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アミドの加水分解

アミドの合成で     O       H        O H     ∥        |        ∥|   R-C-OH + H-N-R'  → R-C-N-R' + H2O  と言う反応は可逆反応だと聞いたのですが、     これとは逆反応(アミドの加水分解)では、  長時間加熱が必要と書かれています。  逆反応が吸熱反応ならこの反応は平衡状態には  ならずに、正反応だけ起こると思うんですけど、  どうしてこれが可逆反応なのでしょうか?       

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  • c80s3xxx
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回答No.2

可逆であることと,平衡定数がどの程度であるかというのは 同じではないってことです. もちろんこの反応は可逆です. タンパク質はアミノ酸同士のアミド結合でできています. タンパクの合成過程は結合生成だし,消化分解がおこる ときは,加水分解されるわけです. アミドを作るときには水を取り除く操作なり試薬が 添加されます.それによって,平衡を右に傾ける わけです. 加水分解では大量の水を使い,左に平衡が寄るようにしますが, 通常はそれだけでは「反応速度が遅くて」分解が進行しないので, 触媒を加えてさらに加熱することで速度を稼ぎます. 加熱すると進行するから吸熱だというのは早計です. 吸熱であるかどうかと反応の方向性も別問題です. 反応の方向性を決めるのは自由エネルギー変化であって 反応熱ではありませんので.

noname#16738
質問者

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その他の回答 (1)

  • ippo09
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回答No.1

えっと素人ですが、気になったので。 「可逆反応」と「平衡状態」は違うからではないでしょうか。 熱を加えれば、戻る反応は「可逆反応」だったと思います。 逆に、生卵ゆでたら、ゆで卵になりますが、冷やしたからといって、もとには戻らないってのが不可逆反応じゃなかったでしたっけ。 というわけで、「可逆反応」だけど「平衡状態」ではないと思いますよ。ある一定の温度(高温)では、平衡状態になるのかもしれませんね。

noname#16738
質問者

補足

お返事ありがとうございます。 すみません、言葉の使いかたが悪かったようで、  平衡状態にならずに→逆反応は同時には起こらずに と訂正させてください。   

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