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トライアックの特性と構造
- トライアックについての質問について説明します。
- トライアックはT1とT2とGの3つの端子から構成されており、Gにトリガ電流を入れることでT1とT2の方向に電流を流すことができます。
- また、Gに電流を流し込むだけで、T1とT2両方向に電流が流れる特性があります。
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存在するはずです。 20年ほど前はトライアックの「?モード・トリガ」を保証しているもの しかゲートへ電流を流した際、T1→T2方向でのターンオンは出来ません でした。なので使用するトライアックのデータシートにて「?モード・トリガ 保証」と記載されているか念のため確認されたほうがいいと思います。 (古い話なので現在は全機種が対応しているかも知れません。 最近のデータ見てないのでゴメンナサイ。) ちなみに ?モード・トリガ T2→T1 の時 Gへ流してターン・オン。 ?モード・トリガ T2→T1 の時 Gから流してしてターン・オン。 ?モード・トリガ T2←T1 の時 Gから流してしてターン・オン。 ?モード・トリガ T2←T1 の時 Gへ流してターン・オン。 トライアックは便利な素子で小電流?で自己保持して大電流を制御しますが、 回路に応じた保護回路も大事です。また、サージによって破壊されることも あるので(ブレークオーバー電圧を超えた場合)、配線の引き回し(インダクタンス成分V=?I/?T)に注意が必要になる場面もありえるので。 小電流(低電圧)で自己保持することなく、大電流を制御可能なIGBTの ような部品が個人で入手できれば・・。と思うこの頃です。
質問の追記についてですが、なかなか良いサイトですね。 思わず見とれてしまいました。 仰るとおりになります。 電流の流れは、必ずPNPNとしか進めませんので逆並列に2個接続されています。 サイリスタの説明にあるようにトランジスタに置き換えて考えると 分かりやすくなると思います。 その時、ゲートの極性が逆になることに注意しなければなりませんが ☆技術の森の使い方☆ 質問に追記しても回答者には連絡が行きませんので返事が遅れるか 最悪、返事が来ないことになりますので 回答にお礼という形で追加質問してください。 そうすれば、回答者にメールが届きます。
トライアックは、SCRを2個逆並列に接続したものです。(記号からも分かる) 従って、双方向性スイッチです。 また、トリガ信号は、正・負いずれの電流でも制御できます。 まとめると、トリガ信号(正・負どっちでも)が入れば、 T1⇔T2双方向に電流を流せます。(=交流の制御に使われる) トリガの掛かり方ですが、どこを基準に見るかをよく押さえてください。 参考にされているサイトは非常に良くできています。 アニメーションで電流の流れ(トリガ含む)を分かりやすく表現していて まさに、そのアニメの通りです。 MT1の電位が高いとき、MT2が基準になりますので、 GはMT2より電位が高いので、トリガ電流は吐き出しになります。 トリガ電流:電源(+)→MT1→G→外部SW→電源(-)と流れます。(負荷省略) サイリスタがONすれば、トリガ電流はほとんど流れません。 (トリガ回路の方が抵抗が高いから) MT2の電位が高い場合は、トリガ電流は吸い込みになり トリガ電流:電源(+)→外部SW→G→MT1→電源(-)と流れます。(負荷省略) どうでしょうか。
お礼
plusさんありがとうございます。掲示板の使い方も教えていただき。 すみません、もうすこしだけ教えてください。 plusさんのコメントのように「トリガ信号(正・負どっちでも)が入れば、T1⇔T2双方向に電流を流せます。」 とありますが、例えばhttp://www.hobby-elec.org/pic6_c3.htmの構造図の左側で、等価回路も書いて見たのですが、Gに+トリガを入れた時にMT2がMT1に対して+ならばMT2からpnpnで右の経路を流れると思うのですが、 Gに+トリガを入れた時MT1がMT2に対して+の時はMT1からMT2にpnpnで流れることになりますが、そのトリガはMT1からみて2段目のnに入りますが、左の経路はどのようにながれるのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 つまり?~?すべてのモードに対応しているトライアックならばGの向きに電流を流せばT2→T1でもT1→T2でも電流を流せるわけですね。