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鋳鉄のセンタリングにおける面取り加工とは?問題点と解決策を解説
- 鋳鉄の加工において、面取りを兼ねたセンタリングを行っていますが、面取りを兼ねたセンタリングと、穴加工に上から面取り加工を一つのセンタリングドリルにて加工しています。
- 同条件にて加工していますが面取り表面の状態が違います。当然の結果なのでしょうか?表面が放射状に段差があり、条件があっていないように思います。
- このような場合回転数、送りを具体的にどのように変更すればよいか悩んでいます。職場で教えてもらえる環境になく、困っています。アドバイスよろしくお願いします。
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センタリングドリルとは http://www.monotaro.com/c/057/492/ のような物でしょうか? それとも http://www.iris.dti.ne.jp/~ymkt/drills8.html のような物でしょうか? それと現状の工具の材種は?切削条件は?(回転、送り、底のドウエルの有無) とりあえず 穴底で回転を落とし(半分)ドウエル(23秒)を入れて見ればどうでしょうか?
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うちでも時短のためにリーディングを用いてセンタリングと面取を同時していた時期がありましたが 中心面取り直径の切削速度の不適合から色々トラブルが起きておりました 工具の破損を考えて切削条件を落とす事になり時間が掛かる結果にもなり 今はセンターモミ付け不要のドリル(OSGのゴールドドリル等)でいきなり開け スロアウエイ面取り工具で面取りを行っています、こちらの方が早く安定しています。 勿論 穴数が多く工具費がペイ出来るなら面取りとドリルを一体にした工具で 加工すればもっと早いですね。
お礼
このたびはありがとうございました。センターもみ付け不要のドリルは大変魅力的ですね。PCDとの兼ね合いがありますので慎重に取り組みたいと思います。
超硬ですね。 残り0.1mmから1000回転(約50m)に落としてみて下さい。 周速を落とす事、(#3で先述されていますが)突き出しを短くする事で、ビビリに関しては対処出来ます。 工具寿命と切削条件については、メーカに相談してみると、具体的アドヴァイスが得られると思います。
こんばんは >当然の結果なのでしょうか? ムクと下穴がある場合、ワークと刃物側に相応の剛性がないと違いがでます。 通常穴がある場合に面取りだけしようとするとスラスト方向に負荷があまりかからないのでビビリ易くなると思います。 取りあえずの対策としては、センタリングドリルの突き出し長さを短かめにしたほうがよろしいかと思います。 >送りを具体的にどのように変更すればよいか悩んでいます。 下穴がある場合にビビリが発生する場合、送りを上げて対処する場合がありますがあまりお勧めできません。
お礼
私の疑問に直接回答していただきましてありがとうございます。初心者の私にもわかりやすい回答でした。突き出し量をできるだけ短くしたところ、ほぼ改善されました。又の機会がありましたらよろしくお願いします。
工具は1本、段付センタードリルで穴と外周面取りを同時加工、という事でしょうか? 取り代残り0.1mmぐらいで周速を落として下さい。 ハイスでしたら、5m程度です。 当然送りも周速に合わせる事になります。 ドウェルはない方が良い場合もあるので、仕上がりを見ながら試して下さい。
お礼
この度はありがとうございました。皆様のアドバイスを試したところ非常に良い仕上がりになりました。又の機会ありましたらよろしくおねがいいたします。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。刃物の材質等は、OSG超硬リーディングドリルФ16X90°で、1600回転ほどです。ドウェルは使用していません。この刃物で、同様の加工をしていますが刃物の持ちが悪く、刃先の同じ部分で欠けが生じています。この様な症状を改善したいのですが経験が浅いのでうまくいかず、せっかくの高価な刃物を無駄にしている状況です。センタリング、面取り、リーディングドリルについてもっと詳しく勉強したいのですが周囲にも詳しい方が居ず、(会社にはいますが、なかなか聞けない)質問した次第です。この件に詳しい書籍などありましたら、あわせて紹介していただけたら幸いです。