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零細企業の設備投資
私は、親父と二人で製罐、板金、溶接業を経営しておりますが今、いろいろな問題があります。まず機械の老朽化で今時代、最新設備を投入しないと、加工対応できず、外注でまかなうしかなくコスト削減ができず、また自分の能力向上がはかれず、大変困っております。また設備投資には銀行が絡むため、悩みます。 自分の考えでは、スキルアップとともに設備投資して、売り込むほかないと思います。自社は安全柵や架台など得意先の作業者の安全や環境向上を図るための工作物の作成しています。
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こんにちは、親父さんと二人ということは、貴方は息子さん ですね。 つまり事実上は、まだ直接の経営者ではないと判断いたします。 スキルアップですか…先祖代々培われた今の旧態依然の環境で どこまで向上できるのか?机上のスキルではアップしきれない のではないでしょうか? 設備投資とありますが、現在外注先に依頼している設備と同じ 内容なら、それは営業競争力にも欠ける設備になるでしょう。 もし、新しい設備を投入するのなら外注先よりもランクの高い 高価な最新鋭で高性能の機械設備になると思われますが? ただし、例えて言うなら「昨日まで近所のスーパーやコン ビニへ軽自動車で買い物に行っていたのが、今日からは、 フェラーリやF1マシンで行く」そんな設備にならないよう 慎重に選択してください。 銀行融資が必要とありますが、新しい設備を導入した場合にかかる 電力受電設備や現場環境は、今のままで大丈夫か?消耗部品の 単価は?新たに必要になる工具費用は?使用電気料金は? などなど月々に必要な経費と更に設備償却費を算出し具体的な 事業計画を作成し、それに伴う客先からの受注見込み生産量を 出さない限り、銀行は話も聞いてくれないでしょう。 もし、それでも銀行がNOというのなら冷静に受け止め 自己資金で設備ができるまで我慢せざるをえないと思われます。 最後に、貴方が考えて、ここに書き込まれた内容は 経営者である親父さんも貴方以上に具体的に考えているはず ですよ。 もし、貴方が、その伝統的な環境から脱却したいと思うのなら まず、外へ出て他所の新しい設備環境でスキルアップし 新しいノウハウを引っさげて凱旋し、具体的に親父さんの 会社の改革案を提示するのが、親父さんを納得させる方法 なのかな?とも思います。 厳しい状況だからこそ、少し厳しい書き込みをいたしました。 ここに話を持ち込むより先に、目の前で必死に働く親父さんと とことん会社の将来を話し合う方が得策とも思えました。
機械加工屋ですので参考程度に聞いてください。 私の会社のお付き合い頂いている協力工場さんは二つに分かれます。 一つは代替わりする毎仕事を増やし設備投資をして大きくなるところ。 もう一つは仕事量も設備も先の例に比べて少ないのに収益はそこそこ上げているところ。 後の例は人がやらない、嫌がる(つまり腕の必要な)仕事をやっています。 (加工屋ですので)難削材専門、複雑形状専門、高精度専門、微細加工専門などです。 既になんとなくご自分で答えは分かっていらっしゃるようなのでこれくらいにしておきます。 スキルアップ頑張って下さい。
回答にはならないかと思いますが、20年前に私も同じ経験をしました。 私は親父の取引先にて修行を行い、その後、自営の親父と二人で仕事をこなしていましたが、設備更新で親父と意見が対立して大喧嘩となり、結果、私が最新設備を導入して独立する道を歩み始めました。 国金から独立資金として80万円を借り、マル専手形を何十枚も切り、おまけに取引先の裏判信用によるリースも組み、当時で3000万円以上の負債?を抱えて貸工場にて独立した訳ですが、資金繰りはとても苦しく、大家に家賃を待ってもらったりしながら必死で生き延び、3年目にようやく黒字に漕ぎ着けました。 親父と私の取引先の住み分けは行ってましたが、やはり品質の差から私の方へ仕事が多く流れるようになり、結局、独立後4年目にして私の工場に親父が合流する形でまた一緒に仕事をするようになりましたので、新規設備を行って正解だったのではないかと思います。 下記にも記載されてますが昨今はいろいろな制度資金が低利で活用出来ますので、調べてみては如何でしょうか。
大変ですね、 しかし >自分の考えでは、スキルアップとともに設備投資して、売り込むほかないと思います。 ご自分で答えを出しているのでは? ともかく自分を信じてがんばってください。
中小企業の支援を政府としてもいろいろ検討してはいるようです。 例えば、融資については下記参考のURLをご覧下さい。金額次第では無担保で政府資金を利用できます。 また、技術についても、中小企業庁の支援を受けて地方公共団体や財団法人が運営する技術センター等で無料の講習会等も開かれていますので、参加されたら如何でしょうか。