- 締切済み
ドレスについてのホーニング加工とは?
- ドレスの頻繁な砥石交換が必要なホーニング加工において、良いドレスの仕方を教えてください。
- ドレスの手動操作において、砥石の間隔、径、形状の維持が難しい問題があります。
- 自動ドレッサーがない状況下で効果的なドレス方法についてアドバイスをいただきたいです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
ニッケル皮膜やニカジルメッキでは過去にさんざん泣かされました。結果的にはダイヤモンド砥粒をメタルボンドで硬めた砥石でやっておられるのだと思います。その場合は過去の例でもありますようにボンドが硬すぎて目詰まり、もしくは目つぶれしてしまうケースが殆どでした。今回は現象から目つぶれの方だと思います。これについてはボンドを発刃性の良いものに変えるのがいいのですが、単純に柔らかいだけだと砥粒が材料に持っていかれて今度は目こぼれになってしまいます。ボンドとその中に入れる充填材を工夫して適当な硬さを保ちながら且つボンドの破砕性の良いものにして発刃性を確保する必要があります。ここが砥石屋のノウハウですが砥石メーカーでそうそうエンジンホーニングで実績のあるメーカーは少ないです。専業メーカーの大和製砥所(やまとせいとしょ)に相談されてはいかがでしょうか。
研削屋の経験ですが すぐ切れなくなるのでドレスすると理解してよいですか? そうであれば、 1.切り込み速度が遅すぎる(切込み圧が低)...砥石が目つぶれする/目つまりする 2.切り込み速度が速すぎる(切込み圧が高)...目つまりする/目あれする 3.クーラント量が少ない...目つまりする 4.クーラント量が多すぎる...見かけの研削抵抗が増える(残留応力増) 等の要因が考えられます。 又、ドレスも 5.荒すぎると、直ぐに切れなくなる。 6.細かすぎる(遅過ぎる)と目つぶれで直ぐ切れなくなる。 又、ニッケルや超硬などのネバッコイ材料は、砥石に張り付くことがあります。 この時は、クーラントの吹付け圧を上げ対処しています。(4.の問題は在ります) 単なる経験論ですが、ヒントになれば幸いです、
お礼
アドバイスありがとうございます。 確かにクーラント量を上げて現在対処しています。 ニッケルは粘っこいんですね、初めて知りました。 粘っこい材質には低速は向かないですか? 十分ヒントになりました。ありがとうございます。
ダイヤモンドのホーニングは最近やっていませんので適切でないかもしれませんが 加工速度を遅くして冷却性の良い油剤を使ってはいかがでしょうか ツールが熱くなる加工条件はだめです ホーニングは自動では正確なツルーイングやドレッシングが出来ないんですよね
お礼
アドバイスありがとうございます、現在の条件は遅めだと思います。 とにかく困っています。冷却性のいい油剤 試してみたいと思います。 ありがとうございます。
お礼
目つぶれ、目詰まりには本当に泣きっぱなしです。 砥石上にニッケルがベッタリ張り付いていて(マイクロスコープ)ドレス回数が増える→砥石の形状が崩れる→ツルーイングの繰り返しで全く効率が悪いです。 アドバイスにもありますが、確かに砥石のメーカーに相談して砥石の調整も行いたいのですが・・・ 今は加工条件等の見直しを行っています。 ニッケル皮膜を削るのに適した加工条件は無いですかね? その砥石のメーカーに聞くのが早いですか? でも確かにエンジンホーニングで実績のあるメーカーはそうないのですね。 アドバイスありがとうございます。