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「平塗り」は難しいのでしょうか?
- 塗装に関しては、まったくの初心者のため、用語等に間違いがありましたら、ご容赦下さい。
- 現在、180x130x25mm程度のアルミ筐体に、「平塗り(焼付け)」(自動車のようなツルッとした塗装です)を塗装業者さんに外注しています。
- この塗装の仕上がりに、どうしても1mm以下の「ゴミ」が付着するのですが、これは、やむを得ないものなのでしょうか。業者さんは、何度も塗り直しをしてくれるのですが、技術的に不可能なものをお願いしているとすれば、申し訳ないものですから・・・。
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こんにちは。 当方も塗装に関してはそれほど精通している訳ではないので、的外れな点があればご容赦下さい。 高度に防塵管理されたクリーンルームでもない限り、ある程度の異物付着は避けられないと思います。 そこで、塗装を委託されている業者さんの塗装作業現場の環境測定を実施されてみてはいかがでしょう。 一定時間内に1平方cm当りどのくらいの大きさの塵がいくつ積もるのか、等を測定し、そのデータに基づいて御社なりの「塗装面への異物付着基準」を設定すれば良いのではないでしょうか。 そうした「基準」があれば委託先の業者さんもビニールハウスでブースを覆う等の作業環境改善がやり易くなると思います。
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平塗りは難しいとおもいます。 環境を良くする事は一番大切な事ですが塗装のブツや糸ゴミというのは環境だけの問題ではないのです。なぜかと言いますとブツや糸ゴミというのは 塗装後に分かるので塗装する前にはみえないのです。 このブツ、糸ゴミなどをそのものだけの大きさだけならそんなに目立たないのです。 簡単に言いますと、それを目立たないように塗るのがそれが塗装技術なのです。 設計のかたの認識とちがうかともおもいますが そういうこともありますのでよろしくおねがいいたします。
お礼
taiyouts様 ありがとうございます。 そうですか、やはり「「難しい」のですね。 >塗装後に分かるので塗装する前にはみえないのです。 恥ずかしながら、これは初めて知りました。 「なぜ、出来上がってから?」という疑問があったのですが、これで判りました。 >簡単に言いますと、それを目立たないように塗るのがそれが塗装技術なのです。 なるほど! 私共の業界の「ノイズ」に対する考え方と通ずるものがあるのでしょう。確かに塗装において「ゴミ」は、「ノイズ」ですね。 「目からウロコ」です。 こちらこそ、今後とも、よろしくお願いいたします。
ゴミの正体をつかむ必要がありますね。 まずは顕微鏡観察。形状や色である程度の推測はつきます。 繊維くず、顔料の凝集物、樹脂のゲル化物などです。 できればFTIRやEPMAによる機器分析ができればよいのですが・・・。 1つ質問ですが、そのゴミの周辺部は凹の状態、いわゆるハジキという現象を生じていませんか? 平滑塗装は塗装管理がなされていれば問題は無いはずです。 管理のチェックポイントとして以下の事が挙げられます。 1.塗料のろ過:塗料中の異物をフィルターで取り除く。 2.被塗物・アルミ筐体の脱脂:被塗物表面の異物を取り除く。 3.塗装ブースを清浄な状態に保つ:塗装ブース周辺にホコリがないか?塗装ガンの洗浄が適切か?焼付炉内が清浄か?
お礼
WOO様 ありがとうございます。 顕微鏡で見てみたところ、 ・ほぼ丸く突起状になったもの(「ブツ」という表現がピッタリ) ・上記の頭に黒い粒子状のものが見えるもの ・明らかに糸くず の3種がある様です。 周囲の凹みは、顕著なものではなく、顕微鏡で見て、若干周りより凹んでいるかな、という程度です。 「塗装管理」は、技術とは別に、難しいところです。 業者さんによって、持っている設備、品質への考えが違いますので、私共の仕様と価格にバランスできるところを探すしかないかと考えています。発注できる数量と価格からみて、到底、設備や環境を整えてもらえるようなものではないものですから。 塗装についてもっと勉強して、業者さんをいろいろあたってみようと思います。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 やはり、相応の設備がないと難しいようですね。 「塗装面への異物付着基準」の必要性は認識していたのですが、感覚的(見た目)なものを定量化するのが難しく感じられ、二の足を踏んでいました。これから今一度、基準作りを検討しようと思います。