- ベストアンサー
アルミは両性金属であるため、電気メッキはできない。
- 両性金属は、酸や塩基と反応する性質を持つ金属のことです。
- アルミは両性金属であり、酸や塩基と反応してその表面に酸化被膜が形成されるため、電気メッキが困難です。
- したがって、アルミを電気メッキする場合には、特殊な前処理が必要となります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
kei-nksmさんが答えるように『できない』と言い切ってしまうのは問題があると思います。 簡単に考えた場合、アルミには電気メッキはあまり施さないということだと思いますよ。 アルミにする表面処理はアルマイト各種と無電解ニッケルめっきなどでが多いです。 御承知かも知れませんがアルマイトは電気を使って別の金属をアルミ表面に付着させるのではなくアルミ自体を陽酸化皮膜させその後、水酸化アルミニュームを形成させる処理で電気めっきとは違います。 無電解はその名の通り電気めっきではありません。 ご参考までに、
その他の回答 (2)
念のために、再度書き込みますが… アルミニウムを別の金属(ニッケルやクロム)で被覆する。これは可能です。電気めっきも無電解めっきも可能です。そんなに特殊なことではありません。 両性金属であることと、めっきの可否については何ら関係はありません。両性金属のため、酸にもアルカリにも溶け出してしまうことはありますが、中性のめっき浴を選択すれば問題ありません。 ある金属(金属には限らないが)をアルミニウムで電解によって被覆することは、水溶液では原理的に不可能です。水素過電圧によるためで、この問題を回避するために非水溶媒(有機溶媒)中で行います。かなり特殊なので、実験室レベルでしか行われていないでしょう。 蒸着ならアルミニウムで被覆することは可能ですが、これは電気めっきではないですし。
お礼
再度のご回答、重ね重ね恐縮です。
> アルミは両性金属であるため、電気メッキはできない。 根拠のない発言ですねぇ。 両性金属とは、酸でもアルカリででも溶解する金属を指した言葉であり、アルミニウムも両性金属ですが、亜鉛もそうです。亜鉛が電気めっきできないわけはないでしょ。 **めっきといっても2種類の意味があるので… ◆アルミニウムへのめっき ジンケート処理(アルミニウム表面を亜鉛で置換被覆する)ののち、電気めっきでも無電解めっきでも可能です。またこのジンケート処理を省いた直接めっきの方法も、いくつか発表されています。 ◆アルミニウムでのめっき 原理的には水溶液からのアルミニウムの電解析出は無理です。有機溶媒を使用したかなり特殊なめっき浴では可能ではあります。
お礼
詳細なご回答をありがとうございます。 アルミニウムへのめっきは電解・無電解共に可能なのですね。 アルミニウムのめっきが水溶液中でできないのはどうしてなのでしょうか?水素過電圧によるものでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 今後ともご教授お願いします。