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真鍮と銅のスポット溶接方法とは?
- 真鍮と銅のスポット溶接について、効果的な方法を紹介します。
- 真鍮と銅のスポット溶接の手順と注意点について解説します。
- 真鍮と銅のスポット溶接のメリットとデメリットについてまとめます。
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1.真鍮の種類は?亜鉛が35%以上のものは接合強度を得ることが難しいです。快削黄銅のように鉛が添加されたものは、無理と思います。 2.融点の異なる金属ですので、溶融接合ではなく拡散での接合となります。接合界面の発熱を利用する低加圧・短時間での接触抵抗を利用するスポット溶接機が良いです。なお、固相での拡散接合よりも液相での拡散接合のほうが、安定した強度が得られますので、どちらかの金属にあらかじめ低融点金属のメッキ(錫めっき)をお勧めします。 3.接合する金属の大きさがわからないのですが、両者がそれぞれの拡散温度(融点以下)に上昇させることが重要です。発熱だけでなく放熱を考えて、両者の熱バランスをとらねばなりません。熱バランスをとる方法として、電極材質や太さを変えること、接合箇所の設計変更で熱バランスをとりやすくすること、直流溶接機での極性効果を利用する等があります。 4.経験的な要素が多いですから、専門の溶接機メーカにテスト依頼をすることが早道と思います。
- 参考URL:
- http://seiwamfg.co.jp
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Bs,Cu,等のスポット溶接は、溶接個所の加工形状も、重要。コンデンサー式の一例 加圧力は、Feの5割増ぐらい必要。 電流値と、加圧力のバランスが、微妙。 電極は、案外クローム銅が、長持ち。
真鍮と銅は電気抵抗が小さいので溶接しにくい材料です。 試作,実験テスト、剥離強度測定を繰り返しやつと溶接条件を見出しました。貴重なノーハウですが・・・(もったいぶっている?) 1.真鍮側電極にはMoを銅側電極にはWを使いました。 2.電極押し圧力の管理が重要です。 3.#1紅生姜さんのおっしゃるように大きな電流が流れます。(トランスの選択) これはあくまでも私の経験ですので参考にとどめ、各種実験を行なって溶接条件を見出してください。 Mo、W材料はどちらかというと電気伝導度が低い材料です。 以上、参考になれば幸いです。
うまくいっていないのであれば、その現象を記載いただいた方がアドバイスしやすいです。 そんなに難しい溶接ではないと思っています。 真鍮や銅は熱伝導がよく、電気抵抗が小さいので、溶接点が発熱しにくいです。鉄系の溶接より大きな電流を流さねばなりません。クロム銅などの電極ではうまくいかない、電極寿命が短いなどの問題があるようです。高温強度が高いタングステン系電極にするとうまくいくようです。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 現場に連絡し、状況を確認し対応策を考えます。
お礼
ありがとうございます。 とても参考になると思います。 早速現場に連絡し、トライしてみます。