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CBNホイールで高精度な研削加工が可能か?
- 質問者は、SNCM420QTという材質のリングを研削加工する際に困っている。
- 現在の砥石ではドレスインターバルが短く粗さも安定しないため、作業が難しい。
- CBN砥石を使用することで、高精度な加工が可能になるかどうかを知りたい。また、お勧めの砥石会社も教えてほしい。
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ちょっと補足します。 下記の砥粒切込深さ0.1μmというのは機械上のx軸切込みではなく、砥粒1つぶの切込深さの事です。計算式は研削の教科書にも載っていますが、下記します(円筒研削の場合)。 g=2a×√?×√{(d+D)/dD}×v/V×1000 μm a:連続切刃間隔 mm(2mm位を入れて下さい) d:ワーク加工径 mm D:砥石径 mm ?:ワーク1回転当りの砥石切込量 mm 以上です。他に砥粒接触弧長という指標もあります。
うまい事行ってらっしゃるでしょうか?今質問に気付いたので書き込む次第です。 Ra0.15にビトCBNホイールの#400は細かすぎると思います。#120でも精研で砥粒切込深さを0.1μm以下にする様条件設定すれば達成可能です。 ダイアモンドツルアーは角柱タイプで無いと安定したツルーイングは出来ません(ビトリファイド砥石ではツルーイングがドレッシングと同じ作用をする事は言うまでもありません)。当然ロータリーがベストですが…。
すごい加工をしていらっしゃるのですね。砥石はノリタケさんを推奨します。粗加工なら、#170でも十分でしょう。但しRa0.15ってことなので粗と仕上げの間に#600をいれて#1000で仕上げてみてはどうでしょう。ドレスをする時間よりはと石の交換だけですむのでいいですよ。スクラッチに関しては粗加工の段階で入ってしまうとアウトです。ろ過装置などで解消されます。あと、と石の両端にRをつけると、意外と効果がありますよ。
補足
御返事有り難うございます。ここでの事を参考にと上の者に具申したのですがあまり聞き入れてもらえず、現在日本グレーン研究所という所のビトリファイドボンド CBNホイール#400を購入し、ドレッシングを色々試そうという所です。本来ならロータリーダイヤモンドドレッサーや振動加速度計なども欲しいところですがこれ以上の投資は望めそうにありません。そこで現存する単石と多石ダイヤモンドでドレッシングを行うのですが何かアドバイス等ありましたらよろしくお願いします。
こんにちは。お書きの通り一般砥石では大変でしょう。 お問い合わせの通りCBN砥石が最も普及しています。一般砥石 でも特殊な単結晶WA砥石なんかも有るんですが、使いこなすには 選定を含めたサポートが必要です。 初期投資は必要ですが、扱いやすく能率のよいレジンボンドCBN砥石 がとっつきやすいと思います。 CBN#400#600、Conc=5060%くらいかと思います。但し、砥石は メーカー間で同じ仕様でも大きく性能が変わる事もあるのでノリタケ、アライドマテリアル、アサヒダイヤなどがはずれが少ないと思います。
お礼
御返事ありがとうございます。 上の者と相談して見積り等問い合わせてみます。
お礼
アドバイスありがとうございます。 切り込み深さ0.1μmですか。うちの機械では無理です。φ1μmが最小切り込みなので。ダイヤモンドは一緒に付属していた角柱タイプ?0.5*0.5mm角くらいの平べったいやつを試してみましたが、抵抗が大きくてしかも送り速度もかなり速くしないと面粗さがてかてかになってしまいます。経験が足りないのかもしれません。いまは#100と#50のインプリセットダイヤを使っていますがこれも あまり切れ味がいいとはいかずドレッシングも頻繁におこなっているのでCBNの 良さが発揮できているとは思いません。では。