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頭のなくなってしまったネジの取り方
とある装置の調整用の棒なのですが、先端がネジになっていて、調整部のネジ穴に頭のネジをねじこんで固定し、回調整部を棒で回転させて使用していました。が、先端のネジ部の根っこから折れてしまったのです。結果、調整部にネジ部のみが埋め込まれたまま、取れなくなってしまいました。つまりは頭のなくなってしまったネジの取り方をお伺いしたいです。 どうかよろしくおねがい致します。
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質問者が選んだベストアンサー
良回答がいろいろと出されている所に割り込ましていただきます。 他の回答者の方が「逆ネジ」とおっしゃっているのは、 「スクリューエキストラクタ」(ネジ取り工具)のことでしょう。 ドイツのシュローダー社の製品がお勧めです。東急ハンズなどで手に入ります。 国産にも同様の工具がありますが、不良品が多く、使い物にならないものばかりでした。(経験済み) 使用できるネジのサイズはM3から用意されているので、たいていのネジが取れるはずです。 使い方は、工具指定のドリル径でネジの中心に穴を開け、工具を差込んだ状態で「チョン」と叩き込み、左回転で抜き取ります。 もし、工具が手に入らないときや、使っても上手くいかないときには 「ヘリサート」しましょう。 (すいませんややこしいカタカナ語を連発して、適当な日本語が無いもので) 通常、ネジが取れなくなって、ドリルで削り落としてしまうと、ワンサイズ大きなネジを使わなければなりませんが、 ヘリサートというのは内にも外にもネジか切ってある金物を入れることで、 ドリルで削り落とした穴にヘリサートタップでネジを新たに切り、 インサート金物(これが内外にネジがあるもの)をねじ込みます。 すると、元のネジと同じ大きさのネジが使えるようになるという優れものです。 活字で説明しただけでは解りにくいので、機械工具屋へ相談すると良いでしょう。 機械工具屋が見つからない時は、近くにある機械工場に電話して、出入りの工具屋を紹介してもらいましょう。 蛇足ですが、 調整ネジの材質は何をお使いでした。 調整ネジは頻繁に回すことが多いので、ねじ切る可能性が高い。 ねじ切れを防止するためには、強度のあるSUSのネジなどを使うようにすると、今度のようなトラブルが避けられます。 また、紹介したヘリサートは、雌ネジがだめになったときや、雌ネジをあらかじめ補強しておく用途にも使えます。 参考になりましたでしょうか。
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- kikumaro
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ネジのサイズにもよりますのでこの回答が当てはまるかどうか… あくまでも『作業スペース』と道具、調整用のネジの予備が揃っている事を前提とします。 一つは、もし、ネジの頭が少しでも見えているようならば、ネジの側面をヤスリで平にし、『ヴァイス・プライヤー(ヴァイス・グリップとも言います)』を使って、まわしてみる。これで回れば、運がよかった事になります。 ネジの頭が結構出ているならば、サイズの合う『ナット』をダブルで装着、それをレンチで回す方法もあります。 もしも回らない場合、またはネジの頭が全くない場合は二つ目のやり方。電動ドリルで粉砕し、工具屋さんで売っている『タップ』を使うやり方。ただしこれをやると穴のサイズが変わってしまうので、調整用の予備のネジとサイズが合わなくなってしまいますから、このやり方ではダメでしょう。 そこで三つ目のやり方。ネジの直径よりも細い電動ドリルで、真っ直ぐに穴をあけ、そこに工具屋さんやネジ屋さんにて置いてある、『逆ネジ』をさしこむ。 この『逆ネジ』、セットでしか販売していない所が多い・・・というよりも、それしかないので、少々値段が高めです。 逆ネジをねじ込んでいけば、だんだんと折れたネジが出てきます。 以上のようなやり方がありますけど、もしもネジが折れた原因が、『ネジ山の焼きつき』であった場合には、残念ですが2番目のやり方しかないでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 頭はまったく出ていないので、タップと逆ネジの方向で探ってみます。が、条件はかなり悪そうです。ありがとうございました。
- joe-kun
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結論から言うと方法はあります。 そのネジの大きさがどれくらいのサイズか分かりませんが,その折れた部分から穴を開けて,「タップ」という工具で折れたネジに逆ネジ穴を切り込みます。そこに1サイズ小さい逆ネジをねじ込めば折れたネジは取れます。うまく説明できませんでしたが,「タップ」はホームセンター等で売っていると思いますので,詳しい使い方等は聞いてみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ネジの径は3mmくらいしかないのですが「タップ」は使えるでしょうか。とりあえず調べてみます。ありがとうございました。
ネジ穴から出ている部分は全くない、真っ平かえぐれ穴の状態なのでしょうか? 1センチほどでも出ていれば、そこをバイスグリップで挟んで回せば取れると思いますが、そうでなければ、穴に残っている折れたボルトに逆タップで穴を開けて、逆ネジを回して取るという方法と、T字型の金具を折れたボルトに溶接して、T字金具を回して取るというのをやった事があります。 ネジがかたくないのであれば、折れたボルトのセンターにドリルで少し穴を開けて、そこにネジ山潰れ対応のドライバーというのがありますので、これをハンマーで叩き込んでやれば回せると思います。普通のマイナスドライバーだと、折れボルトの材質によってはドライバーの歯の方が潰れてしまう事もあります。 いずれもある程度太さのあるネジであることが条件ですが、直径数ミリの細いボルトでしたら、私は取る事はあきらめて、折れたボルトごとドリルで削り取ってしまいます。その穴にタップを切って、ワンサイズアップのボルトを入れるようにしてました。 これは取る方法ではないのでペケですかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 残念ながら頭はまったく出ておらず、ネジの太さも3mmくらいしかありません。作業スペースもかなり限られている上に精密機器ときています。どうやらあきらめるしかないようですかね。本当にありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。しかし状況はかなり厳しいようです。「スクリューエキストラクタ」と「ヘリサート」について調べて試してみます。またわからないことがあったらみなさんにお伺いするかもしれませんがよろしくお願いします。