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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アノードの溶解性)
アノードの溶解性に関する問題と対策は?
このQ&Aのポイント
- スルファミン酸ニッケル浴を使用して角板形状のアノードで電鋳を行っていますが、遮蔽板を使用しているにもかかわらず板厚のバラつきが生じています。
- 特に板厚の大きい部分の正面にあるハンディニッケルの減りが早いため、溶解性にバラつきが生じています。
- 問題の原因としては、遮蔽板の開口が左右均一になっていない可能性があります。対策としては、遮蔽板の開口を均一にすることやアノードの配置を見直すことが考えられます。
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noname#230359
回答No.3
先ほどの回答で40gと数字を出したことは混乱を招きました。申し訳ありません。 言われるように塩化ニッケルは極板の溶解度はよくなりますが物性は悪くなるのは事実です。 しかし、光沢剤の作用によってそれを抑えることができると思うのですが。 メッキの用途にもよりますが塩化ニッケルを入れることで浴電圧が下がり均一な電着性が得られるため当社は塩化ニッケルを30g以上で保つようにしています。 ただし用途にもよりますので一概に塩化ニッケルを入れたほうがとは言い切れません。
noname#230359
回答No.2
当社も塩化ニッケルがほとんど0で管理しています。塩化ニッケルを入れると、アノード溶解性は確かに良くなります。しかし皮膜応力が高くなり物性が悪くなります。40gまではいかないにしても、5gぐらいの濃度で皮膜物性などを見ていけばよいのではないでしょうか?
noname#230359
回答No.1
スルファミン酸ニッケル浴ということですが 極板には角状のものを使用しているのですか? 当社は丸状(Sラウンド)を使用しています。 その液には極板溶解のために塩化ニッケルは 入っていますか?濃度が40g/Lより少ないと 極板の不動態化が起こっている可能性があります あとは極板と接電部分のさびや汚れなどが考えられます。
質問者
補足
ご回答いただきありがとうございます. 極板は丸状,接電部分は錆にくいものを使用,導入直後ということもあり錆,汚れはありません. 気になったのは塩化ニッケルです.40g/Lよりもはるかに少なく,ほとんど0に近い値で管理しています.これは通常で考えるよりも少ないのでしょうか?なぜ,少な目に管理しているのか?塩化ニッケル不足が原因なのかそのあたりをつめていこうと思います.
補足
回答が遅くなりました.申し訳ありませんでした. 実際,塩化ニッケルを全く使用していないわけではありません. 当社で塩化ニッケルを40gまでにはしない理由としましては内部応力が引張となり,メッキ層がはがれやすくなるのを防ぐためというのが理由のひとつにあります. 同じ槽での一部のバスケットに入ったニッケルの溶解性が速いということは単に塩化ニッケル濃度だけでなく,他に原因があるようにも思います.