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固定サイクルなしのタッピング方法とは?
- NC旋盤でM4のタップを切る方法についての質問です。
- フロートコレットを利用して固定サイクルなしでタップを切る方法を知りたいです。
- タップの深さが約8mmであり、G01で送って、M04で逆回転させる方法が良いのでしょうか?
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ども、旋盤屋です。 うちでもタップ加工はそれほど多く有りませんが、やっています。 例えばこんな感じ。 ASK3000G(SUS304快削鋼) M6 P1.0スパイラルタップ ユキワ製ドリルホルダー+タッピングコレット 水溶性切削油 T101 G97 S350 M93 G0 X0; Z3.0; G1 Z-6.0 F0.98; M5; Z3.0 F1.0 M4; G0 Z15.0 ; 注意点は、主軸とタップの芯をきっちり出しておくことです。 それと、回転数がひくめですが、このくらいだとタップ深さの管理が容易になります。 問題は、時々起こる食い付きの欠損と、穴の中にキリコの残留が起こりやすいので、 その辺の対処を考えて下さい。 NCでタップは確かに出来ますが、バー材加工で切り落とすと2次加工でチャッキング不能な形状になるとか、外径との同芯度の指示が有るとかでない限り、やはりボール盤での加工の方が、安全確実能率的ですよね。 少し訂正、回転数はS280でした。 >タップ径が変わったら…… 行きと帰りの送り量は、ただ単純に行きはピッチよりマイナス、帰りはピッチ+ゼロ以上でやっています。 これはよっぽど小さいピッチならともかく、径が変わってもそれほどかえないと思いますよ。 >G92でやって…… G92は帰りが早送りになるので使えませんが。 G33なら使えます(なにも恩恵はありませんが) >ボール盤では時間…… 工程を分けると考えれば、リスクの分散にもなりますし。 平行して加工を進める事が出来れば、全体の時間を圧縮してくれると思います。 ただし、その分手間も増えるわけで、一長一短といったところでしょうか、 試しに半分だけやってみて、そちらの会社に具合がいい方法を取ってみてはどうでしょう。 >いきなりM4 ちょっと恐いですね。 機械が古いので、あまり負担をかけない様にしたいなと、 試した事が有りません。 もし成功したら教えてもらえますか^^; もひとつアドバイス、切削液の濃度倍以上に上げておきましょう、 被削材と工具によーーーーくからまる様にした方が良い様ですよ。
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少しでも回転立ち上がり停止の時間を短くするために回転は低めで (ただし最低制御送りを割っては駄目、要確認)有るのなら オーバーライドキャンセル指令シングルブロックキャンセルをして底まで 行ったときに若干ドウエルを入れた方が良いと思います 実はMCですが昔のNC制御FS7Mでタップサイクル無いのを言ったようにやっています ただしいきなり本番ではなくテスト加工を色々やられた方が良いと思います 回転送りは勿論例えばR点をいくらにするのかZを手前何処で止めるのか(回転停止指令後どれだけ惰性で回るのかによる)等々
お礼
アドバイスありがとうございます。みなさんの経験で固定サイクルなしでも、タップ加工出来そうですね。これがうまくいったら、今後タップ加工も増やしていきます。
こんばんは フロ-ティングを使用するのであればGO1送りで行っても問題はないと 思います。 例題 S500M3 G4 U0.5 G1 (Z6.0)W6.0 F0.36 M4 G1 (Z-2.0)W-8.0 F0.4 行きの送りはピッチの0.8帰りは1.0倍して下さい。 深さは浅目から初めて少し位づつ深くしていったほうがいいと 思います。回転数は500としましたが遅くしてもかまいません。 がんばってください。
お礼
アドバイスありがとうございます。行きと帰りの送りを変えればよいわけですね。この帰りは1.0倍と言うのは、タップ径x1.0の送りのことでしょうか、M4はピッチ0.7ですので、S500としてx0.7=F350ですが、恥ずかしいことに自分はNCフライスが専門で旋盤は駆け出しなのでF値を旋盤のF値に変換できません。このF0.36とかF0.4はどうやって計算するのでしょうか?
私が旋盤にてタップ加工を行う時は、迷わず固定サイクルを使用します。 通常の切削送りだと行きは良いのですが、帰りが主軸と刃物台の同期 が合わないので折れます。
お礼
アドバイスありがとうございます。以前よりNCのタップ加工は折れてしまうと聞いていたため、今までは避けていました。やはり、折れますか・・・
>G01で送って、深さになったらM04で逆回転・・・ 主軸回転が指令値どおり回っているのかどうかが重要です あと正転~停止~逆転の回転の立ち上がり減速と送りのズレが フロートタッパーの許容値を下回っているのかどうかですね 普通は無理のように思います ところで本当に固定サイクル付いていないのですか? 付いてないのはあまり聞いたこと無いのですが NCメーカに言えばどこかのパラメータをさわるだけで 使えるようになると思うのでお金を払って使えるように して貰った方がいいように思います
お礼
さっそくのアドバイスありがとうございます。フロートタッパーの許容値が下回っているかどうかは、やってみないとわかりませんが、もう一度、固定サイクルの有無を確認します。説明書には何もなかったのですが、よく探してみます。ちなみに、うちの機械は、外国製で中古で購入したものでして、さらに、メーカーもなくなってしまっています。もし、固定サイクルがあるのなら、フロートコレットでの加工は出来るのでしょうか?今の加工が終わったら、やってみます。
お礼
アドバイスありがとうございます。回答(3)のtochiさんと同じで行きと帰りの送りを変えるわけですね。この、行きと帰りの送りの設定値は経験によるものでしょうか?タップ径が変わったらそのつどかえるわけですよね。 どのくらいの割合で増やすのでしょうか?今までは、バイトが入る大きさのねじ切は、G92でやっていました、この固定サイクルはありました。小径ねじはボール盤でやっていましたが、(タップは避けていました)今回は、数も多く、ボール盤では時間がかかりそうなので、タップを挑戦してみようと考えたわけですが、やはり、ボール盤ですか。とにかく今の段取が済んだら固定サイクル探しと、この方法での加工をやってみます。 いろいろと勉強になりました。今回のタップは同心度とかはないので、工程をわけることも考えてみます。今後のこともありますのでタップ加工にトライしてみます。でも、旋盤専門でやっている方でもタップ作業はリスクがあると思われるということは、やはり、簡単ではなさそうですね。いつ折れるかわからないということですね。 ありがとうございました。 今、回答(4)のプログラムを見て思ったのですが、G1 Z-6の次でM5で一度停止させていますが、いきなりZ3.0 F1.0 M4 では無理でしょうか。やってみれば良いと思いますが、ちょっと怖くて・・・ 何度もご回答ありがとうございます。教えていただいた方法でタップ加工できました。固定サイクルは、やはりエラーでだめでした。今後、この方法でやります。いきなりM4はやめました。もし壊れるとメーカーもつぶれてますので厄介です。また、違う質問もありますので、そのときは、また、よろしくお願いします。今日から加工はじめます。助かりました。