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調整・固定ネジについて
- 調整・固定ネジについての質問です。
- 小型の装置に使われる調整ネジや固定ネジは非常に滑らかな動きをするようですが、何か特別な機構があるのでしょうか?
- 光学機器のネジに塗られている薄い樹脂のような物は専用の塗布剤でしょうか?
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調整用の場合は細目ネジの方が微調整が効きます。動きについては皆さんの言われる様にグリスの粘度で調整しています。グリスの選択や混合比率などが組み立て工程でロットごとに管理されているはずです。ベアリングの補充用のグリスが少量で数種類の粘度を選択して購入できると思います。機械工具店などに相談してみては如何でしょうか? 光学用には沢山の種類が在り、私が見ただけでも20種類程度は在ります。調整用にはそこまでの種類は必要ないと思います。 老婆心ながら光学機器のネジは触らぬ神に祟りなしです。ネジの締め方で性能を出している場合が多いので調整ネジといえども不用意に触られない方が良いと思います。
カメラのリードネジがしっとりした動きをするのは特殊な機構があるわけではなく、調子出しに適した潤滑油を入れてあるだけです。気を付けなくてはならないのはネジのガタ量が管理されていることとそれに合ったチョウ度の潤滑油を選定することです。 昔、ネジを削り出していた頃はネジをラップしてざらつき感を消していたこともあったようです。 またカメラのように使用する温度範囲が広い機器では温度によって粘度が変化しにくい油を選ぶ必要があります。 〉ネジ部に薄く樹脂のような物が塗ってあった事がありました。 おそらく初期なじみを良くするためドライルーブが塗ってあったのでしょう。
特殊な機構は特にないと思います。 加工精度や潤滑剤の流動摩擦摩擦の関係だと思います。 顕微鏡のレンズ移動などは、グリス状の高粘性なグリスを使った方法などもあります。 専用のグリス(樹脂?)が有ると思います。 もし見つからない場合、専用のグリスかどうかは分かりませんが、この件に使えそうな超高粘性の特殊なグリスがあります。 お分けする事も出来ますので、ご必要でしたら下記URLよりご連絡下さい。