ただし、技術が必要。技術がなければ無理。 これを読んで共感をもてるところが多いように思いました。 結局、自分だけがという考えではこの先難しいということでしょうか。
確かに、厳しい状況です。 具体的な内容をお知らせするわけにはいきませんが 設計、開発にまわす予算も厳しくなっているようです。 自動車メーカーではありません。が設備の測定器などの開発をすることが あります。
お礼
ご回答有難うございます。 出来れば御社の職種をお教えください。 (自動車メーカーさんでしょうか?)
私は金属プレス加工をしております。 主に住宅関連ですが、主軸になってる機種が中国に行ってしまいました。 もう戻ることはありません。 日本国内でも使われてるのですが、国内では殆ど出ないため実質生産停止状態です。毎月に30万円は出ていたので年間300万はなくなりました。 いろいろ聞いてる中ではダメージが少ないほうのようです。 弱電をしている方は、仕事そのものがない。あっても安い。 たとえば1時間の売り上げが850円にもならない。 なぜなら、「中国では850円でも大変な売り上げ」なのだそうです。 私も昔、自動車の金型をサラリーマン時代にやってましたが、そのときには徹夜で仕事しても間に合わないくらいに仕事はありましたし、中国なんかに金型の工作は無理だと考えられてました。 しかし、中国や東南アジアに旅行に行って見てきての感想は「同じ人間だから同じものが作れる」と思うのです。 まして、最近ではホンダをはじめ各社、金型の現地移転が急速に進んでます。 特にアキレス腱であった「熱処理の工場」が中国に出来ると金型も品質が安定しているようです。 また、日本の金型屋さんでは古い機械を長年使いますが中国では最新の機械を沢山導入してCAD,CAMとで本格的な金型を若い社員が作ってるようです。 また、日本が徒弟制で教えてますが、中国には金型学校があって急速に専門家を教育してるようです。 私の住んでる近所のかなり大きな金型屋さんも今年に潰れましたが、別に誰も困りませんでした。中国に仕事を持って行かれたからでしょう。自動車専門でした。 まだまだ、この状況は続くと思われます。 私は現在の金属プレスにこだわらずに次はどんな時代が来るのか静かに見ています。 それにしても、これだけ、「倒産、廃業」が進んでも残ってる私たちに仕事が残らないとはグローバルスタンダードって怖いですね。
お礼
ご回答有難うございます。 なかなか厳しいですね。 「中国や東南アジアに旅行に行って見てきての感想は「同じ人間だから同じものが作れる」と思うのです。」 このことが一番引っかかりました。 今後の自分のため、製造業(金型屋)のためにこう考えてはどうでしょうか。 同じ人間でも限界はある。 たとえ最新の機械を使っても日本のコピーは出来ない。 なぜか? ある知り合いから中国のことを聞いたことがあります。 中国には日本語でいう「まあ、いいや」ということが本質にあることを。 つまり真似は出来ても完全なるコピーや開発といったことは出来ない。 自信を持ってお互いがんばっていきましょう。
>>弊社の関係の会社が開店休業とか倒産するなどの情報がどんどんはいってきます。(関西情報) なんか、10年以上前から同じような話は聞きますよね 政府が言っている数年前までは景気が良かった と言う話は、どこの世界の話しなんでしょうねぇ
お礼
ご回答有難うございます。 ホントそうですね。 景気が良いのは一握りの大企業だけ。 国会議員も中小企業の痛みなんて知りませんって感じですしね。 結局、中小の声なんて落ちるとこまで落ちないと届かないのでしょうか。 ちなみに今年の冷えた情報は私の知る限り、最悪です。 2.3年前にも同じようなことがありましたが、今年はそのときの 状態にプラスして見通しが立たないことにあります。 さて、国はどうしてくれるのでしょうかね。
お礼
ご回答有難うございます。 そうですね。 今考えられることを今する。 出来れば少し先のことも考えて行動する。 ちなみに大阪でも弱電はいい話を聞きません。 せめて車だけでもと思いますが、その車も・・。 もう、海外しかないかもしれません。 お互いがんばっていきましょう。