固定サイクル切り替え

質問

初めて投稿させて頂きます。ご回答を宜しくお願いします。

さて質問ですが、例えばマシニングでドリルを用いて加工深さ：100mmの穴を
あける時に、30mmまではG73の動きで、それ以降はG83の動きで加工したいと
すると、固定サイクルだけを用いて行うことは可能でしょうか？

固定サイクルを使用せずに直接 Z座標を指示する方法や、マクロを使う方法は
分かったのですが、より簡単なプログラムで作成したいので固定サイクルだけ
を用いて行いたいです。

機種は問いませんので、何かご存知であれば回答をよろしくお願いします。

回答No.2

noname#230359

Ｔ10Ｍ6
Ｇ90Ｇ0Ｇ54Ｘ0Ｙ0Ｓ852Ｍ3
Ｍ8
Ｇ43Ｚ50.Ｈ10
Ｚ5.
Ｇ98Ｇ73Ｚ-30.Ｒ0.3Ｑ6.Ｆ96
Ｘ0Ｙ0
Ｇ９８Ｇ83Ｚ-100.Ｒ-29.Ｑ6.Ｆ96
Ｇ0Ｚ150.Ｍ5
Ｍ9
Ｍ30

Ｔ10Ｍ6
Ｇ15Ｈ1
Ｇ90Ｇ0Ｘ0Ｙ0Ｓ852Ｍ3
Ｍ8
Ｇ56Ｚ50.Ｈ10
Ｚ5.
Ｇ71Ｚ5.Ｍ53
Ｇ73Ｚ-30.Ｒ0.3Ｑ6.Ｆ96
Ｘ0Ｙ0
Ｇ71Ｚ5.Ｍ53
Ｇ83Ｚ-100.Ｒ-29.Ｑ6.Ｆ96
Ｇ0Ｚ150Ｍ5
Ｍ9
Ｍ30

Ｇ83のＲ－２９.をＲ0.3でも可能。
この場合、Ｚ-30.まで、空振り。
回転、切り込み、送りは、任意。
省略出来るコードは、適宜。

多数の穴数の場合、
はじめに、Ｇ７３でＺ-３０まであけて、同じ事を、Ｇ８３でＺ-１００まで加工します。
Ｘ，Ｙの座標は、サブプログラムにしたほうが、安全です。
Ｇ８３に切り替わった時、いきなりＺ-２９まで、突っ込みますので。
指定点戻りにしないと、Ｚ-２９までしかＺ軸が上がりませんから、注意！
その高さで位置決め、まあ、早送りしますので、悲惨な事に、なります。
Ｇ７１ＺいくつＭ５３、Ｇ９８を使います。

蛇足。
Ｇ８１で、一発で加工できるドリルが、販売されてます。
ナチの、パワーロング。
目から鱗。早い、早い。

お礼

回答ありがとうございます。
Rに関しては、ケースバイケースということですね。
ただ、エアカットはなるべくしたくないので、R-29.の方向で考えたいと
思います。

補足説明ありがとうございます。
既存の工具で何とかしようと思っていましたが、パワーロングを使う方が
楽な上に早いですね。

回答No.1

noname#230359

アドバイスさせていただきます。

G73固定サイクル中にG83に切り替えての連続加工という認識で良いのでしょうか？
であれば、私の知る限り出来ないと理解しています。
但し、最近機械メ－カ－さんが独自のGコ－ドを作成されることがありますので、一度メ－カ－さんに問い合わせてみてはいかがですか？色々諸問題が発生すると考えますが。

ちなみに私は下記のように加工するようにしています。

X0.Y0.(加工位置)
Z2.
G99(G98)G73Z-30.R2.Q*.F*****(深サ30.までG73サイクル)
G80(一端G73キャンセル。R点復帰(イニシャル点復帰))
Z2.
G99(G98)G83Z-100.R-28.Q*.F*****(深サ30.の手前2.まで早送りで降下。G83サイクルにて加工。この時、R点はR-28.になっているので注意)
G80

このプログラムで手間が掛かるのは、穴加工につき1穴ずつ上記のプロセスが必要になることです。

お礼

アドバイスありがとうございます。
もしかしてあるかも・・・と思っていたので、「無い」と言って頂いて
すっきりしました。