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ピカ不良の原因は何なのか?
- 油のワイヤー加工機でピカ不良が発生することがありますが、その原因について知りたいです。
- ワーク圧が厚くなるとピカ不良がより発生しやすい傾向があります。
- 具体的な条件として、ワイヤーの厚さが0.2mm、回数が8回、開放加工、テンションが1400gの場合に、55mmの厚みのワークでよくピカ不良が発生します。
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私はソディックの機械を使っていないので、詳しくは分かりませんが、一般的な加工条件の構成について説明します。加工の順序で1St、2nd、3rdと言いますが工程で考えると荒工程(1st、早く切る)次に形状補正工程(2nd、1Stで出た形状エラーを補正する工程)最後に仕上げ工程となります。工程が進むにつれて当然加工パワーは小さくなってきて前工程の面の位置が正常な位置でない場合は加工は不安定になります。正常な位置でない場合というのは、1Stカットでの加工歪が多い場合などに起こります。2nd条件には、補正限界があるので加工歪が限界を超えていた場合は、1Stのオフセットを大きくして補正条件を2回以上まわす必要があります。参考になりますでしょうか?
1stの加工条件を変えているようですが、断線等がありますので、それはいいと思います。それと、補正はどのようにされてますか。1ミクロン変える場合は、最終補正から、最初の補正まで1ミクロンづつ変えるようにしないとまずいです。板厚物は、とかく大変だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 補正は全て変えております。 2ndを2回廻すことを考えてみたいと思います。
1st,2ndの際の加工むらがそのまま残っているのではないでしょうか。ピカ自体が悪いのではないと思います。加工の際、場所によって速度の違いがありませんか?もしそのようであれば、2ndを2回まわして見てはいかがですか。たぶん言われているピカ不良とは、スジが残るような現象化と思いますが、、、。そのような現象は、細線でも発生しています。当社でも、同じ機械を持っており、0.03から、0.2まで加工しております。あとは、ソディックの加工技術に相談してみてはいかがですか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 1Stはあまり関係ないと思い込んでいました。 1Stでは加工条件を時々変えていました。 2ndは絶対に変えませんが・・・ これからは1Stもあまり変えないように気をつけて試してみたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 2ndが重要と言うことですね。 参考になります。 廻しが一回増えると加工時間も掛かるでしょうし、 実現できるかどうか分かりませんが この件につきましてはソディックサービスも含めて見直していきたいと思います。