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フェイスミルによる加工での面粗度について
- フェイスミルでの加工において、加工条件が判れば面粗さを計算できる方法があります。
- フェイスミル加工に使用される計算式は複数ありますが、一般的には高さ指数や切削条件などを考慮して、面粗さを求めることができます。
- フェイスミルによる加工での面粗さを計算するためには、加工条件や切削速度、切削深さなどのパラメータを入力し、専用の計算式を用いることが重要です。
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切削加工の仕上げ面は、基本的に旋盤の刃先形状(コーナーR)による理論仕上げ面粗さと同様に山の頂と谷の底の高さの差を計算します。 一般的に切削加工の仕上げ面は工具切刃の形状(コーナーR)と切削送り(mm/revまたはmm/tooh)による幾何学で表示(Rmax=f*f/8R)し、送りが大きくなれば仕上げ面は悪くなります.また、フェイスミルでは、エンゲージアングル(カッターの食いつき角度)の影響や切削中の振動、工具の摩耗等により変動することや、 カッターの刃先は様々な形状があり、理論式に(+C)のファクターを加えています.詳細な理論式は、約30年前に益子先生の著書「フライス切削による動的解析学」を参考にされるとよいと思います. しかし、詳細な理論式を追求しても幾何学的な解析にとどまるため実用的ではありません.実用的に求めるのであれば仕上げ面に費え種々の実験研究を集約したホームページ(http://www.techno-qanda.net/dsweb/)や(http://unit.aist.go.jp/digital-mfg/)を参考にされては如何でしょうか?
丸チップならば計算式があるでしょうが、自分の使っているのは 四角チップです。コーナーがC1~C1.5取ってあります。 ホルダーに取り付けると面取りがワークと平行になるので、 理論上は平面になることになります。実際は取付誤差などがあるので きれいな面にはなりませんが。
基本的には旋盤のR刃先形状の場合の理論仕上げ面粗さと同様に山の頂と 谷の底の高さの差を計算して出すことが可能です。 ただご存知のようにフェースミルカッターの刃先は様々な形状があり 代表的な形状での式は見たこと有りますが実用的とは言えません。 ではどうするのか?使用する工具の刃先形状を正確に掴みソレの絵を描き 一刃当たりの送りだけずらした絵を再度描き山の頂と谷の底の高さの差を 求める計算式を求めてください。 多分CADが早いですね。 ただし旋盤と同じで理論仕上げ面粗さですのでチップの研磨面粗度などの要素 が影響しますので補正が必要です。
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回答ありがとうございます。 参考にさせてもらいます。
お礼
詳細な解説での回答ありがとうございます。 リンクページも含めて参考にさせてもらいます。