- ベストアンサー
図面標記上の暗黙値
- 図面標記上の暗黙値について
- 径の異なる円筒を4ヶ重ねた形の治具の公差規格について
- 同軸度や振れ公差に関する図面上の記載の有無について
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
以前に私も同じような事を考えたことがありました。 寸法公差は規格があるのは知っているけど幾何公差は? ↓ 幾何公差もJIS規格があるが、無いものもある。 ↓ そもそも一般的に載っていないような規格を加工屋さんがいちいち調べるのか? ↓ 加工方法を考えて意識して加工してもらいたい所のみ幾何公差を記入しよう。 という結論になりました。 加工したい冶具がどの程度の大きさかは判りませんが、よっぽど巨大なものでない限りは真円度や同軸度が1ミリ2ミリもずれたりはしませんし、ワンチャック加工(同時加工)ならなおさらです。 ではどの程度から幾何公差を記入するのか?となると、加工するものの大きさ、加工方法に寄るとしかいい様がありません。ちなみに私はΦ300程度までの旋盤加工なら幾何公差0.1以下、で記入するようにしています。 また切削加工は加工条件の問題もあるので粗さ記号を入れると仕上げが必然的に軽切削になるので幾何公差も向上するという事もあります。 よく言われることですが、どうやって製作するかを考えるとその辺のさじ加減がわかってくるのではないでしょうか。
その他の回答 (1)
1.公差規格は全項目記載すべきか? 答え:原則記載します。「JIS B xxxxによる。」との指示もあります。 理由:常識や目安は狭い範囲にしか通用しないと思っています。 2.図面上に記載しなくとも常識的な目安はありますか? 答え:JISです。ただしJISもその中に公差等級がありますので公差等級をあらかじめ指定します。 3.同軸度 JIS B 0419 5.2.5 で同軸度の普通公差は規定しない。とありますが、その備考を利用できるかご検討ください。 4.振れ JIS B 0419 5.2.6 に円周振れの普通公差があります。その中に公差等級がありますので公差等級をあらかじめ指定します。
お礼
有難う御座います。 判り易い解説有難う御座いました。