- 締切済み
PCD精度の重要性と問題点
- PCD精度を求められる加工において、最近精度が保てない問題が発生しています。
- 穴加工部にはC面取りが必要なため、先端角90°のリーディングドリルを使用して切削しています。
- 以前の切削条件と材料の変更により、PCD精度に影響がある可能性が考えられます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
こんばんは リーディングドリルって先端角が大きい短目のツイストドリルですよね。 ※勘違いしていたらごめんなさい。 必要穴位置精度分かりませんが、ドリルの仕事はムクの材料に穴を明ける事と解釈しいていますので位置精度まで要求するのはどうかなと思います。 もし穴位置精度が必要で面取りも兼ねるようでしたら、先端角90度(片角45度)のセンタードリルでドリルの案内と面取り加工をした方がよろしいかと思います。 ※それでもドリル穴の位置は多少ずれます。 センタードリルは通常ドリル等細長の剛性が小さい工具の位置精度を向上するために使用 されています。
材料は同規格でも、メーカによって多少加工性が違います。 精度や速度を求める場合、当然加工条件も変化します。 会社によって、工具耐久性と加工時間に対する考え方は異なります。 基本的には工程省略、時間短縮を求めます。 しかし、一工程が短縮されても工具耐久性が悪いと、工具交換に時間と費用を取られます。 大量生産の場合、要求品質をどれだけ多く加工できるか試験します。 標準切削条件は、材料毎、工具毎の一般的に良好な条件です。 異常な高送りと言われる旧加工条件で、要求する精度が出ていたということは、誰かが条件出しをしたということでしょう。 加工速度を重視している事も分かります。 新材料に適した新加工条件を選んで下さい。 リーディングドリルが磨耗すると精度が悪化するのは当然です。 推察の通り、90°の中に120°が入れば刃の外周が当たるので、リーディングのむしれが大きくなればトレーリングはむしれに引っかかり、偏心します。 また、刃先は均等に磨耗しません。 偏磨耗すると心が出ていない状態と同様になります。 仮に均等に刃が殺されたとしても、高送りでは座屈します。 リーディングで心がずれれば、トレーリングは文字通りそれに倣うだけです。 工程数、加工時間を変えずに精度を向上する方法もあります。 リーディングドリルのセンタ角は広げ、面取り部段付き形状にする。 リーディングのセンタ角を広げ、トレーリングを面取り部段付きにする。 トレーリングの刃の外周部のみ45°肩を落とす。 他にも多々あります。 刃先形状の変更は製作、再研削に手間がかかりますので、少量生産にはお勧めできません。
90度のリーディングドリルの後では球心性が悪いです 精度を求めるばらば130度でもんだ後にドリル その後に面取りです 以前までは精度が出ていた についてですが 材料屋が変わると精度に影響しますよね あと ドリルの突き出し長さを短くする コレットの摩耗を確認する BTばらば機械のテーパ面を掃除する などで改善される事が有ります ドリルを再研磨している場合 再研状態で精度が変わります
お礼
御回答ありがとうございます。しかしながら、#2のお礼で触れていますが、悲しい現状なんです。わたしも素人ですがまわりも素人なんですかねぇ。私も皆様のような先輩が居てくれたらといつも思います。しかしめげずにがんばります。またの機会ありましたらよろしくお願いします。
お礼
詳しく詳細な御回答ありがとうございました。リーディングドリルの先端部の角度を穴あけドリルの直径分120°に研磨することは私も考えていたのですが、きさげ様の後押しもあり、昨日提案したのですがみごとに却下されました。理由としては先端120°にすると、先端の磨耗が激しいと、90°のセンタリングでなんの問題も無い。とのことでした。問題が起こってるにもかかわらずです。自分の会社ながら情けない限りです。今はその場しのぎで、90°でФ2~Ф3センタリングし、穴あけ→同じ90°で面取りしています。超硬のコーティングドリルは、500箇所ほどで切り刃、肩部がコーティング剥離しています。何度同じ間違いをすればと思いますが、自分だけは正しい道を進めるように勉強していきたいと思います。なんか愚痴みたいで申し訳ございませんでした。